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待ち遠しかった青い世界 -YOASOBI 『SING YOUR WORLD』


YOASOBIの「群青」がとにかく好き。
世界観と歌詞がめちゃめちゃ好き。

先日行われたYOASOBIのYouTube無料生配信ライブ。
見ている間、どの曲も素敵で惚れ惚れしていたが
「いつ『群青』やるかな?」とずっと考えてしまっていた。

2回目のMCのあと「ハルカ」が始まり、大阪桐蔭高校吹奏楽部のみなさんが出てきたとき、驚きのあと すぐに「もしかして…」と心がソワソワしはじめた。
だから、ブラスバンドの演奏で待ちに待った「群青」が流れたとき、もう本当にたまらなくなった。ここで、高校生がいるここで「群青」あぁもう、なんて最高なんだ。
前奏のない「群青」のはずが、歌いだしの前に気分が最高潮に昂る。

もうとてもいい大人の私からすると高校生は、いわゆる「アオハル」な学生たち。まだまだこれからの未来が夢がたくさんつまった。眩しい存在。
そんなこれからな高校生たちと奏でて歌う「群青」は歌詞の世界観とどっぷりハマってキラキラしていてとにかく感動した。


私がアオハルということばからイメージする青色は群青よりももう少し明るいブルー。空に近いような、そんな青いキラキラした世界。
でもそんなアオハルな彼らも悩みもがき苦しいときがあるはずで、そのときは群青に近い落ち着いたブルーを抱えているのかもしれない。

「群青」の中に「今でも自信なんかない それでも」という歌詞があり、私がこの曲の中で1番好きな歌詞がここである。
「今でも自信なんかない」と下を向いているところから「それでも」と顔を上げ、キラキラとした光のある世界へ向かう希望が感じられる一節。まさに群青から空の青に向かうような光景がイメージされる。そんなところも、アオハルな高校生と「群青」が交わる瞬間に感じられた。なんてなんて素晴らしいんだろう。


YOASOBIの曲には「あぁ」や「嗚呼」…「あー」(それとも「Ah」なのか)、とにかくたくさん「あぁ」というikuraさんの歌声が響く曲が多いと思っていて、その「あぁ」ひとつひとつが色がついたように違いがある。私は「群青」の最後のサビの「あぁ」がとにかく一番大好き。「群青」1曲の中でも最後が格別に好き。一番透明感を感じるところ。希望がある。


群青からアオハルの青、そして透明感のイメージの薄い淡い青。

1曲に広がる「青い世界」。
これがずっと聞きたくて待ち遠しかった曲で感じた「青い世界」。最後にこれが聴けて幸せしかなかった。


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2021年7月4日(日)、ユニクロ・UTとYOASOBIのコラボレーションを記念した無料生配信ライブ『SING YOUR WORLD』のライブレポート、というつもりで書こうとしたとりとめのないただの群青愛。

#UTYOASOBIライブ


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