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特別活動の学習過程

特別活動の学習過程

特別活動の目標には、「様々な集団活動に自主的・実践的に取り組み、互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決する」とあります。

まずは、「様々な集団活動」をするとありますので、学級はもちろん、児童会活動など多様な集団が想定されます。

学級などの集団で経験したことが、社会にでたときに、家庭や会社など新たに所属する集団で生かされるということです。

次に「自主的・実践的に取り組む」とあるので、実際に何らかの集団に属してやってみることが必要なわけです。ただ取り組むのではなく、課題を持って取り組み、解決することで、学びになると考えられます。さらに、「自発的・自治的」であるという特質があります。

つまり、クラブ活動で先生がやる内容を決めたり、強制的に集めたメンバーでやることは、特別活動の趣旨からは外れているということになります。ただ、放任ということではなく、このような学習になるように指導していくことも求められています。

集団活動をする上では、互いの意見の違いを合意形成することが欠かせません。そのための方法は、多数決でというわけではなく、他者の意見も受け入れつつ自分の考えも主張できるような展開が求められています。できる子だけで進めていく、はもってのほかですね!

以上のような手順を通して、集団や自己の生活上の課題を解決していくのが、特別活動の活動内容ということになります。レクやイベントを行うにしても、こうした手続きのもとに進めていく必要があるということですね。


おわりに

今回は、「特別活動の学習過程」をテーマに書きました。

お読みいただき、ありがとうございました。

ご参考になれば嬉しいです。


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