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天皇賞秋2023の予想(最終結論)
10月28日追記分
最終予想
予想印
◎3ドウデュース
◯7イクイノックス
▲4ダノンベルーガ
△10ジャックドール
☆9プログノーシス
買い目
(私)
◎ 単勝
◎→◯→▲△☆
(広く買って狙うなら)
三連単
◎⇄◯→印(厚め)8点
◯→▲△→◎(抑)2点
▲△→◯→◎(抑)2点
※イクイノックスの3着以下が考えられない
予想理由(展開も含め)
ポイントとなるのはジャックドールどノースブリッジの位置どり。
枠順発表で外になってしまったジャックとしてはかなり手痛いものになってしまったのでは・・と。枠発表当初くらい?ノースブリッジの「逃げ宣言」の記事っっぽいものが出ていたので探してみたが確認できず。調教の経過などからも、ジャックドールがハナを切ることはほぼ間違いなさそう。
ただし、ジャックドールが「どれくらい逃げるのか」というところが曲者。思いつくところは二択。
①引きつけて、最後にある程度の末脚を活かす逃げ(大阪杯的な)
②たとえ単騎でも、引き離した形の逃げ(昨年のパンサラッサ的な)
どっちを選ぶのかというところ。
②をもしも選ぶのであれば、基礎能力自体とスタミナがパンサラッサよりもジャックドールの方が単純に上であり、今回のイクイノックス相手にも最後まで残ることができる可能性が上がる。この場合、正直ドウデュースの勝機が少し薄れてしまう気がする。
しかしながら、一度主戦を降ろされて今回は「武豊に先約があったため」復帰となった藤岡佑。今後のジャックドールのことを考えてもあまり無茶なことはしない、ある程度「無難」な逃げに徹するのではないか・・と考えています。というわけで私はハナを切るにしてもジャック藤岡は①を選択すると判断します。
以下隊列としては
(向こう正面)
← 10ー(1・5)ー(4・6・7)ー(2・3・8・9)ー11
という形になるかなと考えています。イクイノックスはやや前。
4コーナーでほぼ一団。能力比でこの段階で差がある馬は脚が残っていない可能性あり。最終コーナー後は粘るジャックドール、ガイアフォースが迫るものの、まずダノンベルーガが抜け出しにかかる。続いて早めにパレスが出しにかかるがその様子を見つつもイクイノックスが進出開始。
インにて足を溜めていたドウデュースが3コーナーあたりから外に持ち出し始め(プログノーシスが絞めにかかっていなければ)、イクイノックスよりもやや後方からスパート開始。プログノーシスはその後からか。(この辺の仕掛けタイミングを考えるのって難しいですね)
小頭数故にあまり前が詰まることは考えづらく、真ん中からイクイノックスが抜け出し、それに対して最後までにドウデュースが届くのか・・?という勝負になると思います。
そして私は、最後に届く方にかけます。
比較としては仕上げの具合、体つき、調教の動きなど見ても僕はとても休み明けという軽視の仕方をすることはできませんでした。素人目にも、馬体を見るに2強対決としての勝ち目で最も可能性の高いのはここだとお思います。
もちろんファン故の偏見もありますが、比較するのは7月の宝塚記念と2月の京都記念。同じコースで行われていますが、勝負展開として比較した際、ドウデュースの方が強いと確信しました。どれくらい直線を向いた時にこの二頭が離れているのかというところですが、さほど離れていなければ、上がりの脚はドウデュースの方が上と感じています。
イクイノックスがかなり早い段階で抜け出したり、先行につけた場合にはイクイが圧勝する可能性もありますが、こちらの可能性を私の馬券では今回低いと見積もります。
3頭目筆頭としてはこの2頭と鎬を削ったダノンベルーガ。
札幌記念だけを単純に考えてしまうとプログノーシスが上とも考えていましたが、モレイラの継続騎乗・札幌の馬場が「苦手ながらあの順位」ということであれば今回の舞台は適切なもの、比較すると札幌記念組から一番好成績を上げやすいのではと考えました。
4頭目には調教でよく動いているジャックドール。想像以上に展開で恵まれれば、まさかの上位3頭抑え込みもあり得るかもしれません。上位二頭に抜かされたとしても、馬場選択権はこの馬から優先的にありますし、3着までに耐えられる可能性は大いにあると思います。1着の時には、僕が競馬を始めて未だ見たことがない藤岡佑介涙のインタビューが観れるかもしれません。観てみたい気もします。
5頭目にはプログノーシスを。川田騎手がどれくらいの気持ちでこの場に臨んでくるのかはわかりませんが、著書の通り「自身に何を求められているのか」を追求したときに、今回の成果はどうなのでしょうか。ベストは優勝ですが、一か八かの成果というよりは確実に3着をターゲットにしてくるような気もします。その場合、常にドウデュースもしくはイクイノックスをマークし、その馬と動きを合わせるように伸びてくるのでは・・と考えます。展開予想・今までの経過で考えるとドウデュースの動きに合わせてくると思います。確実に伸びてはくると思うので、先行有力勢との取捨になります。
今回は以上になります。
正直、今回の競馬は本当に応援したい馬を応援するというのが肝要かと思います。
僕も回収率とか気にしないで履歴に残らないように紙で買おうかなとも考えています。(家族の許可が出ればですが・・)
大好きなドウデュースが、秋古馬三冠目指して「ここは通過点」くらいに勝ち進んでくれたらと思います。
明日を楽しみましょう。もし読んで面白かったと思っていただければ良いねやリポストなどいただけると正直嬉しいです。
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(週中の全頭診断)
菊花賞は展開予想が全くでしたが、三連複でかろうじて拾うことができました。
果たしてルメールさんのあの奇襲をだれが想像できるのでしょうか。ただ、「ルメールさんが好騎乗」に重きを置くこと、まだドゥレッツァが底を見せていないことから印を挙げることは出来たかもしれませんね…僕には厳しかったですが。
牡馬三冠クラシックは分け与えの形でおわり、ここからは熾烈な古馬G1揃い踏みですね。
まず29日は中距離最強決定戦の天皇賞秋です。
個人的には東京2000という距離は実力が出やすく、純粋な能力勝負になりやすいと考えています。昨年、一昨年と3歳牡馬(エフフォーリア、イクイノックス)が連続して勝利し、その後有馬記念も勝っていますが、今年は3歳馬の参戦がない予定です。3歳馬の場合斤量も若干有利と言うこともありますが、今年はそれを抜きにしたガチンコ勝負になると思います。
また、去年は世紀の名実況を生み出したパンサラッサの大逃げがありますが今年の逃げ馬候補(JD)はそういったタイプではなさそうなので去年の記憶に縛られ無いように考えねばと思います。
傾向とか
あまり目を引く傾向は調べる限りありませんが、上がり3Fが前走一位の馬が非常に優秀。それ以外だと3着以内はあっても「勝ちきれない」線がやや目立ちます。
馬年齢は5歳までじゃないと通用しづらい。
あと、大阪杯と逆に「栗東の馬の勝率複勝率異常に悪い」があります。
全頭診断
アサマノイタズラ(美浦)
後方一気タイプだが、同様以上の切れ味を持つ馬が複数頭いる以上かなり厳しい。
アドマイヤハダル(栗東)
同上。ただし、余程のハイペースで超おおくずれでもあれば…
イクイノックス(美浦)
世界のホースレーティング一位、現在のところの世界最強馬の一頭。ここまでG1四連勝で、差しも逃げもこなせる天才。
前走宝塚記念、首差の1着と今までのレースの中では少々精彩を欠いた印象を受けた。この原因が調整が間に合っていなかったものなのか、それとも58キロの斤量が合わないのか…ここにただ一点だけ懸念を感じます。
一週前追い切りの好タイムがあり、ルメール曰く宝塚記念よりも状態はプラスとコメント。
他馬も強いレースのためオッズに出ているように圧倒的であるとは到底思えないが、重い印は打たざるを得ない一頭。
エヒト(栗東)
弱い馬とは思わないが中距離G1級ではない
今年くらいのレベルの大阪杯なら検討の余地があるが…。
ガイアフォース(栗東)
昨年のセントライトで重賞勝ちしたあと、古馬になってからマイラーへ転向し安田記念好走、その後再度オールカマーで中距離へ…超ハイレベル安田記念であの結果を出している事からも能力は確か。さらに2000が適距離の可能性もあり一発穴馬の可能性は捨てきれない。このメンバーでは今回のレースに対しての能力が1番見えづらい(好い意味で)
ただ、どちらかというとマイルCSが本番かなと言う気もするのでここの本気度は疑問
ジャスティンパレス(栗東)
菊花賞から覚醒して天皇賞春を力強く勝ち切った馬。宝塚記念も3着と実績十分。ただ今回のシチュエーションは純粋に上がりのスピード勝負になりうるため、上がりのかかるタフな場面でこそ輝くこの馬にとってはやや苦しいか。
鮫島ではなく横山武史に乗り替わるのも非常に心象は悪い。
ジャックドール(栗東)
今回のレースの鍵を握るのは間違いなく当馬であろう。中距離一線級で戦い続け、大阪杯でG1馬に。ドハイレベル安田記念も5着と初マイルのクセに大したもんだという印象。
鞍上が藤岡佑に戻るが、去年と違い逃げ馬になる線が濃厚なのでどういったペースを作っていくか、中途半端なことはしないでほしいところだが。東京2000は間違いなく適鞍であり頑張って欲しい一頭だが、今回のメンバーで凌ぎ切ることはなかなか想像し難い。しかし、明確な逃げ馬が唯一の為、スロー展開に持ち込むことになればワンチャン…?
スターズオンアース(美浦)
昨年の二冠牝馬でドゥラメンテ産駒。差し足鋭いど根性娘。鞍上がルメールからデムーロに変更。末脚鋭いタイプであり、前走ヴィクトリアは比較的前から戦ったが(出遅れ癖のせいもあるが)マイル一線級牝馬相手に0.1秒。前からでも後ろからでも一線級とやりあえる馬ではあるためデムーロの手腕次第で善戦も。出走回避🥺
ダノンベルーガ(美浦)
4歳牡馬世代の一線級馬だったが、とうとうG1が取れずにここまで。モレイラで3戦目でありなんとかここで成果を…と言う思いは感じるがまだ2勝しか出来ておらずこのメンバーで勝ち切れるとは思えなくなってしまった。去年より斤量もあり、去年よりも辛くなると思う。
ドウデュース(栗東)
強いです。勝ちます。
冗談では無いですが、マジメに書きます。
前走冬(春)の京都記念をイン有利TBを外からあっさり勝ち切って、格の違いを見せつけた。とはいえ京都記念メンバーはその後パッとしないのだが、実力は国内トップで間違いない。
ドバイでハ行となり、宝塚も回避し秋に専念となったため休み明け一走目。本来は叩いた方が上向くタイプと思われるのでその点でぶっつけでここは懸念もあるが、昨今の調教技術を考えるにそこは気にしなくてよさそう。
むしろ、馬体的には今後のJC有馬の方が若干距離の長さが懸念されるため東京2000はまさに適鞍。最大の加速力を発揮できればイクイノックスを千切ることも当然にあり得る。
あとはイクイノックスとの位置どりのバランス次第というところである。最終コーナーを向いた時に3馬身くらいまでの差であれば追いつけるかと考えるが、あまりにも後ろだと届かないかも。
当日の鞍上、レジェンド武豊がどれくらいイクイノックスを意識した走り方になるのか注目である。
ノースブリッジ(美浦)
昨年の天皇賞秋からのリピーター。昨年は果敢に2〜3番手に。その後年明けのAJCCを先行位置から勝っているが、大阪杯、オールカマーと厳しい結果。これも買い要素が…。
ヒシイグアス(美浦)
重賞3勝、G1でも実績があり大阪杯の時には玄人たちの支持をかなり集めた馬。年齢の割に戦歴数が…の馬であり年齢で安易に切ることは禁物だが、どう見ても東京向きな気がしない。
プログノーシス(栗東)
前走時計のかかる札幌記念を錚々たるメンバー相手に鮮やかに突き抜けて勝ち。過去の戦歴もほぼ上がり最速を叩き出していて、初めてではあるが東京競馬場自体は向きそう。輸送競馬が懸念。
札幌記念の衝撃が大きく、底を見せていない。まだどこまで戦えるのか。差し対決になった時にキレの優れた馬は他にも多い為、あまりにも人気するなら再検討したい一頭。
まとめ
1着 ドウデュース
2着候補
イクイノックス
3着候補
ジャックドール>ダノンベルーガ>プログノーシス
「ス」多いな