己との交換日記

こんばんは、世界。


自分のnoteをたまに見返して、反省して、時に再構築しているのだけども、自分の書いたものを見ると共感性羞恥的な気持ちで溢れかえってしまう。ヒィィィッて言いながら見返しているので、けっこう心に負担がかかる。

この感情…どこかで……と思い記憶をたどると、小学生の時に友人と交換日記をしていたことを思い出した。

どちらから始めようと言ったかは覚えていない。ファンシーショップで売っているプラスチックのキラキラなBOXに入ったハムスターの絵柄の小さいノート。引っ張るとすぐ開くが、一丁前に鍵が付いている。

最初のころはページが足りないほどびっしり書いて 相手からの返事を首を長くして待っていた。大したことは書いていないのに、二人だけの秘密のやり取りにわくわくが止まらなかった。

ただ、わたしはチャレンジや進研ゼミを何度もサボった人間。すぐしんどくなる人間。交換日記の数ラリー目かでめんどくさくなってきていた。

カラフルなペンや香るペンを駆使していたのに、いつのまにか鉛筆一択。徐々に短くなる文章、どんどんでかくなる文字。可愛い絵、からの意味不明な絵や記号で埋め尽くされたページ。

友人からも「もっと真剣に書いて」と怒られる始末。


そして最終的には、ぬるぅーっと交換日記が終了した。


数年後、わたしの部屋から発掘された交換日記。
開くと懐かしさと共に友人への申し訳なさ、それ以上に自分に対する恥ずかしさと怒りが込み上げてきた。幼少期からろくでもない人間だったなと。

noteを見返すたびにその感覚がよみがえってくる。あぁ、これはもしかして己との交換日記なんだな…と心と胃が痛む。心の成長痛だ。 なんとか痛みに耐えつつも成長していきたい。


伸びろ、文章力。


それじゃおやすみ、世界。  

20240208こむぎ

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