ただただ金麦の金木犀を褒める話
ちいさいあき、みぃつけた〜
今日はおばちゃん、この秋限定金麦ちゃんにメチャクチャ心奪われてるからそれについて語りたい。
ビールクズの私なんで毎日飲む。
仕事の日は午前中から黒木華気分の脳内で「タ〜ァ、タラッタッ♪帰れば、金麦」ってリフレインしてるし、シフト上がる時には心に飼ってる松下洸平に「おつかれ生です」って労ってもらってる。
いつものように今日は何を飲もうかなってイオンの酒コーナーを覗いた時、この子は居た。
いつものビールたちが並ぶ棚の中で「え、何このおシャンティなデザインの缶は…?」と惹きつけられる存在感と佇まい。
「この子は…普通の子とは違う。何かキラリと光るものがある!!!」
逃してはならぬ!敏腕スカウトマンの気持ちで走り寄り、「こんにちは〜あっ、ボキ怪しいものじゃないです。君ちょっと良い?」
振り向いたその顔を見ると…
……え、君、金麦なの!?
え、僕たち毎日会うよね?むしろ一緒に住んでるよね?
でも僕の知ってる金麦ちゃんとは別人…
え、金麦ちゃんうちではいつも単色のブルーか緑色の服しか着てないやん!突然そんな洒落たワンピース着て、おめかししてたらもう全然別人やん〜!いやむしろどこのスタイリストさん付けたん〜!?急に垢抜けてかつ雰囲気まで変えてもーて!!!おばちゃんわからんはずやん!
も〜目が合った瞬間に「おばちゃん!あたし金麦やで!!!」って言うてーなー!も〜はずかしわ!!!!
(おばちゃん戻ってきた←
ん????よく見るといつもの金麦の横になんか枕詞がついている。
「帰り道の金木犀」
エモい、エモーーーーーい!!!
エモいヘアスタイル!!!
アンタ、どこのカリスマ美容師に切ってもらったん!?おばちゃんもそこでパーマ当ててもらいたいわ!!!
更にこの子、もうひとつとんでもないアクセサリーまで着けてた。
いつかと同じ 空の色、あの香り。
エモい……エモーーーーい!!!!
え、どこのジュエリーデザイナーさんのアクセサリー!?羽賀研二!?どこに売ってますのん!?イオンでは売ってないで!!!!
思えばイケイケカースト底辺、イケメンに道を聞かれても100%本当に迷い人だった過去しかないわたし。
輝かしい青春や思い出がないわたしでも、「グハァ!エモい…!」って酒コーナーで心臓掴んで膝から崩れ落ち、倒れ込みそうな気持ちになるこの一文。考えて人出て来て欲しい。
きっとサントリーに入社できるような人はずっとキラキラ栄光の人生を送ってる方だろうけども、
そんなあなたと180度立ち位置が違う私でも、共通なエモい感情になるこの一文を作ったアナタ、天才!!!!!え、現代の清少納言なの????「今回の先生の作品、マジでいとおかしですぅ〜〜」って言いながら泣きながら握手したい。
枕詞、
チョロりと載った一言ポエム、
金木犀が今にも香って来そうな雰囲気のあるデザイン…
この三位一体、ああなんと文学的!!!!かつてこんなパーフェクトなビールがあった!?
しかもこれを金麦ラインでリリースするなんて!訳わからんこだわりのクラフトビールが出してても違和感ないレベルの仕上がり。もう称賛することしか出来ないよあたしゃ…
そしてもちろんお味も美味しい!
もともとエールタイプが好みなので、夏の金麦エールも毎年箱買いして楽しんでいるのだけど、金木犀ちゃんはエールにプラス香りと奥行きが出てて本当に秋を再現してる……
てことで2箱買いました。また追加購入したい。
しかしこれは即完売の予感。
こんなエモいビール絶対売れる。
いつかと同じ、のいつかなんて具体的にないんだけど、ノスタルジーに浸りながら秋の夜長をエモい気持ちで過ごせるこの金麦は最高傑作です。推せる。推しまくるよあたしゃ!!!!
ああどうかまた来年も会いたい金木犀ちゃん。おばちゃん、今度は一目でおめかしした金麦ちゃんってわかるようにしとくからね。
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