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ライティング塾で提供したいこと〈戦略①〉

戦略の基本は、まず強みを見出すこと
ライティング塾で何を伝えたいのか。この塾を通して参加者はどんな価値を得られるのか。説明会を前に、本塾の提供価値について連載したいと思います。まずは、戦略です。戦略なんていうと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、ごく簡単にいうと強みをいかに見出すかということです。

強みを見出すとは、単に自分の得意な分野に特化するということではありません。もちろん得意分野を軸にすることは重要ですが、市場ニーズを見据えて誰のために書くのかを明確にする必要があります。加えて、テクノロジーやスポーツなどの分野だけでなく、活躍する領域も意識しなくてはなりません。

領域とは、広告・プロモーション、メディアでの執筆、Webライティングなどのこと。ひと口にライターといっても、広告プロモーション領域で活躍するコピーライターとマスメディアで執筆する記者やライターでは、求められるスキルも仕事内容もまったく違います。広告、メディア、WEB、PRとあらゆる領域を横断的に経験する中で得た知見と、それぞれの領域で求められるスキルや適正を正確にお伝えしていきます。

異分野を掛け合わせて強み先鋭化
主戦場とする分野に関しては、異分野との掛け合わせにより尖鋭化していくことを推奨しています。例えば、スポーツの分野なら「野球」や「サッカー」など、単純に競技で特化しても、すでに多くの専門家がいます。遥かに先を行くスペシャリティライターと伍していくのは大変なことです。

単純に競技で特化するのではなく、例えば「スポーツ×テクノロジー」というように、異分野と掛け合わせることで尖鋭化していきます。こうして、ある程度市場ニーズがありつつ、競合のライターがそれほどいない分野にフォーカスすることができます。

「得意」や「好き」といった観点はもちろん大切ですが、市場ニーズと競合を意識した方が良いというのが僕の考えです。当初は苦手意識をもっていたとしても、やっているうちに得意になり好きになるケースが往々にしてあるからです。最初からこのジャンルは苦手と決めつけるのは、可能性に蓋をするようなものです。人間の潜在力は計り知れないところがあり、それを引き出して顕在化するのが僕の役目でもあります。

「普通」からの脱却が生き残るための命題
強みの明確化はスモールビジネスの基本ですが、近年はより尖鋭化が求められていると思います。この傾向は、インターネットが社会に定着してより顕著になったのではないでしょうか。ネットで自分の要望に合致したスペシャリストを容易に見つけられる時代。もはや普通のライターでは生き残れない時代になったのです。

「普通」からどう脱却するか。これはあらゆる業界・職種に共通のテーマといえます。上記で紹介したような掛け合わせをいくつかもつことが、選ばれる職業ライターとしての土台になると考えます。それからもう一つ、重要な観点があります。それは、強みを先鋭化させるが専門家にはならないということです。詳細は、次回に!
チカラ・ライティング塾の詳細はこちらhttps://www.chikara.cc/school

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