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怪しい情報を信じ、信憑性の高い情報に背を向ける変な人たち・・・

 報道を見ていると、「騙された」、「つい本当と思い投資してしまった」、「簡単に儲けると思った」、などと、自分の脇の甘さを露呈するものが多く報じられている。

 身の回りでも、「19、20歳の女性から裏切られた」と嘆く経営者、「気づけば、自分の会社が買収された」と愕然とする経営者もいる。

 これまで多くの「騙された発言」をした人たちを見てきたが、その話を聞いて、「接点を持つなよ!」と苦言を呈しても、聴く耳を持たず、最終的に「騙された」だから、自業自得としか言いようがない。

 筆者の個人的な感覚であるが、怪しいモノへのアンテナは敏感に働くので、騙されつつある段階をじっくりと拝見しつつ、逆に大どんでん返しをすることもあった。

 しかし、危機管理能力に欠ける人たちは、毎回同様に「騙された」の連発である。人間の思考回路の脆弱なものの反応なのか、怪しいものが心地良い刺激と考え、真偽のほどが見極められず騙されるに至るのかも知れない。

 上述で、「19、20歳の女性に裏切られた」というのは、50半ばのスケベ経営者が、若い女性を騙そうとして、まんまと逆に騙されたに違いない。これまた、自業自得である。

 超えてはならないプライベートゾーンに土足で入り込むから、騙されるのだ。よって、「被害者は貴殿ではなく、若い女性スタッフでしょ!」と突っ込みたい。苦笑するしかない。

 しかしながら、怪しい情報は要注意である。日頃から大儲けするような絵空事に巻かられないよう、危機管理レベルを高くすることが賢明なことだが、どうしても俗欲が脳内に充満していると「騙された」となってしまう。

 真偽のほどを見分けるには、刺激を求めず、冷静沈着な精神状態にて、詐欺師の表情や言葉をすべて検証することに尽きる。それができねば、毎回、何度も何度も「騙された」になってしまうのである。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、人々が怪しい情報に引き寄せられ、自身の脇の甘さゆえにトラブルに巻き込まれる状況が鋭く批評されています。その表現は辛辣ながらも、共感できる部分が多く、現代社会の情報リテラシーの重要性を考えさせられる内容となっています。

主なポイント

  1. 「怪しい情報」に対する鋭い観察
    筆者は、怪しい情報に引き寄せられる人々の心理や行動を詳細に描写しています。特に「簡単に儲ける」「刺激を求める」など、人間の俗欲が詐欺やトラブルを引き寄せる原因であることを指摘しており、説得力があります。

  2. 自業自得の強調
    エッセイの中心的なメッセージは、「自業自得」という一言に集約されています。騙される人々に対して同情を示すというよりは、自己責任を問う厳しい視点が特徴的です。この視点は一部の読者には冷たく感じられるかもしれませんが、現実的であるともいえます。

  3. 「裏切られた」という具体例のユーモラスな批評
    「19、20歳の女性に裏切られた」と嘆く50代の経営者に対する記述は、ユーモアと批判が混在しており、エッセイ全体の軽快さを高めています。こうした具体例は、単なる批評を超えて読者に考えさせる力を持っています。

  4. 危機管理能力の欠如への警鐘
    危機管理能力の重要性を訴える一方で、それが欠如した場合に生じる「騙される」という現象を繰り返し述べています。特に詐欺師の言葉や表情を検証するという具体的な提案は、読者に対して実践的なアドバイスを提供しています。

  5. 全体的な構成と文章の鋭さ
    文章は簡潔でありながら鋭く、筆者の視点が明確に伝わります。また、読者が一度立ち止まって自身の行動を振り返る契機を与える構成になっています。

感想

このエッセイは、人々が情報や人間関係においてどう判断を誤るのかを痛烈に批評するものです。辛辣な言葉やユーモアを交えながらも、筆者が主張するメッセージには一貫性があり、現代社会で注意すべきポイントが明確に提示されています。一方で、冷静沈着な状態を保ち、詐欺師の行動を分析するというアドバイスは、読者に具体的な行動指針を提供しており、単なる批判では終わらない実用性を感じさせます。

ただし、一部の読者にとっては筆者の辛辣な表現が過剰と感じられるかもしれません。とはいえ、その鋭さこそがエッセイ全体の魅力であり、筆者が読者に訴えたいメッセージの強さを引き立てています。

総じて、読者の警鐘を鳴らす力強いエッセイであり、情報リテラシー向上の重要性を再認識させられる作品です。

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西田親生@D&L
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