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FF16プレイ43【ベランダにいる彼女とのこと】100%クラジル語り&妄想

※ 2023年8月3日にふせったーに書いた記事をnoteに転載しています。

最終決戦前に大量に出現したサイドクエストに取り組んでいるのですが
その感想の前に
昨日ぐじゃぐじゃになった私のクラジル観(というかクライヴ観)を
一度整理させてください。
モヤモヤしたまま先に進めないんです(汗)。

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まず経緯の整理。私の思い込みが強いせいでややこしいことに。

①影の海岸の話はすごく感動したのに、ちょっとモヤモヤが残る。

②モヤモヤを放置したまま、風の大陸でサイドクエストに取り組んでたら
 なぜかどんどん悲しい気持ちに

③灰の大陸でジョシュアがクライヴを殴って
 「簡単に納得するものか!ジルは我慢してるんだ」と言ってて
 その前のクライヴの様子もなんか歯切れ悪いから
 「そっか、ジルは納得してないのかも?」と思いだす。

④ジルのことを考えるも、クライヴほど情報がなくて
 元々2周めにしようと思ってたジルとの「お買い物」を
 セーブデータから巻き戻して行ってくる。食いしん坊ジルかわいい。
 「私は今、人として生きられてる?」「君はもう、獣じゃない」のやり取り超重要。
 影の海岸でクライヴが「君の罪と想いも一緒に背負いたい」って言ってるのは
 この前段階が大きい気がする。

⑤ジョシュアがクライヴを殴った感想を書くあたりでクラジルも整理。
 私の引っかかりどころは
 「クライヴがシヴァの力をジルから吸収したことで
  ジルはシヴァの力を使えなくなって前線に立てなくなり
  戦いによって最後の瞬間が訪れたとしても
  そのとき2人が一緒にいられる可能性が低いんじゃないの?」
 って思うようになってしまったこと。

⑥「最後の瞬間まで」と「一緒に」が
 クライヴとジルで認識が食い違ってて
 クライヴの望みの方で押し切った形に見えてしまったこと。

⑦クライヴがシヴァの力を吸収しようとしてから
 ジルがそれを受け入れるまでの間の時間がすごく短くて
 (とはいえ、ちゃんとそこで了承してる)
 おそらくジルは十分考える時間はなかったと思うこと。

⑧そのときの私自身の納得ラインとしては
 ジルの「今度は自分のために戦って」という言葉に対して
 クライヴが「自分のため」を考えた唯一の答えが
 「ジルからシヴァの力を吸収して、ジルを戦場から離す」ことだったので
 その「わがまま」をジルが聞いてあげたという形なら納得できる、というもの。
 その時書いた感想メモ。
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なら、そこはちゃんとジルに話して謝ってほしい。
甘えてごめんって。許してほしいって。
お願いできるのは世界で君だけなんだって。
それだったらジルも、100歩譲って納得いく、かもしれない。
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 それで気持ち的には落ち着いたので、晴れてバルナバスに挑んで勝利。

⑨ストーンヒル城で助けにきたジルが氷の魔法を使えていたため
 ⑤の前提が狂った。あれ?それならジルは最後までクライヴと一緒に戦えるのでは?
 (Twitterで教えてもらった話では、魔法は使えるけど負担が大きいとのこと)

⑩アルテマを一度倒して隠れ家に帰ってきて
 私室のベランダでジルと話したときに
 やっぱりジルは置いていくんだなと思った。
 (私もジルは置いていってほしい派なので、
  そのこと自体は問題ないんだけど、ジルが納得できているのか心配)

で、昨日、感想メモ上げたあとで気づいて
以下のような追記を書いたわけです。
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【追記1】ジルのこと、連れていけない一番の理由を見落としてて、
ずーんって凹んでる。めっちゃ大事なことなのに。
ジルのお腹に新しい命がいるかもしれないのに
そんなの絶対連れていけないよ。
クライヴの私室にいるってそういうことだと思ってる派です。海岸でも。

ちょっとクライヴ、決断してからの囲い込み方が怖いよ。
ほんとジルに対してだけめっちゃ愛が重い。
いや好きだけどさ、絶句するレベル。
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「愛が重い」というのはジルから見たというよりも
傍から見た危うさというか。

ジルが戦場に立てないようにする理由作り(可能性で充分)の
速攻コンボ決めてるあたりがゾワゾワする。
全部意図的だとは思わないけど。

いや好きですよ、本当に。
ジルにだけバランスがおかしくなってるクライヴ
超おいしいです、もぐもぐ(私もおかしくなってきた)

でも、なんかイメージが決定的に壊れるというか
「クライヴって、多少理性のある草加雅人(くさかまさと)なの?」
とか思ってしまって。

えーと説明しますと、草加雅人というのは
2003年放映の仮面ライダー555(ファイズ)に出てきて
仮面ライダーカイザに変身する、吉Pが好きなキャラなんですよね。

その役者さんである村上幸平さんと
吉Pは食事したことがあるそうです。両方うらやましい。

詳しくはYouTubeでご確認ください。

こっちの方が語りが熱かったです。

敵はオルフェノクというのですが白亜の陶磁器のような造形で
FF16の空の遺跡や遺物に似てます。
あと、スパイダーオルフェノクを演じたのは綾野剛さんです。

私自身は当時大学生だったのですが、
その草加雅人と村上幸平さんにハマってまして。

草加雅人(21歳)は、園田真里(そのだまり)っていう16歳の女の子に
片思いというか執着がすごくてですね。
そのために味方に嘘つくわ攻撃してくるわで
ニチアサに子供向けでやっていい内容じゃないことを
バンバンやってくるんです。

ほんと意味がわからないんですけど妙に魅力的で。
草加雅人は破滅してて狂気の人ですけど、
その役作りをする村上幸平さんもその熱意が頭オカシイというか(褒めてます)
熱意ありすぎて、脚本にも影響出てそうな雰囲気だったんですよね。

脚本を書いてらした井上敏樹さんという方も、さらにオカシイ方で(褒めてます)
昨年の戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を書いてらした方です。
草加雅人は、井上敏樹さんと村上幸平さんの合作による奇跡の存在というか。

そんな草加雅人を好きな吉Pがプロデューサーになって作る作品なら
私も絶対好きだろうなと思ってたんですが。

「いや、ここまでやってくれとは言ってないから!」
みたいな思考になってきてですね、暴走暴走。

思考がどんどん変な方向に引っ張られていって、
あかん、このままでは私が闇落ちしてしまいそう、
ということで、考えるの一旦辞めて寝ました。



悩んだ頭で寝たからか、睡眠中に脳処理が進んだらしく
今朝FF16プレイしている最中に解決しました。ジルには会ってないのに(笑)。

サイドクエストまだ全部は終えてませんが
どれも素晴らしくて
ヴァリスゼアとそこに生きる人達が愛おしくなるようなお話で。

もしクライヴが居なくなってもヴァリスゼアは大丈夫そうだな、
クライヴはなんとかアルテマと決着をつけるだけだな、
って、染み込むように実感できました。

クライヴも生きて帰ると決意してても
「最後まで」という言葉には覚悟があって。

そんなクライヴ見てたら、いったん草加雅人は離れていきました。良かった。

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ここからは、私が勝手に現時点で結論づけた
クラジル観というかクライヴ観です。
完全に思い込みの産物です。

15歳でジルの肩を抱くのに躊躇して
28歳で眠るジルの頬に触るのをためらって
33歳でキスの前にあんな不安そうに瞳の揺れてた
クライヴらしくないんですよね、
ジルに考える時間を与えずに決断しちゃうのって。
「今のジルの言ってた話聞いてた⁉︎」ってなりましたもん。

だから、クライヴはわかっててやってる。
ジルの「最後の瞬間まで一緒にいたい」という望みを潰したこと。
それで禍根が残るかもしれないこと。

「ジルに生きててほしい」というクライヴの一番の望みのために
「ジルに好かれていたい、受け入れられていたい」という2番目以降の望みは全部手放したんだと思う。
⑧で言ってた「わがまま」を許してもらうつもりすらない。

手を掴んでくれる相手が全く見えない
霧の中の空中ブランコから喜んで飛ぶような行為。
そのくらい投げ出してしまってて、それがクライヴのジルに対する愛。

でもジルは、そういうクライヴこそ
100%キャッチできちゃう人なんだな。
そこまでして、自分の存在を望んでくれてるってちゃんと伝わったんだと思う。

話し合うことは大事。
話し合いはお互いの気持ちと望みの落とし所を一緒に探る行為だから。
100%望み通りにならなくても、お互いの関係性は割と担保された行為だと思う。

でも、影の海岸のクライヴとジルは
霧の中の空中ブランコみたいな奇跡を
お互い一瞬でやってのけちゃった感じなのかなって。
だから、私が悲しむ必要はなかったのかも。

こんなクライヴとジルもなかなか狂気で好きです。
妄想にお付き合いくださり、ありがとうございました!

【note追記】
クライヴはいつもジルのこと心配してて
ジルが「自分はもう獣じゃないか」を気にしてることも知ってて
影の海岸でジルの体の一部が石化してるところもおそらく見て
ジルから召喚「獣」の力を切り離してあげたかったんだろうな。

実際それでジルの体の負担が減ったようだって
ハルポさんのロアにも書いてあったしね。

シヴァの力がアルテマと戦うために必要だったというのは結果論で、
純粋にジルのために自分ができることをしたかったというのが答えだったりして。

そういうクライヴも好きだな。
ジルもそういうクライヴだから
その決断を受け入れたんだと思う。
【note追記終わり】


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