ポートレート(Model : まなと)
モデルについて
詳しくは下記記事参照。
最近、同じ大学の女の子にフラれたようです。
心なしか、背中に哀愁が感じられます。
集合
2024年10月26日。
象の鼻パークで待ち合わせ。
集合時間ピッタリに、本日のモデルのまなとが姿を見せました。
破天荒キャラで知られている彼ですが、変なところで律儀です。
黒いアウターの下には、OIDC2024の男子個人総合部門でも着用していた衣装が見え隠れ。
どうやら今日は、彼の本気のディアボロが見られそうです。
撮影
象の鼻パークといえばここ。
山下臨港線プロムナードにやってきました。
早速撮影開始。
まずは3ディアボロを撮影。
バータックススタイルに定評のある彼ですが、最近は3ディアボロに注力しているとのこと。
高難易度トリックを次々に成功させてくれました。
これだけ3ディアボロが出来たらさぞ楽しいでしょう。
僕も頑張ります。
50mm単焦点の絞り開放で撮ることで、紐や被写体がハッキリ映るように心がけました。
(せっかく面白い動きをしている紐が消えると悲しいので)
続いて1ディアボロ水平軸。
元々得意だった技から新技まで、たくさん撮らせてもらいました。
3ディアボロに引き続き、シャッタースピードは高めに設定。
そういえば、今日の気温は20℃程。
対して今日のまなとは見ての通り、薄手の半袖。
見ているこっちが風邪を引きそうな軽装です。
彼の十八番であるバータックススタイルも撮影。
相変わらず構造が全く理解できません。
そもそも彼の技、ほとんどスティックを持っていません。
ほぼ紐だけを掴んでいます。
めちゃくちゃです。
何でそれが決まるんだよ。
「お母さん見て!すごいことしてるよ!」
声の方向に目をやると、通りがかった親子がまなとを見て目を輝かせていました。
通行人の邪魔にならないよう隅っこで撮影していましたが、流石ディアボロ、目立ちます。
こんなもの視界の端にちょっと入るだけでも気になることでしょう。
すると、グルっと身体の向きを変えて、親子に向かって技を披露するまなと。親子も嬉しそうです。
こんなサービス精神のある男だとは。
やはり変なところで律儀なヤツです。
橋の上に登ってみました。
地上にいるまなとを俯瞰で撮影するためです。
望遠レンズに切り替え、シャッターチャンスを狙いました。
バータックススタイルをこの構図で撮影するの、結構楽しいです。
(ロケーション次第ですが)
「見て!なんかやってる!」
声の方向に目をやると、通りがかった女子大生(?)がまなとを見て目を輝かせていました。
デジャヴです。
すると、上機嫌で回転をかけ始めるまなと。
コイツ、サービス精神が豊富なわけではなく、単純に凄い技を見せびらかしたいだけなのかもしれません。
得意のバータックススタイルで大技を繰り出しますが、失敗。
「ガツン」と音を立てて、ディアボロは遠くに転がっていきました。
「あはは」と笑いながら、女の子達も遠ざかっていきました。
何で今ミスるんだよ。
今日さんざん決めてきたのに。今一番決めるべきだったのに。
「いや、ほんとですよ。僕本当に女運が無いんですね…」と凹むまなと。
女運って、そういうことじゃない気がします。
地上に降りて、引き続きバータックススタイルを撮影。
流石トッププレイヤー、まだまだ技が出てきます。
何個技持ってるんだよ。
レンズは再び50mm単焦点へ。
やはりf1.8が強すぎます。
なんと2ディアボロまで見せてくれました。
もう全部じゃん。
全部見せてくれるじゃん。
少し場所を変え、謎のオブジェの前で撮影。
余談ですが、このオブジェは夜になると綺麗にライトアップされます。
最後に、技をしていないところを撮影させてもらいました。
1,2枚目は、地面にカメラが接触するくらいローアングルで撮影。
高架下の奥行が伝われば幸いです。
寄りで撮影していて気付いたのですが、彼の手(というより腕全体)には、夥しい量の傷が。
一見リストカット跡に見える線上の傷は、全てディアボロの練習によりできたものでしょう。
僕も学生時代にできたことがあります。
それにしても量が多い。
手のひらから肘にかけてズタズタです。
治りかけの傷の上に新しい傷があり、網目状になっています。
一体どれだけの練習を重ねてきたのでしょう。
彼の圧倒的実力の秘密を少しだけ知ることができました。
撮影終了
3時間程で撮影終了。
たくさん技を撮らせてもらったので、長引いてしまいました。
そんな凄腕プレイヤーのまなとですが、
・近日中に技動画を公開予定
・来週、大学の学祭でパフォーマンスを披露予定
と、予定が目白押しのようです。
これからもまなとの活躍に目が離せません。
今回撮影した写真は、Twitter(現X)やInstagramにも投稿していますので、良ければそちらもチェックしてみてください。
それではまた。