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フロッピーディスク💾

(以下FD)古のPCユーザーなら触れたことのある記録媒体である。近年のデジタルネイティブ世代は💾マークを目にしてもデータを保存するというニュアンスが伝わらないんだとか…。かくいう私も8インチや5インチFDは使ったことはないが3.5インチFDは使った世代である。コミケでスクリーンセーバーやデスクトップマスコット、CG集などを収録したFDの頒布に憧れたものだが結局実現しなかった。私が人生で初めて触れたFDは1997年に中古で購入した富士通のワープロOASYS 30-AX301のシステムディスクだった。なぜか2HDフォーマットが出来ずシステムディスクのバックアップも取れなかったため壊れるまでマスターディスクを使い続けた。2HDは1.44MB、2DDは1.2MB扱えた。OASYSでは文書作成メインだったので2DDフォーマットで不自由しなかった。同年PCを購入してからもFDの用途はあった。1.44MBゆえに重いデータは扱えなかったがHTMLやGIF、低解像度のJPEGファイルなどホームページのバックアップを取るには充分だった。インターネット環境がなかった頃は友人にPCを借りてBBSのログをFDにコピーしてオフラインで自分のノートPCで閲覧したりもした。2014年にはFDを全て掻き集めデータをクラウドに移した後、破棄した。色々な思い出が詰まったFDだが、先日ハドフ巡りをした際に発見したが、その値段に驚愕した!まるで骨董品の如く取り扱われているではないか!メタルテープ顔負けの相場である。クラウドが普及した現在では使用用途は皆無と言われる媒体に一体どんな需要があるのだろう?

2014年ごろFDを一斉処分した時
今はこのような価格で売られている
一体誰が買うのだろう??


余談だが、こんなニュースもあったので参考に。

フロッピーディスクの使用指定を廃止 経産省 - Impress Watch https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1562602.html

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