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【アニメーション保存ができた!】ホースタッツボード開発ここまで進んでます

こんにちは。今回は、ホースタッツ (HSTATS) の新プロダクトである ホースタッツボード (HSTATSboard) 第2世代の進捗をまとめてご紹介します。実際に開発しながら気づいたことや、使っているツールの苦労話などを交えつつ、読みやすい形でお届けします。


FFmpegとの格闘:動画編集への挑戦

まず大きなポイントとして挙げられるのが、FFmpeg を使った動画編集の難しさです。

  • 動画にテキストやオブジェクト(人形)をオーバーレイする

  • 3D画面の表示を切り替えながら別のUIを重ねる

  • クライアントサイドとサーバーサイド、どちらで処理するかの判断

といった点で、思っていた以上に手こずりました。特に、テキストや3Dオブジェクトを同時に追加すると動作が極端に重くなる問題があって、その改善にかなりの時間を要しました。


HSTATSboard 第2世代の新機能

1. テキストと3Dオブジェクトの同時表示

ホースタッツボード (HSTATSboard) 第2世代では、3D空間上に人形やテキストを配置して、アニメーション付きで動かせるようになりました。たとえば、ハンドボールのプレー解説を例に挙げると、3Dのコート上で選手を動かしながら、テキストで注釈を入れることが可能です。
これにより、単なる映像の再生だけではなく、状況説明や戦術解説を視覚的にわかりやすくすることを目指しています。

2. 動画編集タイムラインの実装

動画編集ソフトのように、タイムライン上でテキストやオブジェクトが表示される時間を自由に調整できる機能を実装しています。

  • 現在はテスト段階で、固定5秒の表示を目安にしている

  • 今後、時間の長さや表示開始・終了を細かくコントロールできるようにする予定

この機能のおかげで、チームの解説動画や戦術紹介動画をよりスムーズに編集・作成できるようになりました。

3. フルスクリーン表示とUI

3D画面をフルスクリーン表示できるモードも試験的に作っています。UIの重ね方や操作感はまだ最適化の途中ですが、より大きくて見やすい画面で作業できるようになる予定です。


実際の試合映像とのマッピング

実際の試合動画と、3D上で再現したプレーを重ね合わせる取り組みも行っています。

  1. 試合動画を読み込み

  2. 3D上の選手モデルにマッピング

  3. テキストや図解を挿入

といった流れで、リアルタイムに近い形で状況説明ができるようにするのが目標です。


まとめ:HSTATSboardのこれから

ここまでご紹介したように、ホースタッツボード (HSTATSboard) 第2世代の開発は着々と進んでいます。

  • FFmpegを使った動画編集の仕組みが基盤として整備されつつある

  • 3Dアニメーション上でテキストや人形を扱えるようになった

  • タイムライン編集で映像表現の幅が広がる

今後とも ホースタッツ (HSTATS) 関連の進化にご期待ください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。






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