"SUMMER"(Model:あき)【しきあそび】
モデルについて
「しきあそび」企画7人目のモデルは、あきちゃんです。
94世代の生き残り。
ジャグリングは、どちらかというと見る専。
ジャグリング用のポイを自作(カスタマイズではなく、布地を買ってくるところからやるらしい)するというスーパースキルを持っています。
自宅には大量の浴衣/着物を所有しているとのこと。
集合
2024年6月8日。
鎌倉駅であきちゃんと集合。
あきちゃんは浴衣姿だったので、すぐに見つけることができました。
白地に青い紫陽花柄が入った浴衣を着用。
長い髪は後ろでまとめており、大きな花の形の簪を差しています。
非常に夏っぽい。
自宅で保管している浴衣の中から、一番夏らしいものをチョイスしてもらいました。
気温は27度。
この中を歩いて移動するのは流石に溶けます。
電車に乗って移動しましょう。
撮影
長谷寺
鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗車。
ホームには夥しい程の人数が電車を待っていました。
鎌倉の魅力、恐るべし。
都内の通勤ラッシュ顔負けの満員電車に揺られること5分、長谷駅に到着。
そこから10分程歩き、長谷寺にやってきました。
事前調べによると、この季節の長谷寺では綺麗な紫陽花を見ることができるようです。
しきあそびの「夏」の撮影として、是非押さえておきたいところ。
入場料を支払って敷地内に入ります。
背の高い木が多数あり、敷地内は驚く程涼しいです。
案内看板を見ると、少し階段を登ったところに「あじさい路」というエリアが設けてあるようです。
さぞかし綺麗な紫陽花が見られることでしょう。
ウキウキしながら「あじさい路」の受付に向かうと、衝撃の一言。
まさかの240分待ち。
つまり4時間待ち。
どういうこと。
ディズニーランドのアトラクションどころではありません。
まさかここまで大人気とは思いもしませんでした。
夏の風物詩である紫陽花は是非撮影したいところですが、流石に4時間も待てません。
周りを見回すと、あじさい路の前にもそれなりに紫陽花が咲いていました。
あじさい路の方がもっと大量の紫陽花に出会えるでしょうが、ここでも十分でしょう。
参拝客のお邪魔にならないように撮影開始。
白や青の紫陽花と一緒にあきちゃんを撮影。
紫陽花自体の背丈が小さいので、あきちゃんには座り込んでもらいました。
ストロボを用いて撮影したので、アイキャッチを入れることができました。
あきちゃん、クールな表情が非常に絵になります。
もう少し移動すると、また別の場所に紫陽花を見つけました。
先程よりも花弁が大きく、形も少し違います。
紫陽花って色んな形があるんですね。知らなかった。
あきちゃんは結んでいた髪を解き、髪型をハーフアップに変更してくれました。
簪も、クリアなアサガオ型のものに変更。
撮影の途中で髪型を大きく変えられるのは、ロングヘアーの女性の特権ですね。
先程よりも被写体との距離を稼げそうだったので、レンズを50mmの単焦点に変更。
白飛び上等で撮影したので、写真全体がめちゃくちゃ明るくなりました。
ところどころ白飛びしてしまいましたが、これはこれで良いでしょう。
ふんわりボケる紫陽花、結構好きです。
ギャラリーAKI
江ノ電で鎌倉駅に戻ってきました。
そこから歩くこと10分、ギャラリーAKIに到着。
図らずもあきちゃんと同じ名前です。
中は雰囲気バリバリの古民家。
着物での撮影に合うかと思い、事前にレンタルスペースサイトで予約しておきました。
田舎育ちの人間としては、実家のような安心感があります。
ギャラリーに入ると、穏やかそうな年配のご夫婦(?)が出迎えてくれました。
お世話になります。
今回利用可能なのは、古民家の奥の和室2部屋。
広々使えるので、撮影にも幅が出そうです。
諸々準備して撮影開始。
あきちゃんはまたしても髪型チェンジ。
三つ編み(?)にして片方の肩に垂らしてくれました。
青い花の髪留めもつけてもらい、華やかさは3割増しといったところ。
夏らしさを増強させるため、団扇や花、豚さん蚊取り線香、ラムネ、エビスビールを小物として使ってみました(これらは全て持参しました)。
シャッターを切りながら感動。
夏をひしひしと感じます。
こういうのを撮りたかったんですよ。
「日本家屋」と「浴衣」の親和性は最高ですね。
自然光で被写体を明るく照らすため、縁側に座ってもらいました。
うまいことあきちゃんにだけ光が当たってくれたので、言うことなし。
管理人御夫婦の御厚意で、玄関口も使わせていただけることに。
先程とはまた違ったアングルで写真が撮れたのはかなりデカい。
ありがとう管理人さん。
玄関を出た先で、振り返るようなポージングを依頼。
このポージング、どうやら浴衣姿の女性と組み合わせるのが正解だったようです。最高。
撮影に夢中になっていたら、腕と足を蚊にバスバス刺されました。
かゆい。
和室に戻ってきました。
縁側で撮り損ねていたカットを何枚か撮らせてもらうことに。
1枚目は、僕が持参してきた風鈴を使用。
本当は縁側に吊るしたかったのですが、吊るすためのフックが見当たらなかったので、僕が手にもって撮影しています。
撮影終了
17時前には撮影終了。
紫陽花に2時間、古民家で2時間くらいの撮影時間。
移動時間込みと考えると、まあこんなところでしょうか。
長時間付き合ってくれたあきちゃんに感謝。
今回撮影したあきちゃんの写真は、Twitter(現X)やInstagramにも投稿していますので、良ければそちらも是非チェックしてみてください。
それではまた。