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失敗して失敗しまくってどんどん恥をかきましょう

「失敗を恐れずチャレンジした方がいいよ」
「失敗から学ぶことがあるから気にしないで進めばいいよ」
「とりあえず、やってみようよ」

そういう話をよく聞きますよね。
でも、誰でも失敗をするのは嫌だし、恥をかきたくないので
無難なやり方を選択して、成功を目指します。

でも、無難なやり方を選択する人に、そんな声のかけ方はしません。

上司が仕事を依頼する時のパターンは大きく分けて3つあります。

1,経験と能力値からミッションを確実にコンプリートできる人に
依頼をする。
2,依頼したメンバーの成長を期待して、自分もサポートしながらミッションをコンプリートできる人に依頼をする。
3,成功する確率はあまり高くないけど、依頼したメンバーなら次に繋がる何かを見つけてくれるだろうと予想して依頼をする。

1の場合は上司も成功イメージが見えているケースがほとんどのため、自走式の方はほぼお任せで、そうでない人は上司の指示通りに動けば、だいたい成功する。

2と3の場合は、成功イメージがあるものの、そこに至るまでのプロセスが上司でもぼんやりとしか見えていないため、連携しながら勧めていく必要がある。そのような仕事を一度も失敗することなく、成功させて欲しいと望む上司はほとんどいないので、遠慮なく失敗していいんです。

失敗することはいろいろなポジティブ要素があります。

何が原因で失敗したのか、どういうプロセスを踏むと失敗するのか、
相手なのか、自分なのか、会社なのか…

この一つ一つの検証が関わる人すべての財産になって、次に活かしていくことができるのです。

初回から完璧を求めすぎていて、失敗にも失敗の仕方があることに気づいている人が少ないのです。

というか、早めに失敗した方が、そのプロジェクトが成功に早く近づきやすいということにも気づいていない人が多いです。

よく、プレゼン資料の途中経過を確認させたがらない人、結構多いですよね。これ、はっきり言って間違っています。
私の場合、完成までに3回は上司やお客様に見せますね。
方向性が間違っていた、テイストが違うなどいろんなことが出てくるので
そのたびにご指摘を頂いたものを反映させていきます。

これを最後だけ確認した場合、どうなるか。
自分の中で、「これで行こう」っと思ったものを修正されるんですよ。
しかも、最悪ほぼ8割ぐらい修正とか。もう時間も気力もなくなりますよね。

このプレゼン資料の都度確認を行うことでいただくご指摘を失敗と捉えるなら、早めに失敗したほうが軌道修正ができるし、早くそして確実なゴールにたどりつける。つまり成功しやすいと言えます。

恥ずかしがらず、みんなの力を借りて、プロジェクトを成功させる
失敗をたくさんして、どんどん恥をかいて、自身もその上司もお客様も一緒に成長して行くことこそ、その人の介在価値を高めることになるのです。

なので、上記の2,3には、たくさんの失敗が許されているのです。
(本気で社運をかけて取り組まければならない事業とかは、そもそも社長及び役員や上級の役職の方が陣頭指揮をとるので、その規模の仕事を社員に任せる企業は普通ありませんので。)

肩の力を抜いて、真摯に仕事に取り組み、どんどん失敗してしまくって、恥をかいてこそ学べるものがいっぱいあります。恐れず、前にどんどん進んでいきましょう!!

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