人生とは、うまく進めずに立ち止まっている瞬間の連続。
お久しぶりです。継続的ににnoteでの発信をしていくことを宣言していた割に、前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。
色々あったのかなと思ってもらえればと。
せっかく久しぶりの発信なので、この期間で溜め込んだものを吐き出すためにいくつか語ろうと思います。
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その前に軽く近況報告しときます。
noteでも書いたように 1. FC Nürnberg というドイツのクラブで分析の仕事をしていたのですが、そこを離れ、同じくドイツ2部の1. FC Magdeburgというチームで働き始めました。
分析の仕事というのは変わりません。
短めに説明しておくと、ニュルンベルクではなかなか思い描いていたように活躍できず、長い間ずっと悩んで落ち込んでを繰りしていた日々でした。
悔しい思いと、数えきれない挫折と。
それでも素敵な出会いに恵まれ、涙するくらいに悔しいと思える環境で、仕事を出来ていたことに感謝しなければと思う次第です。
長続きしなさそうだなと心のどこかで思い始めていた時期くらいで、環境を変えるべきだと決断し、ニュルンベルクでの仕事を辞めました。
あれほど苦労してたどり着いた夢の仕事を一年経たずに辞めるとは想像もしていなかったです。
当時はネガティブな感情にのまれて目標や自分自身の情熱も見失いかけていました。踏ん張り時に踏ん張れなかったと言われればそれまでです。
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今では、長い間ぼやけてしまっていた目標も再び見えてきて、というより、またここからだなと、地に足をつけて戦う覚悟が決まってきた気がします。
己に負けまくっていた時期と比べれば、だいぶ回復して、自分自身と戦う気もだんだん戻ってきて。充実した時間を過ごせているのでご心配なく。
そして周り方々、全ての人に感謝。
実は1ヶ月前くらいに引っ越してきたばかりで、ここから信頼を勝ち取って、チームの一員として欠かせない存在になれるよう頑張っていかなければいけないので、こっちでの生活やらに関してはまた今度の機会にゆっくり書きます。
ということで今回は、全然上手くいかなかった社会人一年目で学んだことをまとめてみます。
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ニュルンベルクでの仕事をやめ、離れるとなった当時を振り返ると、大学生のときから心の中にもっていた、分析官として成り上がっていきたい、将来はヨーロッパの大舞台で仕事ができるように成長していきたい、といった野望がほとんど燃え尽きていました。
仕事をスタートした自分にとって、さぁここからという時に、失敗とか挫折ばかりが連続すると、意外と心が折れてしまうのは簡単で、なかなか厳しいな、という諦めムードが充満してくるようになってました。
あれだけ必死に探し回って、なんとかたどり着いた仕事もポジションも、意外と簡単にどうでもいいやと投げ出せてしまう自分がいました。
当時は、とにかく急いで前に進まなければ、ステップアップしていかなければ、と今ではなくだいぶ先のことばかりに目を向けてしまい、足元をすくわれたのだと感じています。
ニュルンベルクを離れて、もう一度自分がどういった人生を送りたいのか考えたり、全然考えずに現実逃避している情けない時期もありました。認めざるをえない。
ただ、人生とは上手く前に進めずに立ち止まっている瞬間の連続、とも言えるのかなと。
そして、誰かと出逢ったり、ふれ合ったり、落ち込んだり、悩んだり、ときには独り言を言ったり。
これが人生。
成功した瞬間や勝った瞬間に目を向けてしまいがちだし、ステップアップすることがメインだとか、こっちはサブだとか思ってしまいがちだけど、そんな風に考える必要はないなと。
立ち止まることも人生。最近読んだ本の受け売りだけど。笑
こんな風に、上手くいかずに立ち止まってる自分も、悩んでいる自分も、全てひっくるめて認めようとしてみるだけで、また一から頑張ればええか、と思えるようになりました。
大学生の時には上手くいったと思う出来事もあって、成長したと思えるシーンもたくさんあって、就活では苦労しつつもなんとか仕事を始めることが出来て。
本来、人生とは上手くいかない瞬間の連続なのに、意外と思い描いたように上手くいくもんだと勘違いしていた、ということにしておきます。
その上で今は、一から出直すつもりで、なかなか前に進めない自分、立ち止まって悩んでる自分をも、全て受け入れて目標に向かって行こうとおもっています。
これが苦い思い出たっぷりの社会人一年目で学んだこと、という感じで。
これはニュルンベルクでの体験談で、貴重な財産であり、成長するために必要な経験だったと思っているので、今後の自分にも生かしていきたい。
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最後にもう一つだけ。
本田圭佑選手が若手時代に所属していた当時の名古屋グランパスのスタッフの方曰く、過去は変えられないけど、未来は変えられるというのを普段からよく語っていたそうです。
今の自分は自分が想像していた23歳と比べるとかなりギャップがあるし、自分自身のしょぼさを痛感する日々ですが、未来の自分は変えられる。
自分次第だなと言い聞かせて腐らずやっていきます。
では、また。気が向いたときに書いていきます。
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