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2人の息子たちへ

子供に残してあげたいことは何かと問われたら
答えは1つ・・「愛されたことの記憶」ですが、
きっと君たちは言うでしょう
「その記憶はあまりない」と
「僕たちは、母の愛情をそんなに実感できるエピソードを記憶していない」と
なので、思い出を少し言葉にして残すことにしました。
君たちを授かり悩みながら必死に育てた私たちの記憶を伝えます。
それは、愛されたことの記憶とは異なるかもしれないけれど
人生の岐路に立った時に、
ふと、頭をよぎる
君たちの土台となるエピソードになるかもしれません。
君たちが想像するより
お父さんとお母さんは、
君たちの事が好きで
君たちが想像するより、
君たちの事を誇りに思っています。
たぶん それは  
生涯変わることはありません。

エピソード1 名前
2人の名前はお父さんがつけました。
人生を生きてく中で、
大切な漢字をいくつか挙げて
お父さんが考える一番大事な漢字を1字ずつ採用しました。
和成と正和 
2人の漢字を説明する時にお母さんは次の通り説明します。
和成は、
「平和の和に成功の成です」
正和は、
「正しい和です」

お父さんは多分 
人の和を大切にする人に
正しい和をなす人に
なって貰いたいと考えたのかと思います。
そして、お父さん自身が足りないと感じている部分を
子供には補完したいと願いを込めてつけたように勝手に想像しています。

ふりがなも「かづなり」にしました。かすなりでは、情けないので
「まさかず」はそのまま

2人が自分の名前を好きかどうかは知らないけれど
親になって最初の仕事は「命名」でした。

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