私はそこに立てない
パートナーシップという単語を最近よく耳にするようになったが、私には無縁の話だなあと思ったので書き留めておきたい。
認められるようになったのは素直に喜ばしいと思うし、一緒に歩いていきたい人がいるのならその関係に明確に名前をつけるべきだというのにも賛成だ。
結婚できない!認められない!と悩む声は多く聞くが、そもそも恋愛感情がない私には同じ土俵に立つ資格はないのがなんだか少し虚しい。ないものはないので仕方ないことだし、ぼんやりそう思ってるだけなのだが、これを表立って言ってしまうとただのお気持ちヤクザになってしまいそうなのでこの場を借りて言わせてほしい。他に言える場所がないので……
親戚が先日結婚したので、当然のように「相手いないの?結婚は?」と嫌というほど聞かれたのだけれど、そもそもそういう感情がないことをいうわけにもいかず曖昧に笑うしかなかった。申し訳ないが私が結婚する確率はとても低い。
おそらく私は「誰かを好きになれる人」と同じ場所には立てないのだ。
無性愛者含め、LGBTは認められつつはあるけれど、やっぱり生きにくい世の中だなあと思う。