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藤井風さんのライブに行ったらプリンセスな友達が出来た話

プリンセスな友達が出来た。

歩いているだけで四方八方に品を放ちまくる、ダイアナちゃんだ。


ダイアナちゃんとは2022年、藤井風さんのライブに行く途中に出会った。


大阪のパナソニックスタジアムで開催されるライブに参戦すべく、飛行機で
伊丹空港に降り立った直後だった。

ズッ友のゆきちゃんが「トイレ行きたいから荷物お願いにー」と走り去った。


……もしこの荷物をやられたら、ゆきちゃんの今晩のパンツはない。これは責任重大。現場の人間全てをシークレットサービスばりにギラギラとチェックしてた。もしトランクを奪いに来た輩がいたら即座に撃ち抜く意気込みであった。


そんな時突然背後から声がした。

気分はイーサン・ホーク。一発で仕留めねばならぬ…

鋭い眼光をたたえ、意を決して振り向いたところ


「あの…ホント申し訳ないんですが、私もお手洗いに行きたくて…良かったら荷物見ててもらえませんか?」


ま、まぶしい!!!目が!目がァァァァ!!!!

そこにはメチャクチャ品の良い可愛い女性がモナリザのように微笑んでらした。伊丹空港に突然のボンドガール登場である。(もはや作品の統一性は無視)

控えめな柔らかい優しいお声、一礼して去る姿、微笑み方、神々しい雰囲気…もはや隠せない溢れ出る品性の良さ……それはもうプリンセスそのもの。

「もちろんです(キリッ」

二つ返事でオッケー。

そしてワイ、ゆきちゃんとプリンセスのパンツを死守する、伊丹空港ミッションインポッシブル!!!!


その後も偶然同じリムジンバスに乗車。降車したところでプリンセスダイアナがまた話しかけてくださった。

ダイアナちゃんも同じライブに参戦予定。ハイ運命。インスタ交換した。


風くんのライブは一生ものでした…


数ヶ月後、ダイアナちゃんとお茶をご一緒させていただく機会に恵まれた。SNSでは繋がっていたけれどきちんとお会いするのはこれが初めて。


対面でお話する時間を持ってしても、ダイアナちゃんはやはり思っていた通りのプリンセス…

お紅茶好きで博識、海外にもご縁がおあり。常に口角が自然に上がった品の良い微笑みをたたえ、ゆっくり丁寧に、美しい言葉遣いでお話しされるし、姿勢や所作、雰囲気全てがもうこの世の品性を全て固めたといっても過言ではない。
あ、え、もしかして本当にロイヤルの方…?と心の中で疑ってたレベル。


人を和ませる独自の雰囲気、一緒に居てずっと本当に居心地が良い。ああ、生きるパワースポットとはこのこと、またお会いしたい…

プリンセスの前でも食欲旺盛な48歳全力おてんばおばさん、大盛りのうどんをズルズルーッ!も啜りながら思った。


お洒落な珈琲屋の月イチうどんランチの日私だけ大盛り頼んだ(手前)


そして幸運なことに、最近2度目のお茶の機会をいただいた。

お茶屋さんのランチ、担々麺美味すぎた


ダイアナちゃんはますますプリンセスバージョンアップしてた。本日も素敵なお召し物と、以前お会いした時より一層お綺麗になられてた。これはもはや品の発光体。直視出来ないレベル。サングラスしたい。


目を焼き切りながらダイアナちゃんが風くんの海外公演に行った話や、私の推し(前川清さま)の話や仏教の話(無理矢理聞かせた)


特に頷きん赤べこになったのは「推しはひとつではなくいくつか持たないといけない」という話。
ひとつの推しに全力を注いでいると、それがダメになった時の虚無感脱力感が凄い。複数の推しがあれば耐えられると…確かに。私も推しがいくつもあるのでよかった。


しかし知性がある人って本当に会話が上手くてわかりやすくて無駄がない。なんと心地の良い会話なのでしょう…


名残惜しかったけどまた来年ねとハグしてお別れ。ハグした感じも良くてお互いに幸せになった。


品は育ちや知性の影響するところだから努力で身につくものではないと思う。
ハグで少しでも吸い取ろうとしたけど、帰り道横入りしてきた軽トラに早速「クソが!!!!」と叫んだので多分吸い取り失敗。

品、売ってるなら買いたい。出来ることならば福袋で買いたい。




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