
【G1@Clubhouse⑤】 コロナ禍のワークスタイル
2月2日22:00 ~23:00に行われたG1@Clubhouse⑤の内容のポイントをご紹介します。*本記事は2021/2/3に公開した知見録の記事を転載しています。
テーマと出演者
テーマ:コロナ禍のリモートワークでワークスタイルはどう変わってしまったのか、そして、今後どう変わるべきか
出演者:小室淑恵(ワーク・ライフバランス)、宮澤弦(ヤフー)、間下直晃(ブイキューブ)、堀義人
発言のポイント
※上記出演者のご了解を得たうえで、記録、公開しています。
1)ワークスタイルはコロナでどう変わったのか?
・コロナによって多くの企業でテレワークが普通のことになったのは劇的な変化。
・テレワークで生産性の上がった会社と下がった会社に分かれる。
生産性を上げた会社の要因は、
-社員一人一人の自立性、判断の権限委譲ができているか
-通信環境や機器の整備などテレワークに合った環境整備
-トップはじめマネジメントの率先垂範の姿勢 など
・生産性が上がれば従業員満足度も上がる。
2)必要な人事制度やカルチャー及びさポート体制は?コロナが終わってからどうなるか?
・今後も(コロナ終息後も)テレワークは定着していくだろう。
若い世代ほど、テレワークによる生産性向上を実感しており、テレワーク対応できているかで若い人材の採用が決まってくる。
・効果的にテレワークを実現するために重要なのは
-人事制度の修正
個々の担当業務の明確化
年俸制(勤務時間の長さで評価が上下しない)
アウトプットによって評価される仕組み 等
-ツールの整備(PC、通信、業務ソフト等)
-ビジョン、ミッション等理念の浸透
-定期的なアンケートで従業員の声を反映
-「出社せざるを得ない」役割の人への配慮
(手当の支給、シフト制、ハンコ廃止等「出社せざるを得ない」業務を減らす)
・一方で、フルリモートも現実的ではない。対面のコミュニケーションの重要性は残る。
雑談やチーム内の信頼醸成、新人のオンボーディングといった部分は会うことの重要性が残る。
・オフィスの役割も、業務中心からコミュニケーションや偶発的出会いの場という面が重要に
今後の予定
G1@CH⑭「動画メディアの未来」ABEMA藤田奨×堀義(2/11)
G1@CH⑮「2050ゼロエミッションに向けて真正面からエネルギー政策を論じよう」国際環境経済研究所 竹内純子 × エネルギーアナリスト 大場紀章 × 堀義人(2/12)
G1@CH⑯「社会の機会平等の確保と格差是正」今村久美 × 堀義人(2/13)
G1@CH⑰「コロナ禍だからこそ考える企業のwell-being」プロノバ 岡島悦子 × 予防医学研究者 石川善樹 × 楽天 北川拓也 × 堀義人(2/14)