帰国子女でもないけど英語がそれなりに話せるようになるまでやってきたこと
こんにちは!chikitamです。最後のnoteから1年も経っててびっくりします。
今回は、周りからほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに英語の勉強方法について聞かれて、個別に答えるのも大変になってきたので記事にしておきます。私はネイティブでも帰国子女でもなく、後天的に身に付けました。
※全記事無料なので安心してくださいw
この記事のゴール
(注意)
・WritingやReadingは別のスキルセットなので今回は書きません。今はDeepLもChat GPTもあるしWRは正直いろいろできることありますよね。
・TOEICやIELTSなどで高得点を取る方法はわかりません、もうn年くらい前の話だから…
前置き
正直私もうまいわけではないですが、日本語を母国語としない友人がいたり外資企業で仕事をしてPromotionしてもらえたりするくらいなので、英会話で困ることは今はそんなにないです。
私の英語レベルを知りたい人はchikitamの英語レベルを見てください。
すぐに勉強内容を見たい場合は勉強についてに飛んでください🙇♀️
chikitamの英語レベル
chikitamの英語遍歴
勉強方法について触れる前に、いやお前、元々英語喋れたんじゃないの?とか留学してるしチートじゃんwと思われそうなのでちょっとだけ触れます。
見てもらってわかる通り、結構アウトプットの場を多く持ってたんですよね。よく話し、わからないことを学んで次で使う、というサイクルがよく回ってたなあと思います。
そして4年のブランクがあっても今また英語で仕事ができるようになったのはある程度のベースが自分の中にあり、英語で話すときの感覚がすでにわかっていたからというのも大きいと思います。
その勉強方法については、以下、有料にて公開します!(嘘です)
全て私のやり方だし、時間が立ってるしセオリーとちょっと違うところもあると思いますがご参考程度に!
勉強について
どのレベルを目指したいのか。「海外旅行で使えるくらい」「仕事で使えるくらい」など色々なレベルがあると思うので、順を追って話します。
まず、英語ができるようになったらしたいことを今、英語で口に出して話せますかね??話せるなら応用、すぐにスラスラと出てこないときは基礎に行ってみてください。
基礎編
💡インプット:単語と文法を覚えよう
まずは言いたいことをカタチにできるように、文法と単語から始めるといいと思います。単語はDuolingo, mikanなどのアプリもあるし物理本もあるし好きなのを選んでください。
言いたい表現を知っている文法で書けない場合、調べるのがおすすめです。文法に詳しくない場合は、中高生向けの学習書で基礎からやるといいと思います。
💡アウトプット:覚えた単語と文法で文章をかこう’
学んだ文法と単語はその日のうちに使ってみる。私は定期的にTumblerで英語で日記を書いていました。見た映画の感想、辛かった日のこと、彼氏と旅行に行った日のこと。なんでもいいから文字を書いて、わからない言い回しは調べる。その単語を使って文章を書く。
「今日は横浜に行って、最初は中華を食べる予定だったのですが、結果的に雨が降っていたから駅に近いカフェでパンケーキを食べることにしました。」
→ I had a lunch at Yokohama today. Initially we planned to have Chinese cuisine but it ended up having pancake at the cafe near the station since it was raining outside.
こんな感じで書いた後は声に出してみると良いです。これが、あなたが作った文章です!書けたなら声に出せるし、声に出せば音で覚えます。
これでボキャブラリーと文法を身につけていました。
他にも洋書を読んで、英語ニュースを読んだりして表現の幅を広げたりすることもやりましたが、やる気がある時だったり自分のボキャ貧度合いに絶望してからでもいいかもしれないです。
日常会話じゃなくてビジネス英語が話せるようになりたいんだよ💢という方は、
ビジネスレベルの英単語を覚える→文章を自分で作ってみる、と繰り返すと覚えていけるかなと。私は「英単語から文章を考える」「文章から英単語を考える」をどちらもよく繰り返していました。
応用編
言いたいことを言えるようになっても、いちいち日本語→英語に考え直している間に会話は進んでいきます。これは出来るだけ避けていきたい。
よく「英語脳」と聞きますが、私は英語で話してるのあたまの中は英語です。英語で文章書いているときもそうです。
上の文章を書くときにもだんだんと英語で考えられるようにしていけるといいのかと思います。
この英語で考えるクセをつけるようになったのには、以下がよかったです。
💡文法書を英語でやる
Raymond Murphy 著 English Grammar In Use という名著があります。 これは英語で書かれた英語の文法書です。文法なんてわかってる、と思ってもこの文法書を一周してみて欲しいです。英語で読んで、英語で学ぶので「英語で理解する」という感覚が身につくと思います。
Amazon だとこれかな?
Advanced, Intermediate など色々ありますが私は青いIntermediateを2周くらいしました。新宿の紀伊国屋書店で取り扱いがあるので、直接みてもいいかも。
💡シャドーイング
巷にはシャドーイングの入門書が溢れてるのでそれを試してもいいですが、私が一番Speakingが上がったのはシャドーイングがいっちばん大きかったと思います。ただ、シャドーイングの入門書は平和ボケしたことしか言ってなくてつまらなかったので、TED talk を主に使っていました。
が全くできない場合は3. を最初にしても良い(興味のあるトピックを見つけるために)です。
これの良いところは、
(1)音で聞いて発音を覚えることができる
(2) 3.で内容を聞いて、音で聞いたところが「音」と「単語」と「文章の意味」が理解できると、一気に何を言ってるのか理解できるようになること
(3) TEDの内容が結構普通に面白いので勉強になる
というところかな。
マークザッカーバーグのハーバード卒業式のスピーチなんかも全文訳出てたりするので、お好きな動画でどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=nFaCasVBvD8
これをやり続けていると、文節の区切りや動詞+前置詞のつながりがわかるようになるんです。
💡英語の型を頭に覚えさせよう
中1とかで習ったSVOCみたいな話忘れてると思うんですが、それに近いです。でもいちいち動詞が〜とか目的語が〜って考えず、音と型で覚えます。音は上のシャドーイングで覚えます。
こんな感じで、"I'm looking forward" ときたら、口がもう"to"を覚えている。その後の動詞も "ing"の流れも音で覚えているので、さらっとナチュラルに言えるようになるので、I'm/looking/forward/to/seeing/you! と片言にならない。
そうすると型ができてくるので、あとは頭のなかでどの単語を当てはめるか、引き出しを開けて考えればいいだけ。
シャドーイングを続けていると、I would like to..という型は次に動詞が来ると想定できるので、そこに動詞を入れたり。そのあとは目的語(何を)、そして補語。この型が文法の数だけ頭に入って、単語を入れ替えられるようになるとだいぶ表現できるようになってきます。
ここまできたら、あとはとにかくアウトプットの量を増やしていくことをしていくと良いと思います。
💡発音の質を高めよう
音を覚えても、発音が悪いと聞き取ってもらえないです。語学学校では、何回"R"の発音をやり直させられたか。Enthusiasticが言えなくて、みんなの前で何回も練習させられました。
今はそんな恥ずかしい思いしなくてもELSA Speak という神アプリがあるので、発音矯正に使ってみてください。
やらなかったこと
TandemやHalloTalkなどのLanguage Exchange アプリは利用しませんでした。日本語でもそうですが、話すことがない相手と話しても話すことないから、辛いだけなので…。だったら自分が言いたいことを自由に表現できる方がモチベになります。
大事なこと
一つだけ言いたいことは、「話せること」とは会話なので、もちろん自分が言いたいことを言えても相手の言ってることがわからないと会話が成り立ちません。
英語のアクセントは人の数だけあります。インド英語、イギリス英語、タイ英語、いろんな特徴があるのでだいじろーさんの動画も面白いです。発音の練習にもどうぞ!
シャドーイングをしてるとだんだん音の聞き分けができるようになってくるのでリスニングも相乗的に伸びてたかも知れん!
これは言わないようにしてたけど
マジでこれは私の既得権益がなくなってしまうので言わないようにしてましたが。。本当は言いたくないんですが。。ここだけ有料にしたいくらい。
日本人で英語ができると、とても重宝されます。なぜなら英語ができる人はごまんといますが、日本語ができる(しかもネイティブレベル)人は本当に少ないからです。
日本語と英語は最も離れた言語なので、双方の習得に2000時間以上かかるそうです。ボキャ、文章構造、全てが違います。とはいえ、海外の人が「ひらがな」「かたかな」「漢字」「変な数の数え方」を一から学ぶより日本人が英語を覚えた方がずっとずっと早い気がします。
加えて、日本人独特の機微(いわゆる"ハイコンテクストカルチャー”)や行間を読むことは日本語を母語としない人にはとても難しいようです。
こういった背景から、「日本人で英語ができること」に加えてグローバル進出の多いIT企業のプロダクトマネージャーという仕事もあり、ありがたいことにいろいろなところからお声がけをいただいたり、インセンティブ的なところで得をしたりします。
日本のエンジニアも、PMも、デザイナーも本当に仕事が丁寧でレベルも高いのに英語を喋る環境になると無能になってしまう、、みたいな状況なのだとしたら本当に本当にもったいないなと感じます。
私は優秀なPMでもなく平凡なひとりですし、もっと優秀な人もいます。それでも英語がアドバンテージになってこれまでのスキルにレバレッジを利かせてこられました。
技術を学んだりするのと同じように、ポータブルスキルであり、一生使うことができて、努力で得られる言語能力をモチベーションがないだけで諦めてるのだとしたら本当にもったいないので、もし少しでも勉強しよう!と思ったかたは頑張ってください✨
いつかAIで言語能力なんて必要なくなる日が来るかもしれないですが、その日が来るまで私は英語話者の友達と自分の言葉で会話をしていたいと思うのです。
最後に / お役立ち記事たち
超絶長い文章、読んでくれてありがとうございました。今までこれ、いろんな人に教えてもやっぱりみんな長続きしなくて。アウトプットする場所がないと継続して勉強する気になれないんだと思います。(成果もわからんし)
なので、どうにかアウトプットの場を見つけて頑張ってくれ!環境は自分で変えろ!!!環境のせいにするな!!!!
間違ってもまずは環境からーとか言って短期留学に行ったりしないでくれ!ある程度の基礎がないと、どれだけ何を積み重ねても意味がねえ!
役立ちそうなTweet見つけたので貼っておきます。
以上です。みなさんが少しでも英語の勉強が楽しくなりますように!こういうときどうした?とか、なんでも気になることがあったらぜひ!
ちなみにまだ留学時にした借金(親なので無利子)を返済中なので、参考になったよ!とか頑張ってみるね!って人は返済の足しに応援してください😭😭😭 w
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