3年生の第3単元は、安全なくらしを守るです。
また、内容の取扱いには、次のように示されています。
この単元で、初めて選択・判断というワードが出てきます。
選択・判断とは、解説社会編によると、社会に見られる課題の解決に向けた広い視野からの構想をすることです。
もう少し詳しい説明は、平成28年8月に出された、学習指導要領に向けた審議のまとめのなかに、社会的な見方・考え方を用いて社会に見られる複雑な課題を把握して、身に付けた判断基準を根拠に解決に向けて構想することという記述があります。
この選択・判断というワードが出てくる単元では、社会参画に向けて、課題を取り上げ、その解決に向けて話し合うことが求められているのです。
引用が多くなってしまいましたが、この安全の単元では、どのような課題が見られるのでしょうか。
それは、火事、事件や事故は毎年起こっており、その数を減らすことが求められていることです。
その解決のためには、消防や警察に従事する人たちの働きだけでなく、地域住民一人ひとりの参加が重要になります。
その参加の在り方を、プロジェクトとして学んでいくことになると考えられます。
次回は、実際のプロジェクトについて書いていきたいと思います。