見出し画像

#59 全日本選手権国際オープン 久々の開催ですね!【ビリヤード】

日本ビリヤードの最高峰タイトル戦

「寛仁親王牌・全日本選手権国際オープン」(通称:全日本、オールジャパン)

が2019年大会以来4年ぶりに開催決定となりました!(パチパチパチ)

※大会情報詳細はJPBA(日本プロビリヤード連盟)公式HPをご覧ください

ちなみに・・・
その4年前2019年の大会結果は
男子:鄭肖淮(ゼン・シャオハイ) 女子:韓雨(ハン・ユ)
と男女中国勢独占でした!

男子ベスト4は中国若手筆頭ゼン君以外にも、
後にMatchRoom主催メジャーで
SpanishOpen2023優勝の党金虎(ダンジンフー)・中国
EuropeanOpen2023準優勝のAnton Raga(アントン・ラガ)・フィリピン
という手厚い海外勢を日本の羅立文(ローリーウェン)選手が迎え撃つ戦い

女子ベスト4は
惜しくも日本勢進出はなりませんでしたが
いまや中国だけでなく世界のトップ2でもある韓雨・陳思明(チェン・シミン)、さらに中国トップの1人・付小芳(フーシャオハン)、台湾若手トップ陳佳樺(チェン・チャーファ)という、こちらも世界戦さながらの好メンバーの戦いでした!

★全日本選手権国際オープン2019 男子決勝

※女子決勝の動画見つからず・・・
代わりにゼン君の圧倒的シュート力に悶絶するアルビン先生が観られる動画を貼ります!
★2019China Open 鄭肖淮 vs Albin Ouschan(その場面は59:30辺りから)


さてさて、前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが(本人的にはもう満足する位書いた・・・)
今回は以前記事にしました「FargoRate」で、どれ位の強さを持つ海外選手が来日するか、を簡単にご紹介できればと思います!

では早速、海外出場選手(男子)編から…

全日本選手権 海外出場選手(男子)

青枠:海外選手Stage-2出場
薄黄枠:海外選手Stage-1出場
緑枠:日本選手上位4選手


Alouysis Yapp(アロイシス・ヤップ)

今回出場選手No1がシンガポールの「Alouysis Yapp(アロイシス・ヤップ)」選手!
おそらくジュニアかジュニア上がり位では来日しているはずですが今回かなり久々のはず!キュースポンサーは日本メーカー「MEZZ(メッヅ)」でもあります。今や世界トップオブトップの1人、優勝候補筆頭と言って間違いありません!

そして続くのがお馴染みフィリピン勢「Dennis Orcollo(デニス・オルクリオ)」「Carlo Biado(カルロ・ビアド)」「Johann Chua(ヨハン・チュア)」「James Aranas(ジェームズ・アラナス)」

James Aranas(ジェームズ・アラナス)

こちらで注目は「アラナス選手」、おそらく初来日?となるイケメン選手です!もちろんプレーも上手くてスマート。さあ全国のビリ女子達よ、その姿とくと堪能するべし!!

台湾勢筆頭はジャパンオープンに続きカイルン王子「呉坤霖(ウークンリン)選手」!ジャパンオープンは惜しくも敗退となりましたが、全日本でのリベンジなるか?!

若き日の呂輝展(ルー・フェイザン)
若き日の河相我聞

台湾勢もかなり層が厚いのですが、超個人的期待は「呂輝展(ルー・フェイザン)選手」!彼はワタクシと世代が近く(43歳)、台湾撞球界のスーパースター・ヤン様こと「楊 清順(ヤン・チンスン)」選手等と共に活躍しました。
でオススメ理由が…「台湾の河相我聞」だから…(河相我聞通じますか…)
間違いなく昔はそっくりでした!今は…現地で見た方の評価待ちます(汗)ステージ2まで上がって欲しい…

日本勢トップは久々の凱旋帰国となるゼロワン「大井 直幸」選手!いまやMatchRoom大会では絶対人気のジャパニーズスター!
続いて日台ハイブリッドの精密機械「羅立文」選手、今年は海外戦でも並み居る強豪を撃破中のマスワリ王子「土方隼斗」選手、褐色の超人「栗林 達」選手…そして数多の実力派プロおよびアマ選手達がこの戦いに挑みます!


続きまして海外出場選手(女子)編

全日本選手権 海外出場選手(女子)

青枠:海外選手
緑枠:日本選手上位4選手
※女子は全てStage-2からとなるため最右列はStage区分ではなく参考資料として「WPA(World Pool Billiard Association)Ranking」を掲載

陳佳樺(チェン・チャーファ)

女子出場選手No1は冒頭にも紹介しました前回ベスト4の一人「陳佳樺(チェン・チャーファ)」選手!
見た目小柄かわいい系でも球撞きは正確無比なショットを冷静着実に重ねてくる最強女子!
その他台湾勢も名手揃いで層が厚く、日本勢が優勝するために越えなければいけない大きな壁となること間違いありません。

その日本勢の筆頭は、永遠なるストレートストローク「河原 千尋」選手!←ニックネームは筆者が勝手な妄想で付けており公式・公認では決してございませんので悪しからず…
FargoRate上では海外最上位勢とも互角であり、こちらも文句なしの優勝候補です!河原選手に続く平口選手・栗林選手・曽根選手ら多くの日本プロ・アマ強豪選手達の活躍にも期待です。


そして台湾勢以上に出場選手が多かったのが韓国勢。スリークッション(キャロムビリヤード)大国ですが、ポケットビリヤードも十分に強い!

Seo Seoa(ソ・ソア)

その中でも近年世界トップクラスとしてその地位を不動にしつつある「Seo Seoa(ソ・ソア)」選手。基本技術が高く丁寧で堅実なプレーは一旦彼女がペースを掴めば崩れる気配すらありません。こちらも優勝候補最右翼と考えて間違いなしです。


Silviana Lu(シルヴィアナ・ルー)

他注目はインドネシア「Silviana Lu(シルヴィアナ・ルー)」選手。
こちらもキュースポンサーはMezzと日本に縁ありな彼女。近年世界戦でもたびたび上位入賞しており今大会でも目が離せません!


というわけで・・・
第56回となるこの大会
・開催日 2023年11月20日(月)~11月26日(日)
となります。乞うご期待!
現地観戦の方にもYoutube観戦の方にも、何か少しでも役立つ情報となれば幸いです!!

※あまり細かいレート比較とか分析とか何も無かったので、その辺期待された方々には深~くお詫び申し上げます(土下座)…以上!


※2023/11/15加筆
男子Stage-2枠の2選手含むナイジェリアの6選手。ワタクシ自身の調べ方の問題かもだが、ビリヤード選手(スヌーカーも?)としての情報が全く分からなかった…(台湾1選手含め黄色強調)

近年、よく知られるビリヤード大国だけでなく、本当に様々な国・地域からも世界レベルの強い選手は出てきているので、知られざる選手の実力はこれ如何に?という楽しみはある。
一方で、Stage-2は日本選手でも上位プロ、海外勢も有力・有名どころの招待枠だとも思っている。
少なくともこのステージの2選手については、どういう選出基準で招待された選手なのか、その選手が持つビリヤード的背景を知りたい意味で、是非どなたか有力情報等あれば教えていただけたら有り難き、です!
(まあ台湾の選手については、ビリヤード的情報無しも考え難く、大方名前表記違いとかで調べても引っ掛からないのかなと予想…)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?