カニ大奮闘
皆さんこんにちは。チコ旦です。
新年の誓いから1か月。
2週間に1回の公開が早くもできませんでした。。。
申し訳ございません!
そういえば、昔サラリーマン時代に謝罪会見の
練習をしたことがあります。
友人に「ダライさんはやっておいた方が良いと
思うよ!」と言われ、
妙な納得感で。
そうだそうだ!
思い出した。
勤務先の事務所に金色にペイントした
お尻のオブジェ(マネキン)を置いていたからです。
そんなことはどうでも良いとして、カニです!
鵠沼海岸商店街で地域に愛されている
正に地域密着の鮮魚店「半蔵水産」さん(Instagram@hanzosuisan)で福島県産の丸ガニを求めました。
数日前に毛ガニの一種らしい青森県産の栗ガニというのがあり、
マスターに聞いたら「毎日じゃないけどたまに
入荷する」とのことで狙ってました。
で、土曜日に店番の帰りに寄ってみたら、
栗ガニは既に残り2杯になっており、
丸ガニというのが1杯380円でまだたくさん
ウゴウゴ。
栗ガニ2杯買って4人で分けることも考えたのですが、
どうしても、カニの甲羅をお皿にオブジェで
乗っけて映えるのがやりたくて、丸ガニ4杯を!
フンパツっ!
その日の晩はこれまた前の日に藤沢のジャストミートでゲットした豚ロース塊があったので、
それに集中することにして、
カニさんは冷凍庫にチェックイン!
ということで、昨日、カニを冷凍庫からチェックアウトさせて晩御飯の準備を。
午前中にあらかじめいろんなサイトを予習して、カニの掃除と解体作業を
見ていたので、相当な時間を要することを予想はしていたんですが。。。
そもそも、カニを調理する前に、トマトソースを作らねば!
ということで、どうせ作るなら味わい深いちゃんとしたのを作ろうと、
イタリアンの香味野菜ベースとなるソフリット
制作に取り掛かることに。
玉ねぎ、にんじん、セロリをひたすら炒めるんだけど、これが1時間くらい要するんですよね。。。
イタリアンシェフのファビオさん(ファビオ飯 /イタリア料理人の世界 - YouTube)いわく、
炒めれば炒めるほど美味くなると言ってるし。
ということで、ここで早くも1時間をソフリット
作りに費やしてしまい。。。
そこからトマトソース作りに入り、、、
オイラは常々、料理はプロマネ(プロジェクトマネジメント)!と言っていて、ジェンダー関連の講演でショーワのオッサンの前で偉そうに叫んでるんだけど、、、
何やかやで開始1時間半後くらいになってようやくカニの解体に着手。
まずたわしと歯ブラシでゴシゴシゴシゴシ。
脚の間もゴシゴシ。脚多すぎじゃね???
足裏マッサージ屋さんにカニが来店したら、ひんしゅくだね。
そこから、解体作業。
まずは脚を全部切って。
脚多過ぎじゃね???
これは出汁用にキープ。
そして、本体に着手。
ふんどし外して、甲羅を剥がして。
ってネットでは簡単に書いてあるけど、この甲羅がなかなか剥がれない。
しかも冷たいし、周りに地味にギザギザあって
痛い~。
なんとか、大けがせずに甲羅も剥がし、
横のヒダヒダを取り除き。
ここガニって言うんだって。
カニのガニ。
名付け親は誰だよ?
あっ!その前に剥がした甲羅に味噌が入っているので、これは別に取っておいて。
で、残った部位は包丁で四等分くらいに切って、中の身をグリグリほじくり出して。
結構こういう所でねちっこい性格が本領発揮。
オイラねちっこいかな??
身を出した後の殻は脚と一緒にキープ。
甲羅もキープ。
そんなこんなで清掃・解体作業に結構な時間をさらに要してしまい。
そしてようやく調理開始!
まずは、味噌をフライパンで刻んだニンニクとオリーブオイルでじっくりと炒める。
けっこうシャバシャバなのを煮詰める感じで。
そして、ブランデーをinしてフランベ!
火災警報器は前に電池が切れてピーピー言ってうるさかったから本体そのものを引っこ抜いたので鳴る心配なし!
そして、それをトマトソースにダイレクトin!
続いて、出汁用にキープした脚と甲羅と残骸を
フライパンで炒めて、
真っ赤になったところで再びブランデーをinしてフランベ!
さらに、取りほぐした身をオリーブオイルで
じっくり炒めて、
真っ赤になった殻たちと共にトマトソースにin!
これをコトコト煮込むこと30分。
本当は1時間くらい煮込みたかったけど、
納期が。。。
そして、煮込んでいる間に、サラダを準備。
今日は濃厚メニューなので、ドレッシングは
さっぱりしたカボスに。
カボス2つを絞って、オリーブオイルと塩と隠し味に醤油だけで。
出来上がったカニトマトソースはパスタに。
太麺のフェットチーネで。
パン焼き人の希望により、生クリームは入れずにそのままで。
そして、出来上がる頃に、日曜出勤の広報も
珍しく早く帰り、フラフラ出かけてる
お悩みシード君も同時に帰ってきて。。。
皿の盛り付けはネットを見ながらがんばり、
写真はもちろん広報に撮ってもらい。
そして、翌日の今日。。。
残った甲羅、脚、残骸をオーブンで低温でじっくり焼き上げてカラカラの状態に。
これを手でバキバキで割り。
再度トマトソースを作って、そこにin!
粗熱取ってミキサーに入れ、、、
までは順調だったが、ミキサーを回した瞬間。。。
ブシャーーっとカニソースがミキサーから
溢れ出し、
昔小学校で給食時間に牛乳瓶を落として、
床中を牛乳だらけにしたたびたび起こる
アクシデントを思い出したよ。
そんなアクシデントにめげずに、ミキサーを
回しては、詰め替えして30分ほど。
細かく粉砕した残骸は残っていたけど、
それをザルで濾すことに。
これがこれまたなかなかの大変さで。
正に労働集約的産業のかたまり。
ベンガル人の縫製労働者の気分。
しかも縫製よりさらに労働集約的。
そんな苦労をしながら出来上がったソースは正に魂が籠った一品!
がんばってお掃除もして、次の仕込み作業に移るのでした。。。
さ、今晩はこのソースを使って作るのは。。。
今晩のインスタで!