FF16プレイ42【アルテマ説教部屋からの脱出】
※ 2023年8月1日にふせったーに書いた記事をnoteに転載しています。
アルテマに連れ去られた先は大きな鳥籠に覆われた異空間で
そこで「親に説教されるやんちゃ兄弟」よろしく怒られましたよ!
やんちゃ兄弟、親(アルテマ)の言う事なんか全然聞かんし!(笑)
いや、ちゃんと話はきいてるか。えらいなこの兄弟。
あれでしょ?自分に似せて人間作って寝てたら
思ったより進化しちゃった感じでしょ。
ドジっ子神様じゃん、アルテマ。
神を名乗るアルテマも
黒の一帯の拡大は止められない。
人を作った、人に対する神かもしれないけど
この世界に対する全知万能の神じゃない。
アルテマからしたら
「AI搭載のロボットつくったら、都合わるく反逆してきたからAI抜く」
みたいな感じだよね。気持ちわかる。事情も理解できる。
でも、もうクライヴ達にだって事情がある。
アルテマが人に罪があるって言ってたけど
アルテマが人を生み出す前にやってたことは
罪じゃないんかって、
クライヴ、ツッコミが的確すぎ。
命あるものは生存本能とセットだよね。
それはアルテマも人も同じ。
そこはクライヴも否定しない。
アルテマのことも認めてる。
でも、お互い話し合いで解決できないなら
生き残りをかけた全面戦争だってことなんだよね。
で、戦って7回リトライしました(笑)
召喚獣アビリティのセットを何回か調整したら
うまくハマるようになって勝てた。
いろいろ工夫するの本当に楽しかった。
—-
アルテマはここまで立派に育ったクライヴを褒めて
(バルナバスのときもそうやけど、いちいちムカつくねん)
自我を壊して自分の器にするって言って、
ロザリス城の幻影にクライヴを閉じ込める。
そこでクライヴの大事な人達、戦った人達に口々に
クライヴを否定することを言わせる。
それが、絶妙にクライヴ自身も
不安に思ってそうなことをついてくるというか。
今までそういう不安は何度も振り払いながらここまで来たんだろうなって。
クライヴの大事な人たちはそんなこと言わないよ、絶対。
でもクライヴは否定の言葉をそのまま「そうかも」「そうだな」って受け取って
自分をだんだん見失っていく。
10歳のジョシュアだけは
否定の言葉を言わないでクライヴのことを呼び続ける。
「兄さん!」「クライヴ!」って。
10歳のジョシュアが「クライヴ」って呼び捨てで呼ぶの
SALVATIONトレーラーの!
こんな終盤の内容なのに出してたんだ、すごい。
クライヴが「兄さん?(って誰のこと?)」って聞くと
28歳ジョシュアが
「あなただよ、クライヴ」
「クライヴ?」
「ほら...もう一度呼んで」と導いてあげる。
ジョシュアがクライヴに対して
「兄さん」「あなた」「クライヴ」って
3つも呼び方があるの、きっと日本語だけだよね。
この呼び方の違いの感慨の深さ。
日本に生まれて、日本語を母語にしてて良かった。
【note追記】
英語でも”Brother”、”you”、”Clive”と呼び方がありますが、
それでも日本語ほど意味を持った「呼び分け」はないでしょ?
と言いたかったようです、当時の私。
幼いころの英語ジョシュアは”Clive”って呼んでたしね。
【note追記終わり】
ここのジョシュアほんとなんだろ、慈愛そのものというか。
モルヒネみたいな強い薬で痛みを消すような
先の命の短さを突きつけられてるような人生なのに
そんなことはおくびにも出さずに
クライヴに声をかけられるのってなんでなんだろ。
今日一日そんなことを考えてたら、ふと
「小さなジョシュアが昔クライヴから受け取ったものを
今のクライヴに返してるんだ」って思った。
小さなジョシュアが不安を打ち明けたら
クライヴが父エルウィンよりも響く言葉でジョシュアを導いてくれた。
そのときのクライヴは辛い立場なはずなのに
おくびにも出さずにジョシュアを励ましてくれた。
「ジョシュアが羨ましいよ」とか
「タダ飯食らいの嫡男って言われる」とか言ってたけど
それはジョシュアを励ますためであって暗さはなかった。
あのときのことをジョシュアは覚えていて
それをただクライヴに返してる、のかな。
愛が循環してる?
アナベラからは愛されなかったクライヴだけど
父エルウィンやマードック将軍から大事にされてたし
ジルやジョシュアにも慕われて愛を受け取っていた。
だから自分から愛を渡す時も、惜しみがない。
受け取った愛、渡した愛が、何度も循環して
今ジョシュアからクライヴに還ってきてる。
そんな気がする。
自らの名前を口にして、自分を取り戻していくクライヴ。
胸元からフェニックスの羽根が光を放って、それを取り出す。
このときのクライヴの表情、なんて透明なんだろう。
その羽根が大きな炎となってジョシュアの姿になる。
外から入れないのにとその様子に驚くアルテマ。
いや元からここにあったのか
意識を作り出すなど、神になろうとしてるのかと。
ロゴス?(キャンプギアメーカーの?)
調べたら、ロゴスとミュトスは哲学用語で対義語なんだね。
ロゴス:言葉、現実に存在するもの
ミュトス:神話、物語、現実に存在しないもの
そういう意味だったんだ。
バルナバスやアルテマにミュトスって呼ばれるたびに嫌な気分だった。
なんだか「仮のもの」って感じだ。やっぱり嫌。
自分を取り戻したクライヴは
ジョシュアと一緒にイフリートとフェニックスが合体した姿になって
地獄の火炎をぶつけて幻想のロザリス城を脱出する。
ドレイクスパインが粉々に砕け散っていく。
鳥籠自体がクリスタルコアの防衛機能だったようで
(あとでハルポさんに教えてもらった)
なんか最近ついでに破壊されがちなマザークリスタル。
—
クライヴの自我を壊せなかったアルテマがついに怒って(前から怒ってたけどさ)
なんかオリジンがどーのこーの言ってたけど
そろそろ頭がワヤでよくわかんなかった。
クリスタル自治領が空に浮いてクリスタルみたいになったんは、わかる。
後から録画みたら、オリジンで本来の力を取り戻して、
今度こそクライヴを絶望させて、肉の器にしてやる、だそうです。
ジル達の元に帰って、ストーンヒル城を脱出。エンタープライズ号に乗り込むのに
ディオンが殿(しんがり)を務めてくれて
ディオン死んでしまわないかヒヤヒヤした。
そのまま隠れ家に帰る。やっと家だーーー!
カローンさんに会いに行ったら相変わらずどやされて、それが嬉しくて泣きたくなる。
完全にホームシックだったわ、私。
隠れ家のメンバーと現状を共有して、
オリジンにいるアルテマと対決しようって話になる。
話し合いが終わって解散したあとに
ジョシュアに話しかけにいくと
アルテマに負ければ人は滅ぼされるし
アルテマに勝てたら勝てたで新しい枷ができる(止められない黒の一帯のことかな)
と、悩みがちな顔で言う。
クライヴは人のもつ力を信じてると言う。
私はクライヴの言う答えが、すでに隠れ家の人達によって育まれてると思うな。
ジョシュアは隠れ家に来たばかりで知らないかもしれないけど
黒の一帯なのに植物園には花と緑であふれてる。
アルテマですらどうにもできなかった<黒>と
人は共存できてしまうかもしれない。
アルテマが人を生み出したのは
黒を克服するための進化の一部だったのかもよ?
ジョシュアがフェニックスでオリジンへ飛ぶと言って
それをクライヴが心配そうにしてると
ディオンが来てバハムートになって飛んでくれると言う。
バハムートの力をクライヴに吸収された今では
バハムートの顕現は人としての全てを失う可能性が高い。
クライヴ達が行かなくても、オリジンに飛んでいくつもりだったと言うディオン。
ディオンは自国を破壊した罪を償うために
自分の力の使い所と死に場所を探してるみたいに見える。
お礼を言うクライヴとジョシュアに
「礼は成し遂げてから言え」と吹っ切れたように言うディオンの笑顔、とても眩しい。
やっとちゃんと笑った、この人。
そのあとクライヴの私室のベランダにいるジルに会って
オリジンに行ってアルテマを倒してくるよと話をする。
そしたらジルが
「クライヴ達が無事に帰って来れるようにメティアにお願いしなきゃ」と
昔のベランダのときと同じように言う。
やっぱりジルは一緒には行かないんだね。
影の海岸でシヴァの力を渡した時点で
そういうことだったってことなのかな。
「また月を一緒に見ようと言っただろ?」
「ええ、信じてるわ」
悔いのないように準備しようと言うクライヴ。
同時に立て続けに鳴るサイドクエスト発生の音(笑)
あーこれが、噂の!
明日からサイドクエスト取り組み倒すの楽しみ!
ここまでで3時間。ゲームプレイ累計時間は74時間。
【追記1】ジルのこと、連れていけない一番の理由を見落としてて、
ずーんって凹んでる。めっちゃ大事なことなのに。
ジルのお腹に新しい命がいるかもしれないのに
そんなの絶対連れていけないよ。
(クライヴの私室にいるってそういうことだと思ってる派です。海岸でも。)
ちょっとクライヴ、決断してからの囲い込み方が怖いよ。
ほんとジルに対してだけめっちゃ愛が重い。
いや好きだけどさ、絶句するレベル。
【追記2】バルナバスは新しい世界に渡れば人は救われると信じてたのに
アルテマはミュトスが生まれたから役割を終えた人は滅すって言ってて
騙されたもいいところなんだけど
そういうことを疑うことすらできないくらい信心深かったんだろうな。
母(かか)様もバルナバスも。