薬局が変われば地域医療が変わる
読んでいて終始感じたことは、薬剤師の方のvalueはどこになるのだろう、ということ。
以下のあたりを著者は課題視していて、
それに対して、以下2点がvalueの発揮どころだろうと記している。
対物→対人の流れになってきていることの理解にもつながる内容だったのだけれど、どこまで行っても「論ではわかるものの、薬剤師の方にとっての新しいアクションをするインセンティブはどこにあるのか」が不明だなと感じた。
もちろん、よりよい医療を届けたいという思いから薬剤師になっている方も多いだろうけれど、そのやりがいだけを頼りに行動変容を促すのは過去の経験上かなり壁が高く険しい道だと考える。
そのためにも、薬剤師の方の実態をもっと理解し、今の業務の延長線上のどこに変化の余地があるのかとか、どれだけ変化による効果を早期に実感できるのかとか、その要所をつかむことが外から変革をもたらす上で重要になる。
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