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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2024 "20th BEST MACHINE" 私的感想
なんか気づいたら最初の投稿から2年経ちそう。
武道館公演を経て、20周年ツアーが終わり、
忘れないように文字に残しておきたいと思ったので久々のnote。
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2024
「20th BEST MACHINE」
UNISON SQUARE GARDENの20周年を祝して全国を回るオールタイムベストツアー。
君の街まで会いに行く。
ちゃんと幸せになるために。
"20周年を祝して全国を回るオールタイムベストツアー"の名の如く、いつものUNISON SQUARE GARDENのワンマンライブよりちょっと特別でお祝いムードいっぱいのツアー。
7月の武道館公演3daysは、チームユニゾンにとってもファンにとっても、人生で1番と言ってもいいくらい幸せな3日間になったと思う。(まだ武道館を受け止めきれていないのでいつか文字に起こしたい)
だけど、やっぱり全国でたくさんライブをしてきたUNISON SQUARE GARDENだからこそ、"君の街まで会いに行くことで幸せになる"ということをしっかり今回の全国ツアーで表現していくところが、やっぱりこのバンドのことを長く好きでいる1番の理由だなと思ったり。
今回のツアー「20th BEST MACHINE」には、下記の7公演に参加。
・2024.09.08 @大阪城ホール
・2024.09.11 @浜松アクトシティ
・2024.09.21 @福岡サンパレス
・2024.09.22 @ふくやま芸術文化ホール
・2024.10.01 @宇都宮市文化会館
・2024.10.02 @仙台サンプラザホール
・2024.10.06 @ぴあアリーナMM
お祝いムード濃いめなこのツアー、全てFC先行でチケットが当選したのでとても嬉しかった。物好きが来たいだけ来れるようにしてくれたのかなとか勝手に想像。(どうかは知らない)
UNISON SQUARE GARDENが幸せになるためのツアーだけど、20周年のツアーだからこそ、ライブを見たときの気持ちもなんとなく歴史をなぞっているような感覚だったので、思い出込みで書く。
完全にただの私的感想で主観しかない。自分の目で見たものしか信じない。でもあんまり覚えてない。誰も読まないと思うし好き勝手に書くけど、こっそり読んでくれたら嬉しいオタクです。₍ᵔ· ̫·ᵔ₎
私のツアー初日は大阪城ホール公演2日目で、一緒に行った友達と"1曲目センチメンタルピリオドだったら泣いちゃうよ〜“とか言ってたら、本当に1曲目だった。
UNISON SQUARE GARDENのライブを初めて見てから丸10年経つけど、センチメンタルピリオドって特別な時にしか聴けない特別な曲なので、そんな曲がツアー開幕1曲目でしかもあのセッション付きなのが、本当に嬉しくてたまらなかった。何度聴いてもあの1音目から心臓が高鳴っちゃう。セッションの時のあの照明、かっこいいよね、WINDOW開けるときにも使われる感じの照明。今回はアナザーワールドエンドもあの照明だったの、好きすぎた。
センチメンタルピリオドでいきなりグッと来てからのInvisible Sensation。Ninth Peel nextツアーに個人的に思い入れがあり、そのツアーで本編ラストに置かれていたのがインビジ。リリース当時はわからなかったけど、nextの時に初めてちゃんとこの曲の良さをわかった気がしたので、ライブもセトリも魔法だなって思う。nextとこのツアー、なんとなく雰囲気が似てたなあって思ってる。いい曲。背中押される。ちゃんと生きなきゃなって思う。インビジTは可愛い。(ツアー中1番着てた)
カオスの時、めっちゃ炎出てた。ホール公演はスモークだったけど、浜松公演はホール公演初日なのもあってスモークがモクモクで御三方が見えなくなっておもしろかった。ツアーの最初らへんは手探り感が見えてとてもすき。今回のツアーは、照明とか演出がツアー中にたくさん変わっていたので、スタッフさんも最上級を目指してやってることが伝わってきてチームユニゾンの強さを感じた。本人達が強いからスタッフも強いんだなあ。
オリオンをやって、その次が流星のスコール、めっっっちゃくちゃよかったなあ。オリオンをなぞるっていつ聴いても最高なんだよね、私とユニゾンを出会わせてくれた曲なので。20周年たくさん聴けたので、21周年で聴けなかったら泣いちゃうけどツアーでたくさん聴けてよかった。流星のスコール、久々に聴いたなと思ったらNormal振りだったらしい。今回のツアーはバックドロップがスクリーンで、流星のスコールの時はユニゾンのロゴに星空見たいにたくさんの星が光ってるような照明でとても綺麗だった。
いつも割と思うことかもしれないけど、今回のツアーは特に、ライブ中に1曲1曲との思い出(思い入れ、の方が近いかも)が勝手に頭の中に流れてくるというか、UNISON SQUARE GARDENの20周年をお祝いしつつも、自分の記憶の中のUNISON SQUARE GARDENを辿るような、そんな時間だったなあと思ったり。
私は席運に恵まれないので今回のツアーもほぼ後方20列目以降で見ることが多かったけど(後ろでも楽しい)、仙台公演は5列目で見ることができてとても嬉しかった〜久々の近すぎスクエアガーデンは緊張したし変な汗かいた。その時にリニアブルーで田淵さんの手元を見てたけど、やっぱさすがにベースラインエグすぎるなあとか思って、ずっと手元見てたら1曲終わってた。ちなみに、2番サビの"退屈が今“の時にやる田淵さんの手がとても好きです。どう説明するのがいいのか不明なので円盤で見てください。
10%が発売されたのは2017年っていうのはめちゃくちゃ覚えてる。ちょうど大学1年生で遊びまくってた夏休みに買った覚えがあるから。10%って3年前くらいに発売されましたみたいな顔してるけど、実は7年も経っててもう怖い。でもそれだけ一緒に成長してきたってことだよなあ。やっぱりライブでしか聴けない"有志以来僕だけで十分、だ〜からさあ〜"から得られる栄養あると思う。だいすき。
kaleido proud fiestaというシングルがなかったら、今こんなにもUNISON SQUARE GARDENのライブに行ってないんだろうなあと思う。2021年に地元から上京したわけだけど、絶賛コロナ禍で実家にも帰れずライブにもあんまり行かず(パトベジは1公演だけ)、みたいな生活をしていたら1年終わって、そんな中でタイバニ2期が決まって主題歌やりますってなって、タイバニでオリオンと出会ったので嬉しくて、久々にスマホじゃなくてCDで何回も聴くみたいなことをした。嬉しかった。カレイドツアーも3公演くらい応募した。そしたらセトリが良くて10公演行った(以下略)。
今までのUNISON SQUARE GARDENのライブでどのライブが良かったか聞かれたら、間違いなくkpfツアー初日市川市文化会館が5本の指に入ると思う。カレイドはユニゾンのかっこよさを再認識させてくれた曲。(と言ってもずっとワンマンツアーは1公演は必ず行ってたけど)
"かくしてまたストーリーは始まる"っていい歌詞だよなあ。20周年を経て、というか7/24武道館公演を経て、UNISON SQUARE GARDENの第2章も始まるってことだよねきっと。
そして、春が来てぼくらにはこれまでもたくさん背中押されてきたし、これからも背中を押してくれる曲になるんだろうなと思う。この曲に込められた田淵さんの思いを知った上で7/24武道館公演を経て、そしてこのツアーで聴くこの曲は最初の泣きポイントだと個人的に感じた。どうしても7/24の記憶が蘇っちゃうので。
たくさんのライブを経て、この曲もとても大切な1曲になった。コーラスがない部分でも田淵さんが口パクで歌ってる姿、本当に好きだなあといつも思います。
Ninth Peelツアーと同じセッションで始まったNumbness like a ginger、ギターの1音目で気づいて本当に嬉しかった〜。ツアーが進む毎にギターのフレーズが変わったりドラムの手数が増えたりしていたのが印象的で毎回"今日はどうなるんだろ?"のワクワクがあって楽しかった。からのNihil Pip Viperは温度差で風邪ひきそうになったけど、無条件でテンションが上がってしまうしニコニコしてしまう。間奏のギターソロ気持ちいいよね。ライブ中口パクで歌詞を口ずさみがちだけどいつも"make me hazy この際"って語呂いいなあとか思いながら口ずさんでるし、耳からスパゲッティで肘で茶沸かすのも好き。そしていけないfool logicの多幸感ってすごいしめちゃくちゃライブ映えする曲だなと改めて思った。同期も華やかで楽しいからかも。"平行線のランデブー"でめちゃくちゃ頭降ってるのにちゃんとマイクに声が乗ってる田淵さんのこと、いつも不思議に思ってる。もちろんBPM変わるところだいすき。
いつ聴いてもPhantom Jokeは貴雄さんのドラムがだいすきでライブ中ずっと空でドラムしてる(?)。1番好きなリズムは2Aの"激流は続く〜時間が闇に競り負ける"のところで何回聴いても気持ちいい。間奏も込みで終始ずっと首振ってるので首痛くなりがち。この曲って本当に3人の極限を見てる気持ちになるし、熱量と生命力みたいなものが10000%くらい伝わってきてだいすき。曲終わり3人が音をかき鳴らす→曲締めと共に照明が消える演出、Ninth Peelツアーから虜です。福山公演では田淵さんのベース銃が見れてぶち抜かれてとても嬉しかった。他の公演ではやってなさそうで(わからないけど)レアな瞬間をありがとうございました、一生忘れたくない。
今回のツアーで1番大事な曲、アナザーワールドエンドはCDで聴いたときから涙腺が大変だったけどライブで聴いたらもっと大変。特に貴雄さんの力強いドラムが曲のメッセージ性をより強くしてる感じがして本当にダメでした、だいすきです。正直いつも曲>歌詞で好きになる脳みそしてるので歌詞をそこまで重視していないけど、この曲に関しては何回も歌詞読んだなあ。歌詞を読んで"パンドラ"の意味を調べてみたりして、より感動した。(パンドラの箱に入っているのは、怒り、悲しみ、不幸などの災い、そして...)"見覚えのある街がひとつずつ増えて"とか"なるべく近くに行くからね"にユニゾンが詰まってるし、武道館公演前のインタビューやラジオを追ったからこそ"どこかで多分潰えてても"の重さがわかるし、など語りたいことがまだまだたくさんあるくらい、私にしてはちゃんと、というか初めて田淵さんの書く歌詞と向き合ったなあと。"波の音がこの瞬間に結びついた時かもしれない"の斎藤さんと田淵さんの歌がとてもすき。プログラムcontinuedみたいに、この曲をライブで聴くことはもうないかもしれないけど、この曲を通してたくさん愛を受け取ったなと思いました。仙台公演ではちょうど3人が視界いっぱいに入る席だったので、やっぱり感極まって泣いてしまいました。というかこの曲だけは、ユニゾンから伝わってくる気持ちが愛おしくて毎回涙なしには見られませんでした。センチメンタルピリオドの最初と同じシンプルな照明が、UNISON SQUARE GARDENって感じがしてだいすきでした。
余談だけど、記憶の中では宇都宮公演と仙台公演だけ、アナザーワールドエンドで最後のドラムの1音が鳴り終わるまで拍手が起こらなかったのが印象的だった。私はアナザーワールドエンドに限らず、曲終わりに基本的に曲が終わってから(3人が音かき鳴らす系は除く)拍手をすると決めているので会場全体がそうだったの、純粋にすごいなあと思った。
桜のあとの前のセッション!冒頭は桜のあと感がないけど直後ギターで桜のあとってわかった時のウキウキ感ごかった。ここのベースソロもドラムソロもめっちゃかっこよかったなあ。桜のあとは客席が各々楽しんで揺れてるのがとっても好きだなあ。手拍子しようが、拳を掲げようが、棒立ちだろうが、何でもいいし、その自由さがユニゾンのライブなので、これがずっと続けばいいなあ。
イントロからワクワクが止まらないMR.アンディのターン。思わず両腕を広げたくなってしまうし、"君が残像に"の後に自然と歓声が上がるのに毎回感動しちゃってたなあ。初めてアンディをライブで聴いたのは9年前の武道館だったなあとか思い出したり。アウトロで田淵さんが"思い出しては"をずっと口パクで歌ってたところが印象的で、毎公演だいすきだなあと思いながら見てました。ちなみに福山公演でずーーっと横揺れしながら演奏してた田淵さん思い出すとニコニコが止まらない。
そしてfake town babyって本当に発火剤だなと改めて思った。このセットリストの中の立ち位置的に、個人的には最後の発火剤な感じがしていて、アンディでもらった多幸感に一気に火をつけられる感じがしてだいすき。最後アウトロでジャカジャカしてそのままいつものカウントで夜な夜なへ。どこかの公演からか貴雄さんが袖に向かってスティックで指すところがあって楽しくてすき!ってなった。中盤ギターソロでかき鳴らす斎藤さんも最高すぎるし、何より毎公演マイク引き摺り回してすごい姿勢で歌う田淵さん怖すぎる。大体どこの公演も下手側の下手寄りモニターの方でマイク持ってくことが多かったけど、仙台公演は下手側の上手寄りモニターの方で座って歌ってくれたのめちゃくちゃ覚えてて、席が近かったので個人的に嬉しかった。毎公演楽しすぎた。
大阪公演でのシュガーソングの銀テ、めっちゃ綺麗だったなあ(アリーナ席だったからというのもある)。お祝い感満載でとても良かった。もうユニゾンのライブでこの景色は2度とないかもしれない。この日は舞って来た銀テを握りしめて最後までライブ見てたなあ。世間で言うユニゾンと言えばシュガーソングなんだろうけど、オタクの私からしてもやっぱりこの曲は強いなってめちゃくちゃ感じる。シュガーソングが始まればどんな会場でも客がめっちゃ沸く。飛ぶ。踊る。みたいな。昔どこかのホール公演で、"甘くて苦くて目が回りそうです"でクルクル回ってる客を見かけて、楽しそうでいいなと思ったこと思い出した。無条件でハッピーにさせるし、この曲だからこそキラキラな銀テが最高に似合ってたなあ。
20曲目にcrazy birthday持ってきたのは、やっぱり20周年ツアーだからかなあ。この曲の間奏のギターからしか得られない栄養素が確実にあるし、斎藤宏介さんの遊び多めな歌い方だーいすき(特にノーモア〜から両手広げて歌うところとか)。あとは間奏のチャイナバッシバシなドラムもだーいすき。"we like happy birthday"で20周年お祝いできて最高だし、7/24武道館の最後の斎藤さんのMC思い出したりしてグッと来たなあ。(今思い出しても涙出そう)
"忘れたくても忘れない 今を繋いでいく 僕たちのスピードで"ってUNISON SQUARE GARDENって感じがしてだいすき。UNIMAG(FC会報誌) vol.25 で斎藤さんがNinth Peel nextツアーでのこの曲を振り返っている部分があるんですが、それが本当にその通りすぎて、とても印象に残ってて。一聴だとキャッチーな曲に聴こえるかもしれないけど、ライブが終わってしまう切なさを感じるけど、明日からも頑張って生きていくんだぞと背中をポンと押されるような感覚を感じさせるこの曲の威力がすごい。今回のツアーで聴くことができて本当に嬉しかったです。ちなみに、仙台公演と神奈川公演だけ(だったと思うけど)、ステージバックのスクリーンのロゴに綺麗な青空が映し出されてて良かったなあ。
7/24武道館公演1曲目のCatch up, latencyがベストツアーの最後の曲。武道館公演からこのベストツアーってある意味ひとまとまりで、20周年の大きな1つのライブだったのかもと思ったりもするし、今聴くからこそこの曲の本当の意味が少しわかったような気もする。私はもう充分幸せですが、3人はライブで幸せになれたでしょうか。
客電がついた状態で聴くレイテンシー、今年だけの特別感があったなあ。最後の1音が鳴り終わるまで、会場のおめでとうムードが暖かかったし、幸せいっぱいでした。
改めて、UNISON SQUARE GARDEN 結成20周年おめでとうございます。
20周年イヤーも残りわずかですが、最後までチームユニゾンが元気に駆け抜けられますように。
そして、来年からまたいつものロックバンドのライブに足を運べること、楽しみにしてます!
以上₍ᵔ· ̫·ᵔ₎