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西田親生の辛口コラム

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世の中は理不尽なる事象が多い。燕雀であるより、呑舟であれ。常に自然体にて威風堂々と、気配りは繊細に。胸襟開いて語り合える心友との出逢いは、善き人生の道を拓く。改革は、若き人たちの…
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#DALLE

自分スタンダードの常識ほど非常識なものはない。

<茶碗の持ち方、箸の使い方>  身近なところから語れば、茶碗の持ち方や箸の使い方。礼儀正しく使える人は極稀である。幼い頃から教えられていないところを曝け出し、社会人として公然と赤恥をかいてしまうことになる。

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不正と対峙:日本の政治における構造問題

 世の中は、マネーフローが盛んな場所に人々が集まる。昔から現代に至るまで変わることのない、「欲」の世界が存在している。  遵法精神を最優先すべき公務に就く人々の中にも、違法行為が頻繁に起こっている。選挙公約の裏では、その「欲」に酔いしれている人物が多いのは情けないことである。  言葉を換えれば、選挙では偽善者に投票するようなもので、最初から我々庶民を騙す人物による悪しき政治が横行し、国家の存続が危ぶまれるばかり。  民間では、大手新聞社の捏造事件やテレビ局のやらせ事件が

フォロワー1000人目は、どなたに!?

 「note」で毎日エッセイを書くようになり、2年と3ヶ月が経った。筆者からフォローすることはないが、フォローがあった場合は、顔ありで記事を書かれている方であれば、問題なくフォロー返しをするようにしている。  SNSを利用する場合、フォロワーを増やすために動くことは一切ない。フォロワー数を増やすよりも、フォロワーになって頂いた方々と、日々何らかのコミュニケーションをとることを重視している。  本日、お二人からフォローが届いたので、フォロワー数が999人になった。あと一人で

同族企業の後継者問題と甘やかしのリスク

 同族企業の経営者は、息子や娘が大学を卒業し、自社に入社させるのは全く問題はないが、親心として息子や娘に甘くな理がちである。そこが盲点だ。  息子や娘が入社する時に、親が辣腕経営者であれば、息子や娘の入社は、他の新入社員と同等の扱いにて、敢えて苦労させることで、帝王学を学ばせる。  ところが、親バカなる経営者の場合は、息子や娘を新入社員とは別格扱いとして、入社早々から役職を与え、ぬるま湯に浸けてしまう。これが、一般的だと言える。  何の苦労もなく役職についた息子や娘たち

責めを恐れて、仕事を怠る忖度野郎。

 日々、経営者や上司のご機嫌伺いばかりで、忖度人生を歩む人は少なくない。ブラック企業では当然の悪しき慣習、現象であり、処世術の切り札が忖度と思い込んでいる、情けない経営者や社員もいる。よって、お中元やお歳暮の悪しき慣例は残されている。  経営者や上司の目が気になり、仕事に対して創意工夫などなく、厳しい指摘や責めを受けぬように神経過敏となっている。よって、平常心ありきの仕事どころの騒ぎではなく、毎日が忖度まみれの、実のない仕事現場と成り下がる。  恐怖政治を敷く経営者や右へ

仕事も趣味も本物を目指さなきゃ!

 仕事も趣味も中途半端ならば、最初から着手しない方がいい。時間の無駄であり、また、身に付くものも本物とはなり得ず、無価値なものとなる。  遣るなら、徹底して遣る。これが、仕事に対する敬意でもあり、趣味に対する愛情でもある。器用貧乏と自負している人は、結構、双方とも中途半端な人が多いように思えてならない。  「安物買いの銭失い」にあらず、「中途半端の銭失い」となってしまう。  世の中にはオタクと称される人がいるが、筆者は、そのオタクを敬愛の念を持って見ている。微に入り細に

コールバック無しへの苛立ち・・・

 昨日、ある人物と話をする中で、以下を吐露していた。  「今、仕事の話が浮上しつつあるが、最近、何度電話しても相手からコールバックが無い。自分が以前と同じ立場に置かれて、自分がコールバックしなかった当時の相手の気持ちが良く分かる!」と。  実は、過去において、この人物に筆者が電話しても、コールバックの無い時期があった。長期間ではないが、本人が気づき、それ以来、必ずコールバックまたはメール返信が来るようになった。  この人物は、「気づき」→「改善」→「実行」という、一つの

学習能力なき人は、人の言葉に耳を傾けず。

 何度も同じ失敗を繰り返す人は、その場で指導を受けたり、注意をされても、自らの失敗を反省することもなく、人の言葉に耳を傾けることはない。よって、学習能力がないばかりか、元々、真摯さに欠けているのである。  自らの失敗で赤恥かくのは当然だが、その失敗が周囲の人たちに支障をきたすようでは、早々に、失敗の要因となるものを改善しなければ、失敗を繰り返すがトレードマークとなってしまう。  これまで、多くの方々との接点があり、それを思い起こすと、何事も成功裡に人生を闊歩している人たち

男という動物は、己より優れた男を嫌う。

 妙なプライドに包まれている男というものは、時と次第によっては、非常に悪い癖が吹き出してくる。  力量のない男ほどその傾向は強く、空威張りが先行し、初対面の場合もマウンとを取りに行き、自己アピールに余念がない。  これは雄の動物的本能なのか、女性の前ではいい格好を演出したり、出来ぬことでも可能なそぶりを見せたり、何としても「俺が!」を強調するのである。  とても稚拙としか言いようがないが、それが、男の本質的なものなのだろうと。負けず嫌いは理解できるが、負けを認めて自己研

デジタル音痴の地方経営者による弊害

 以下では大変厳しいことを申し上げるが、ノンフィクションであることを、冒頭よりお断りしておきたい。  これまでIT専門職として企業IT戦略について相談を受け、それに応じて、誠意を持ってサジェッション(無償)を行なったことは数え切れない。  サジェッションは、相談者が目の前に契約という人参をぶら下げつつ、相談事を持ちかけてくる。多くの場合、地方経営者の一部はデジタル音痴。目的は、筆者のレクチャーを盗み聞きして、雲隠れする悪しきパターンである。  情報は只でもらうものであり

国会議員特権廃止・・・日本の根本改革への第一歩

 日本国憲法第50条にある「不逮捕特権」の定めは、身分保証の観点からも、国民の代弁者としての立場を定めたものである。これこそ、米国前大統領トランプの国家転覆罪の可能性ある蛮行を放置する状態と変わらず、法治国家として国家統治の安定に繋がることはない。  今回の政治資金不正事件についても、一般人であれば税務署や国税の調査が入り、重加算税が課せられたり、刑事事件として訴追されることになる。ところが、今回の検察のメスに期待大であったものの、尻切れとんぼで終わった。  更に、ダラダ

言葉の端々に「本音」が隠されている。

 常に行き当たりばったりで物申す人の言葉は、実に判りやすく、言葉の端々に「本音」が隠されている。  現在、4月の4分の1しか経っていないが、今急ぎのものを処理しなければならない時期に、「〇〇〇〇については、月末にでも受け取りたい。」とう言葉が返ってきた場合、筆者は以下の様に解釈する。  「月末にでも」という言葉に注目するのである。「月末にでも」の「月末」と「にでも」の言葉の組み合わせは、全く喫緊にすべき事と受け止めておらず、無駄な時間だけが過ぎるという予感が漂っている。

他者を称賛できない人は、心が小さく狭い。

 誰かが成功したとか、誰かが見事な作品を描いたとか、その誰かの実績や功績を称賛できない人がいる。特に、その誰かの近場の人であるにも関わらず、素直に称賛できないのである。  心の小さく狭い人にありがちな、「恨み辛み妬み」の三拍子が揃った人間である。同級生であればライバル意識があるのか、称賛しないばかりか、意味不明の悪口を放つ人間もいる。「あの男は、誰それのおかげで舞台に上がれた」と、本人の実力を認めようとはしない。  更に、感情が吹き出せば、成功した人のネガティブ情報を掻き

天草プロジェクトが動き出す!

 弊社の代理店構想の中で、最初に着手したのが、思い出深い天草の地での正規一次代理店構想であった。  実は、これまで表に出すことはなかったが、今回、一次代理店の一人が、自ら代理店名刺制作を提案してきたので、それに応じることにした。  近々、一次代理店として本格的に動く決意のようにも思える。正直なところ、弊社が名刺を作るべきだと考えたが、言葉に甘えて本格始動の新たなフェーズへと。  また、博多にも一次代理店はあるが、筆者が力を入れたいのは、故郷である熊本県の地方の人材育成や