8/5 123笹塚 潜入調査
皆様こんにちわこんばんわ、近間です。
潜入調査では初となるグランドオープンからの3日間を最速で考察させて頂いた同店ですが、ようやくグランドオープン期間も落ち着きましたので今後の方向性などを調査すべく特定日の一つである「5の付く日」に様子を見て参りました。
【全体結果】
総差枚 -5874枚
1台あたり -39枚
勝率 38%(57/150)
※みんレポさんから引用
うーん、結果だけ見ると正直厳しいですね。
というか、総差枚がマイナスになったのは昨日が初ですね。
参考までに、れおさんのツイートからもわかる通り…
笹塚から①分
新宿から⑤分
Wi-Fiパスワードも『11115555』という事で①と⑤に強い想いがあるのは間違いないでしょうし、グランド期間が終わってこれからというタイミングでなぜこのような残念な結果になってしまったのでしょうか…
ちなみに777COM‐PASSでの抽選希望者は発行200枚に対して申し込みが連日余裕で400名を超えてる事からもユーザーの期待度が非常に高いのがわかります。
とは言え、昨日の入場に関して言えば実入場は一般を含めて120人ほどでしたので…おそらく抽選を受けた人の心理としては「ジャグラーを取れる番号じゃなかったら123笹塚には行かない」という想いが強いのではないかと思います。
それを裏付けるように、朝イチの埋まり状況で言うとジャグラー系は漏れなく満席で、それ以外の機種は末尾①や末尾⑤の特定日を意識した台番に座っている方がチラホラといる感じでした。最後尾から入った自分ですらジャグラー以外の末尾①ないし⑤はそこそこ選べる余裕がありました。
ちなみにパチンコも自分が入場したトキには北斗無双が全て埋まっていたので、埋まり順としてはジャグラー→北斗無双→その他という感じだったと思われます。
そんな状況でスタートするも開店から1時間ほど経過し店内の状況を見に行くと…早くもジャグラーコーナーには空き台が見え始め、開店から2時間経った頃には半分以上が空き台という状況になっていました。
そして、ジャグラーを見切った人達がその後に全台系や末尾を意識した立ち回りをしていたかと言うと…決してそんなことは無くむしろお店自体を見切り退店したような印象がありました。
※ジャグをヤメた人達の分がそのまま全体の稼働から減っていた印象
以上の事から、どのような仕掛け(設定の入れ方)をしたのかはこの後深掘りするとして・・・おそらくお店の入れ方とユーザーの期待感という部分で大きなズレ・乖離が生じていたのは間違いないでしょう。
自分もそうですが…グランドオープンから状況を見てるユーザーとしては「ジャグラーはとりあえず座れれば堅い勝負が出来る。ジャグラー以外でも末尾や少台数機種の全系もある!」ぐらいの認識になっていましたからね。最近の傾向だけ見ても攻め幅が広いお店! という印象が強かったですからね。
しかしながら、掘れども掘れども一向にその状況は見えてこないし、何度店内を徘徊しサイトセブンなどデータサイトを確認してもそれらしき箇所が見えてこないんですよね……全体的に稼働が上がってこないから見えてないというのを考慮してもさすがに見えなさ過ぎなんですよね。6があるのにこれほどまでに見えてこない状況ってなかなか無いぞと。
んでここでふと思ったんです。
もしかして、高設定がある=6があるという前提(認識)でお店を見ていた事がそもそそも間違いなんじゃないかと・・・
当然、全く6が無いと言うわけではありません。
事実、ジャグラーには終日通して文句無しの動きを見せている台もありましたからね。
ですが、当noteをご覧の皆様はご存じの通りこちらの123笹塚店、グランドオープン期間においてもバッキバキにメリハリを効かせて6を投入してくるスタイルというよりは「6アリのベース高め配分」もとい「プロやパチスロ上手い層には美味しくないけどライトユーザーにとってはありがたい配分」という事は以前お伝えしてきた通りです。
そしてこれが大前提です。
具体的なイメージで表すとこのような感じです。
【例 マイジャグラーⅣ いずれのパターンも平均設定③と仮定】
パターン①
①①②⑤⑥
パターン②
①①⑥⑥①
パターン③
③③②④③
123笹塚の方向性で言うとまさにこれのパターン③に該当するような入れ方をしてるんじゃないかと思うわけです。
設定毎の勝率や細かいシミュレーションはいったん置いといて…
同じ平均設定だとしてもPAYOUT・機械割だけで見た場合、順当にいけばパターン①②は高設定だけ勝つような形になり、パターン③は設定2だけが負けるような形になります。
それを単純に勝率という言葉に置き換えれば…
実はパターン③が一番お客さんが勝つ可能性が高い配分と言えます。
当然一人あたりの勝ち額は僅かなモノになりますが…
そしてこのやり方、実はグランドオープンから貫き通しているんじゃないかと思うのです。
例え中間設定が多めだとしても理論上PAYOUT100%を超えている台は稼働が上がれば上がるほど差枚は伸びていきますからね。当然、特別予算もある中で高設定もあって尚且つベースも高ければ結果としてお店全体の差枚・勝率は見栄えの良いモノになります。
その中で、一部SNS上で書かれていた「6が少ない!!」と書かれていた事もその点だけにおいて見ればあながち間違いではないと思います。
そしてこれらの事から・・・
予算の違いはあれど、設定の入れ方に関しては間違いなく一貫している。
グランドオープンから実際に何度も足を運んで現場を見てきた自分が、俯瞰して考察した結果、たどり着いた結論がこれです。
ではなぜそのような入れ方をしているのか?
更に掘り下げていきます。
ここを見ている方はもちろん、大半のユーザーは先ほどのパターンで言うと①ないし②を望むと思います。
理由はシンプルに高設定を打ちたいから。
この一言に尽きると思います。
むしろパターン③が良いという人はここからの考察に該当するタイプだと思います。
平日は仕事漬けの日々を送り、休日は家族サービスに時間を取られどうしても仕事帰りにしか打てないようなサラリーマンや設定に関係なく暇つぶしでパチスロを打つような地元のおじいさんやおばあさん、いわゆるエンジョイ勢がこれに該当します。
そしてその人達からすれば「パターン①or②の高設定なんてどうせ朝から来れる人達に取られるから、それならパターン③の方がまだマシ」と思う人もいるでしょう。
そもそもそういう人達はどのパターンだろうが気にしないような気もしますが……長い目で見て勝率が高いのはパターン③だよと教えたらパターン③に賛同するような気がします。どうせ打つなら金額云々勝てるほうが良いに決まってますから。その点においてはガチだろうがエンジョイだろうが一緒です。純粋に負けてもいいと思える人はただの富豪、セレブですw
というのを踏まえて…
お店側としては「遠方から来る高設定狙いをするユーザーよりも、毎日通ってくれるような地元のお客様を大事にしたい!」という想いがあって、このような入れ方をしているんじゃないかと推察します。
そもそも、新宿や渋谷などのターミナル駅と異なり、やはりメインのお客さんは地元の方になりますからね。どれだけ頑張っても台数規模で敵わないところと張り合っても意味が無いし、そういうところにフットワーク軽く来るユーザーを笹塚エリアに取り込む事は最初から想定せず、あくまで地域に根付いた営業を…と考えているんだと思います。
ゆえに、数字に敏感なユーザーや6を意識するユーザーの目線で見れば「ジャグラーだけ1台掘ってダメなら帰る→期待感の感じられないホール」という印象になってしまうんだと思います。
しかしながらエンジョイ勢からは「他の店に比べて意外とそれなりに戦えるんだよなぁw」という印象が少なからずあるんだと思います。そこに関しては、自分がヤメた夕方以降のグラフを見て、前任者が明らかに見切ったような台にも関わらずその後稼働していたので確信しました。
補足すると、ユーザーのレベルが高いお店だと基本的に一度見切られた台が再び回される事はよほどの根拠がない限りあり得ませんからね。
そう考えると「特定日なのに6を入れていない!出してない!」という言い方で片づけるのはそれを求めるユーザー側のあまりにも一方的で身勝手な言い分なのかなと思ってしまいました。
情報に溢れている昨今、SNSやインターネッツで簡単に設定6があるお店を探すことが出来るようになり、そこに足を運んで抽選を受けるのに慣れてしまったがゆえに自分もいつの間にか高設定だけが正義というような偏った考え方を持ってしまったのかもしれません。
あくまで自分のスタイルとしてはあまり向いていないタイプのお店だったというだけで、さきほども書いたようにこのスタイルが自分には向いていると感じている人も少なからずいるはずです。
ユーザーがそうである通り、お店もまた「来る人、来てほしい人」を選ぶ権利がありますからね。
むしろグランドオープンからこの点はブレていないので、一本筋が通ってる感じは素晴らしいと思います。出玉に寄せたかと思ったらいつの間にか今度は地元客に媚び始めたりするホールに比べてよっぽどしっかりしてると思います!
そんなわけで改めてデータだけじゃわからない事、現場に行ったからこそ得られた感覚があったので、今回は考察と共に皆様に共有した次第です。
SNS上では連日のように、やれ「笹塚戦争」だ、やれ「笹塚バトル」だの書かれておりますが、はっきり申し上げて笹塚エリアのどこをどう見てもそのような出玉と高設定で殴り合うような状況にはなっておりませんので悪しからず。
そういったところがSNSの一種の弊害と申しますか・・・データだけであれこれ言おうと思うと、どうしても現場との乖離が起こってしまう典型を見たような気がします。
そんな事からも改めて現場に足を運ぶ事の重要性を感じましたし、やはり考察するからにはそのお店に必ず足を運ぼうと強く思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?