Bingチャット(AI)を使ってみた
ライトニングプレゼン
昨日、Bingチャットについて発表する機会がありました。ここ一ヶ月くらい、Bingチャットについて調べたり、使ってみたりしてわかったことや考えたことを発表する機会となりました。発表の内容をまとめていきたいと思います。
1 そもそもの違い
生成AIは、3つのものが知られています。基本的には、話しかけたら(質問したら)答えてくれる、というのが生成AIです。
ChatGPTは、膨大な言葉のデータの中から、質問されたことに対する答えを選んで文章として回答してくれるものです。
Bingも、ChatGPTの言葉のデータを使っているのですが、元々検索エンジンであることからスタートしているので、回答をインターネットから探してくれた後で、言葉のデータと組み合わせて回答してくれているそうです。
Google Bardは、独自の言葉のデータの中から、同じように質問されたことに対する答えを選んで文章で回答してくれます。
それぞれやり方が違うので、同じ質問をしても返ってくる答えは違います。じゃあ、どれを使うの?という話です。
2 使い勝手の違い
ChatGPTは、アカウント登録をすれば、無料でも使えますが、有料サービスを使うことで、精度が上がり、画像や動画など様々な形で答えてくれるようになります。
Bingは、Windowsに標準でついているMicrosoft Edgeという、インターネットを見るもので使うことができます。無料です。
Bardは、Googleアカウントを持っていて、ログインすれば使うことができます。
この3つを比べると、多くの人がすぐ使えそうなのは。Bingということになりそうです。
3 その他の違い
文科省の暫定ガイドラインには、以下のような表があります。規約上の年齢制限や、入力したことを記憶してしまうかどうかがそれぞれ違います。
4 Bingで何をする?
同ガイドラインでは、生成AIの活用例を示しています。ただ、これらは保護者の同意を得た上で行う必要がありますので、すぐには難しいと思います。
そこで、まずは校務で活用する方法を模索していくのがいいと考えています。
Bingは、検索結果の根拠(リンク先)を示してくれるので、正確な情報かどうか自分で確かめることができます。インターネットで調べる際には、情報の真偽を確かめることが重要ですので、その点でも使いやすいです。
5 学習指導案の教材観や研究主題などの文書作成に使ってみる。
実際にやってみたのが、学習指導案の一部を作成したり、研究計画の文書を作成する際のたたき台を作ることです。こういうものは、文献を調べて文章を作成するので、ゼロから作るのは大変です。インターネットで公開されている文献を使って作ればいいと思います。
このように、やりたいことを話かけて、答えをもらいます。その内容から使えそうなところを使うのが良いと思います。BingはMicrosoftの製品なので、WordやExcelとの連携もスムーズです。
手軽に使うならBingかな!
以上のように、AIを使ってできることは他にもたくさんあります。が
とりあえずやってみよう!という場合は、Bingから始めてみるといいかもしれません。
今回は、Bingチャットを使ってみた話を書きました。ご意見・ご感想をコメントいただけたら嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。