成熟した国家の在り方を問う
世界には、感情的な言動が目立つ国家がいくつか存在する。そのような国々は、国際社会での競争を望んでいるのかも知れないが、感情に任せて騒ぎ立て、歴史や文化の事実を歪める姿勢は、極めて稚拙極まりない。こうした国々に対し、興味もなく、敬意を持って接する理由も見当たらない。
国際社会においては「共存共栄」の理念が不可欠である。しかし、自国のみが突出しているかのように振る舞う国家は、成熟した国々からは冷ややかな視線を向けられるばかりである。学歴社会を誇る国であっても、人格形成が伴わ