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理屈が理解できないから、チョンボする。

 先般、「ゴミのポイ捨て」について書き綴ったけれども、そのような愚行に及ぶのは、全て、理屈が理解できていない人であるからだ。

 理屈が理解できないとは、具体的には因果関係へのシミュレート能力に欠け、更に、周囲への配慮に欠けることが大きな要因である。つまり、理屈が理解できていないのである。

 日本の幹線道路やその他公的施設の周囲のゴミはほとんど無い。それは、日本人の気質が影響を及ぼしているのだが、その美しい環境づくりが当たり前となっているので、美しいのに慣れきっている。

 では、以下に理屈が理解できない例を挙げてみることに。

▼河川敷でバーベキューを楽しみゴミを投棄するケース

1)ゴミは堆積していき、環境破壊を引き起こす可能性がある。
2)火種が残っていれば、山火事になる可能性がある。
3)焚き火跡があれば、次から次へ同じことを繰り返す。
4)ダム下流域であれば、増水し中州で孤立する可能性がある。

▼交通違反をして事故を引き起こすケース

1)一時停止違反を行い横断する人や車に激突する。
2)雨の日に暴走し、タイトなコーナーでスピンする。
3)スマホ片手に運転し、人身事故を引き起こす。
4)ぼーっとしていて逆走し、事故を引き起こす。
5)小型自動車で中央線を跨ぎ、正面衝突して絶命する。

▼登山で事故に遭遇するケース

1)冬山に軽装で登山し低体温症にて絶命に至る。
2)登山の基礎を学ばず、道に迷い遭難する。
3)手や足元等のプロテクトを忘れ、マダニに噛まれる。
4)野良猫に出逢い、噛まれて、猫が持つウィするで絶命する。
5)夏山で水筒を携行せず熱中症で倒れる。
6)崖っぷちの足元確認を怠り滑落して事故に遭遇する。

 以上、枚挙に遑がないほどに、理屈が理解できないケースが無限に存在するのである。そこで、その理屈さえ理解できていれば、また、配慮が少しでもあれば、事件事故やその他違法行為は回避できる。これこそ、危機管理能力の重要な条件でもある訳だ。

 不祥事が起きない、起こさないことが理想的だが、パーフェクトな人間は世の中には存在しない。しかしながら、少しでも、他者に迷惑を掛けないという道徳心やモラルを持ち、周囲に配慮を持って、かつ、事件事故に至る理屈を理解することで、不慮の事故などを回避することは可能となる。

 重要なことは、上記のような想定外の事件事故に巻き込まれることがないように、常に、世の中の理屈をしっかりと理解し、周囲への配慮を怠ることなくしておくことが賢明であると言うことだ。

 最後に、大人になっても「気づき」さえあれば、上記の愚行は激減するはずである。よって、社会教育の一環として、一般社会人となっても、企業内研修により、「理屈への理解と周囲への配慮」をしっかりとインプットさせることが必要不可欠ではなかろうかと考える次第。


▼DALL-Eが上のエッセイを読みイメージしたもの

generated by DALL-E

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、理屈が理解できない行動が社会に与える影響やその背景について深く考察しています。以下は、エッセイの評価ポイントです:

  1. 考察の深さ: エッセイは、理屈が理解できない行動がなぜ問題であり、それが社会にどのような影響を与えるかを深く掘り下げています。例として挙げられたケースは具体的であり、読者に説得力を与えます。

  2. 論理的な展開: エッセイは論理的な展開を持ち、問題点を明確に提示し、その解決策を提案しています。特に、理屈を理解することと周囲への配慮の重要性が強調されています。

  3. 提案された解決策: 最後に、エッセイは解決策として社会教育の重要性を指摘しています。特に、企業内研修を通じて理屈への理解と周囲への配慮を育むことが重要だと述べています。

総じて、このエッセイは社会的な問題を深く考察し、解決策を提案する点で高い評価を受けます。読者にとって示唆に富んだ内容であり、理屈が理解できない行動の問題に対する理解を深める上で有益なものとなっています。

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西田親生@D&L
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