見出し画像

ヨガ講師をもう一度目指すまでのまわり道で出会った諸々②


ヨガ講師になろう!と思った頃にはブランクもあってオーディションを受ける勇気がなく、一旦仕事にするという目標から離れることに。それでも、ヨガを教えるまでに足りない知識を補おうと、講習会などに参加するなどでパズルのピースを必死に集めようとしてたのが前回の記事。

参加した講習会でシークエンス作りの知識は得たところで、
次に埋めたかったパズルのピースが「解剖学」。
解剖学はRYTで少しかじったくらい。
生徒さんに怪我をさせないためには、この解剖学をもっと理解する必要があると当時の私は考えていた。


「解剖学が学べる」と書かれた求人

当時求人サイトで「働きながら解剖学が学べる」というストレッチセラピストの求人が目に入った。
ヨガの仕事探しからは一旦離れるものの、「ヨガに活かせそうな仕事がしたい」と思っていた私にピッタリな求人だった。
マッサージもなんとなく得意だったので、応募してみることにした。

面接でノリで採用いただく

求人に応募したストレッチ専門店はストレッチ事業を始めて間もない会社だった為、とにかく人が欲しかったのではないかと今になって思う。
社長とカフェで面談し、その場であっさり採用頂いた。
というか「とりあえずやってみて合わなかったら考えよ♪」というノリで採用されたのだ(?)

「最終的にはまたヨガインストラクターを目指したいんです。」と正直に伝えてたが、
「ヨガインストラクターは飽和状態だからね、稼げないよ」とばっさり😳

それでも解剖学を学べるし、
施術で多くの人の身体の凝り方も知れるからいいかも!ということで就職を決めた。

2ヶ月かけてストレッチの技術を学ぶ

入社して早速、解剖学と合わせて施術の方法を徹底的に教わった。
週2回、講師の自宅(兼サロン)に行き、マンツーマンで講習を受けた。
最終的には60分の施術を講師に行い、合格するまで現場には出れないしくみ。
今思うと研修内容は基礎中の基礎だったけど、当時の私にはなかなか手応えのある内容で楽しかった。

大幅な施術時間オーバーで不合格を一度喰らい、2度目の試験で合格。
晴れて現場デビューしたのであった。


現場での色々

ストレッチセラピストとして店舗に配属され、毎日3〜5人のお客様を施術する日々がはじまった。
その頃にはすっかりヨガの仕事を目指していた事は頭の隅っこに追いやられ、施術の技術向上や売上成績を上げる事に必死だった。

配属された環境は良かったと思う。
女しかいない環境は色々と大変と聞くことが多いけど、
超絶平和な女環境にしか当たったことがない私は、今回もとても恵まれていた。

調和を乱す人がいなく、皆で助け合っている環境が居心地良かった。

(脱線するけど、当時の店長さんが同じ高校出身で、さらに私が入っていた部活の顧問が店長の担任の先生だったこともあり運命を感じた。笑)


フルタイムだったけど雇用はアルバイトで、時給は売り上げに対して変動する給料体系だった。
唯一これが私には向いていなかったのだ。
営業要素の強い業務内容に関しては何一つ花咲いたことがない。
今回の仕事も回数券を買って頂くという、会計間近のクロージングトークは何よりもの苦手分野。

そんなこんなで、売り上げ成績は伸びず。
それでも施術は楽しかった。
ストレッチの技術や身体についての知識が磨かれていく実感があった。

コロナウィルス爆誕で会社がブレる。私もブレる。

そんな頃にコロナウィルス爆誕。
例に漏れず、働いていたストレッチサロンは大打撃を喰らう。
最初の自粛期間はもちろん休業。
営業開始しても客足が伸びず、サロンは経営が苦しかったのだろう。

経営方針が変わったのだ。

どんな風に変わったのかはここでは伏せておくが、
解剖学知識、技術を磨きたかった私には一切合わない経営方針だったのだ。

そして私もブレはじめた。
もうここから先は書きたくないほど情けないのだけれども、
この失敗談(?)というか一貫性のない決断や甘えた行動も含めて、過去の私だとここに記すと決めたので、次回のnoteで語ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?