試合が日常なデンマーク、非日常な日本
デンマークで試合をしていると、本当に今日試合?というように当たり前に集まって、いつもと同じように過ごして気づいたら会場にいて試合をして、気づいたら終わって夜ご飯を食べているということがある。
デンマークでの最初の試合の時は驚き。試合の前に普通に映画見たり、散歩行ったり、ご飯食べて喋ったりする人がいて。すべてが日常通り過ぎていく。
アリーナの集合も試合開始1時間前、45分前に全員集まって一瞬ミーティング。30分前からアップしていきなり試合が始まる。
日常にあるからと言って真剣にやらないわけでなく、むしろ勝利至上な雰囲気。試合の目的は勝利というのが血として流れているくらいに。
なんだろう。日本にいた時の試合の朝のソワソワ感がない。だけど試合が「ハンドボール」だからゲームにはうまく入れる。
彼らはこの感覚で試合を8,9歳の頃から日常の一部としてやってきている。
なぜか。
リーグ戦
日本の多くの試合はトーナメント方式で一度負けたらもうしばらく試合ができない。
デンマークではリーグ戦主体。(試合方式はまたいつか詳しく)だとすると、9月~12月、1月~4月は毎週のように試合が当たり前にあって。負けても当然試合が続く。試合経験を詰めて。そりゃ日常に溶け込むわと。