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秋葉原(1994〜2004)

今でこそ月に3〜5回週末に訪れている街ではあるが、一番最初に一人で秋葉原に来たのはいつの事だろう?と振り返ってみると1994年…今からちょうど30年前だった。当時はオタクやサブカルチャーの街ではなく純粋な電気街だったと記憶している。そこに就職活動で面接を受けに行った。結果落ちたが、仮にここに就職していたらどんな人生を送っていただろう?と思うことがある。それはさておき私が頻繁に通うようになったのは3年後の1997年からだ。(その間にWindows95が発売されたりオウム事件でマハーポーシャが注目されるなど色々あったが…)初めてPCを買い弄るようになった時期と直結してる。PCを手にすると当然周辺機器が必要になってくる。近所の電気屋には売られてないモノを秋葉原で調達するわけだ。PCカード接続タイプのCD-ROMドライブ、16bit版Netscape Navigator 2.0が収録されたFDなどが印象に残っている買い物で、当時は週末の露店売りもあってそこで一太郎6を購入した。これが初ジャンクの買い物。既にオタクの街に変わっておりガチャポン会館の辺りで悠久幻想曲のトレーディングポスターを買ったのを思い出す。食事処は主に小諸そばで立ち食い。ヤマギワソフトでCDを物色。90年代後半はジャンクショップも豊富で丸一日居ても回りきれないくらいに楽しい空間だった。が、ショックな出来事が起こる。2004年2月ヤマギワソフトの火災だ。石丸電気に並びCDの品揃えが豊富だった店舗なだけに残念でならない。あれから20年が経とうとしている。

2004.02.12撮影 ヤマギワ跡地

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