"BLUE"(Model:まえだ、しらたま)【What is your color】
モデルについて
「What is your color」企画46組目のモデルは、まえだとしらたまちゃんです。
まえだ
人生のほぼ半分をディアボロに捧げているディアボロジャンキー。
平成の「男子1ディアボロ垂直軸部門」を戦い抜いてきた強者です。
今でも最前線で戦っており、直近の国内大会では2位を勝ち取っています。
2024年3月からはディアボロチーム「AWA」へ加入。
もしかすると、AWA唯一の常識人枠かもしれません。
しらたまちゃん
北海道在住の社会人ポイジャグラー。
高校の頃からポイを始めており、大学4年以降は定期的にジャグリングの大会に出場しています。
曲調に合わせて時に力強く、時に優美にポイを操るパフォーマンスは必見です。
2024年12月の「紅白ジャグリング大会」にも出場予定とのことで、引き続き活躍が期待されるジャグラーです。
集合
2024年11月23日。
北海道札幌駅近くで2人と待ち合わせ。
今回は珍しく妻が同行しています。
ちきぽとれの撮影では、北海道は初めて。
というか、僕自身が北海道に来たのが初めて。
最高気温4℃というイカれた寒さも。
期待していた程美味しくなかったソフトカツゲンも。
謎のコンビニ「セイコーマート」も。
全てが新鮮で、否応なしにテンションが上がります。
妻の目さえ無ければ、大声を出しながら町中を走り回っていたでしょう。
普段関東での撮影ばかりなのに何故今回北海道なのか。
それは、22日~24日にかけて僕と妻が2泊3日の北海道旅行に来ており、折角なので序でに北海道在住のお2人を撮影させていただく予定だからです。
待ち合わせ場所でモデルのお2人と合流の後、車で撮影場所に向かいます。
撮影
20分程ドライブし、「モエレ沼公園」にやってきました。
敷地がデカ過ぎて、足を踏み入れただけではその全貌が全くピンと来ません。
とりあえず車を停めて、公園内を散策してみましょう。
モエレ山
モエレ沼公園の中央部には、やたらと小高い丘、というより山が聳え立っています。
近くで見ると、改めてその巨大さを実感します。
麓(?)から見ると、既に頂上にいる人々がゴマ粒のようにしか見えません。
巨大すぎて距離感がおかしくなりそうです。
そんな頂上から見る景色はさぞ絶景だろうと早速登り始めたのですが、これがもう本当に地獄。
登れど登れど頂上が見えません。
撮影に来たはずなのに、僕は何で登山しているんだ。
モデルのお2人も、きっと同じ気持ちでしょう。
まだ1枚も撮影していないのに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
10分程地獄を味わい、漸く頂上に到達しました。
頂上からは札幌市内が見渡せます。
登ってきた疲れが消し飛ぶというのは過言ですが、そう思える程の絶景と言えるでしょう。
そして、寒い。
めちゃくちゃ寒いです。
ほぼ0℃の強風が、絶え間なく僕達の顔をボコ殴りにしてきます。
死人が出る前に撮影を始めましょう。
まずはしらたまちゃんを撮影。
28mmで目一杯引き、ローアングルで撮影してみました。
このモエレ山頂上は札幌市内のほとんどの建物よりも高い位置にあるため、このように山と空と雲しか映りません。
しらたまちゃんは桃色生地の振袖姿。
そう、僕はこの姿の女性に約10分の山登りを強いてしまったのです。
控えめに言って極刑に値します。
ヘッドドレスが風に飛ばされないよう、手で押さえてもらいました。
続いてまえだを撮影。
しらたまちゃんとほぼ同条件で撮影しました。
まえだはゴールドカラーのジャケットに黒のパンツ姿。
見た目以上に薄着なのか、撮影中は終始顔が強張っていました。
ごめんて。
登山道の反対側には、地上へ真っすぐ伸びた階段を発見。
一番下まで降りた後、階段を背景にしらたまちゃんを撮影してみました。
まさに天に続く階段といったところ。
圧巻です。
ここまでのシンメトリー構図には中々お目にかかれません。
少し背景を変えてみました。
こちらの方が空の色が見えますね。
頂上と異なり風がほぼ吹いていないので、振袖の形を綺麗に撮ることができました。
この素晴らしい振袖は、お母様から頂いたとのこと。
そんなことあるのか。
同じ場所でまえだを撮影。
背景に空がガッツリ入るように、ローアングルで撮ってみました。
まえだは先程のジャケットから青い上着にチェンジ。
空の青さも相まって、真っ青な写真になりました。
HIDAMARI
モエレ山から少し歩き、ピラミッド状の建物「HIDAMARI」にやってきました。
モエレ沼公園を象徴する建造物の1つで、圧倒的存在感を放っています。
素晴らしい写真が撮れそうな予感しかしません。
そして何より助かるのが、「室内」だということ。
外気の寒さを気にせず撮影できます。
まずはしらたまちゃんを撮影。
この建造物は全面ガラス張りなので、屋内にも関わらず太陽光がしっかり差し込んでいます。
おかげで、モデルの顔を十分に明るく撮影できました。
背景がしっかりボケるよう、50mm単焦点を使用。
続いてまえだを撮影。
再びゴールドジャケットを着てもらいました。
モエレ山の時よりも表情がキマっています。
暖かい屋内なので、余裕が生まれたのかもしれません。よかった。
4枚目のポーズは、彼を知る人ならばもはや御馴染みでしょう。
俺もこういう決めポーズ欲しいな。
ピラミッドの2Fにやってきました。
先程まで撮影していた1Fとはまた違った雰囲気です。
まえだには、またしても青い上着に着替えてもらいました。
何度もごめんね。
ディアボロを回すことは憚られたので、シンプルなポートレートを撮影。
めちゃくちゃカッコよく撮れた気がします。
3枚目はアングルに結構苦戦したので、この1枚が撮影出来て感動も一入といったところです。
続いてしらたまちゃんを撮影。
先程の振袖姿からガラっとお色直し。
青いニットにブーツ、耳には青いアクセサリ、頭には青色の入ったエクステまで付けてくれました。
ポージングは、妻と相談しながらしらたまちゃんにオーダー。
おかげで、女性らしいポージングで撮影することが出来ました。
今更ですが、しらたまちゃん、めちゃくちゃ姿勢が良いです。
訊けば、以前新体操をやっていたとのこと。
なるほど納得。
雑木林エリア
荷物をまとめ、再び屋外にやってきました。
HIDAMARIの裏手には、雑木林が広がっています。
こちらでジャグリングしている様子を撮らせていただくことに。
まずはまえだを撮影。
バータックスと2ディアボロをやってもらいました。
流石は競技プレイヤー。
写真映えするトリックをたくさんもっています。
6枚目は、まだ表に出していない秘蔵のトリックとのこと。
もしかすると近々大会等で見れるかもしれませんね。
続いてしらたまちゃんを撮影。
先程よりもだいぶ日が落ちてきたので、ISO感度をあげました。
動きがより映えるよう、テールポイを振ってもらうことに。
コートを着用した状態でも器用にトリックを披露してくれました。
HIDAMARI(再)
またしてもHIDAMARIに戻ってきました。
まえだからの希望があり、お2人のツーショットを撮影することに。
数枚ポーズを撮ってもらい、後は3人でフリートークをしながら撮影しました。
こっちの方が自然な表情が撮れますね。
お2人の面白い話も聞けて、楽しい締めになりました。
撮影終了
約4時間程で撮影終了。
思ったより長引いてしまいました。
長時間の撮影に付き合ってくれたお2人に感謝です。
本来、今日は雨/雪予報だったのですが、最後まで何とか保ちました。
妻が晴れ女であることは知っていたのですが、どうやらしらたまちゃんも晴れ女スキルを持っているとのことです。
天候操作系の能力者が2人もいるとは贅沢な撮影です。
今回撮影した写真は、XやInstagramにも投稿していますので、良ければそちらもチェックしてみてください。
それではまた。