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心眼ハート♡あいずの「備えあいフェスタ」(久留米市)|みんなで流域治水①


気候変動を踏まえ、あらゆる関係者が協働し、流域全体で総合的かつ多層的な水災害対策を行う「流域治水」。筑後川流域においても、地域の特性に応じて、①氾濫をできるだけ防ぐ、減らす対策、②被害対象を減少させるための対策、③被害の軽減、早期復旧・復興のための対策について、ハード・ソフト一体で多層的に進める事が求められています。

久留米市を中心に、見えない・見えにくい人や家族のサポート活動を行う市民団体「心眼ハート♡あいず」では、視覚に障がいのある人と、ない人とが一緒に防災について学ぶイベント「備えあいフェスタ」を定期的に開催しています。
6月23日は8回目の講座を久留米市総合福祉会館で開催。当事者、そのサポートに関わる人、地域防災に関心の高い人等約50名が参加しました。講演では佐賀県防災士会災害トイレアドバイザーの柴田旬道氏が「災害時のトイレの不安」をテーマに講演しました。

柴田氏の講演を熱心に聴く参加者


このイベントでは「シミュレーションブレンド」という言葉をテーマに掲げています。障がいのある・ないに関わらず、様々な人が同じテーマについて学ぶ事で、互いに混ざりあい、相互理解が進んだ状態を目指す合言葉なのだそうです。平時からの関係性づくりが、きっと発災時の避難や早期復旧にも繋がっていくのではないでしょうか(川嶋睦己)

主催した心眼ハートあいずの皆さん


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