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フォークリフトの免許を取ろう! 5
顔の日焼けがね…目の周りはいいんですよ。マスクの横の、頬骨の部分の日焼けが、焼けてない部分との対比でくっきりしちゃて。
これはひょっとして小顔効果メイクっぽいのでは?! いや、そんな効果があっても悪くないだろう(ぺこぱ風
朝の計算外
土曜日ということで、朝もそんなに道路は混んでないはずと、24日は昨日より10運遅れで家を出た。
思った通り、昨日ほどの混雑はなく、道はスムーズ。集合時間の10分前に到着したら、駐車場は既にいっぱいでした。
講習中は原則、敷地の外に出ないことになっているそうで、余裕のあるスペースに停めましたが。ちょっと侮ってた。
昨日も遅刻してきた前の席の人は、今日は時間ギリギリで無事到着。
朝の挨拶のあと、すぐに教習開始です。私たちのチームは教官が替わり、少し若い男性になりました。
今日は、昨日までの動作に、どれくらい時間がかかっているか、ストップウォッチで計ることに。
測ってみたら、私はわりと慎重で、ほかの人よりも1分ほど余計にかかっている。なにを改善すればいいのかなと、考えながらやっていたら、二回の実車はあっというまに終わり。
そのあとは、新しく、パレットを持ち上げて次のポイントに運ぶ動作が加わりました。フォークの高さを揃え一旦前にパレットを引き出してから持ち上げて、次のポイントで置いたら、少しパレットを奥に置き直して、完了。
ちょっと雑でもいいですよ、時間を短くすることを目指しましょう。との話なんだけど、パレットからフォークを上手く引き抜くための角度調整がなかなか難しい。ここを雑にやると、結局やり直しで30秒以上余計に取られてしまいます。
ほかの、左折やS時はだいぶ早くなったんだけどなぁ。と思っていたら、これが2ターン終わった所で、パレットが本番用の「コンクリートの塊」に変わりました。時間の計測も、ここで終わり。
重さがあるため、雑に扱って落下させたりしたら危険ということで。しかも、重量がパレットから大幅アップして、フォークの上げ下げも時間を使うし、パレットを引っかけないように凄く神経を使う。
自分が手順通りやってるのは自信が持てたし、大きなへまもやらなかったけどもう少しスピードが欲しいなぁ。
ちなみに、緊張から、「パレットを置き直す」事を忘れたり、距離感が上手くとれなくて、パレットを置く台をフォークで引っかけたりという人も出てきました。
速さにいまいち自信が持てないまま、今日の講習は修了。明日は丸一日乗ったあと、修了検定です。
土日のお弁当の謎
ところで、教官との雑談でお弁当の本来の値段が判明。450円くらいですねとのことで。
それが四日分。しめて2000円弱が無料とか助かるわ。てか、
「生徒さんは無料なのに、僕ら(教官)は有料なのなんでですかね」って、それは知らんわ(笑
お弁当の容器も、平日だった木曜金曜はは仕出し弁当のように、再利用できるものだったのに、土日は使い捨てのプラ容器でした。
人件費の問題かなぁ。平日は人出があって洗浄も出来るけど、土日は人が少ないから、そのぶん手間のない使い捨てなのかなあと。
楽しみにしてたハンバーグは、昔ながらのケチャップソース、その下のナポリタンも含めてなんか懐かしかった。
検定は夕暮れに
そして最終日の25日。
検定のコースは昨日教わったので、今日はひたすらその繰り返しかと思ったら、実地で使う人たちのための「インチング」の使い方が挟まれる。
車でいうクラッチの場所にあるペダルを使うと、アクセルを使っていてもギアが外れて、フォークを動かしやすくなるという、使わない人には全くわからないマニアックもとい専門的な使い方でパレットを上げ下げしつつのコース2周。
これを私が使える日は来るのか。しかし、一度知識として知っておくと、一旦忘れたとしても、必要になったときに、「そういえばこういう使い方が出来たな」と調べることが出来るようになる。学ぶとはそういうことです。
とはいえ、検定には必要のない技術を習得したことで、ペースが乱れ、詰めていたタイムは大幅ダウン。まぁ、検定の制限時間内に所定の動作がこなせればいいのだけど、一度手順を外れると、取り戻すのにちょっとラグが起きるのが困りものです。
ところで、待ち時間の合間の雑談で、別チームの異様な慣れ感の真相を聞けました。
隣のチームは妙に乗り慣れた感があって、回転が速いのです。それに、使い込んだ作業服と安全靴、会社からの支給品らしいヘルメットで参加する中年以降の人がわりと多い。
社内の講習で乗ってきたけど、必要があって1トン乗らなきゃいけなくなったのかな、と思ってたら、実は長いあいだなぁなぁで乗れていたのが、法律が厳しくなってどうしても免許が必要になって取りに来るケースもあるらしい。隣のチームは、ほぼそういう方達で構成されていたわけです。
比べるのが最初から間違っていた。経験にはどうしたって敵わないのだから、自分は自分の出来ることをこなすだけでいいのです。
その話を聞いてからは気が楽になって、時間を詰められるところは詰めつつも、確実さを大事に工程をこなすよう心がけました。
実は夕方からにわか雨の予報で、検定直前に雲が広がって、不安になったのですが、天気はなんとか持ち直して修了検定。
むしろ雲が広がったことで西日が遮られ、よいコンディションになりました。
不安のないひとは不安なく、私はといえば、荷物を置くときにちょっと手順が滞ったのと、最期に停車地点に入るときに中央を取り損ねましたが、大きな失敗はなく。
この三日間でチームのアイドル(応援したい的な意味で)と化したAさんは、一旦はコースレコード7分以上を出して心配されたものの、終盤でかなり持ち直して、慎重ながら無難に終了。
点数は開示されませんでしたが、おかげさまで全員無事検定を修了しました。
ひと言で言うと、「おもしろかった!」
もちろん仕事でこんな面白い乗り方はなかなかしないのだろうけど、フォークリフトなんて普段の生活の中では絶対に乗れない類のものです。経験しておいてよかったし、構内で作業してるフォークリフトの見方も変わってきそうです。
そして、渡された修了証を見て、しみじみ思った。
写真を美白モードにしておいてよかった。
この三日間で、それと判るほど顔が黒い。しかも、マスクのあとがくっきり判る。
ちょっと、ファウンデーションじゃないけど、塗れば少し白く見えるような乳液か何かを探して誤魔化さないと、これじゃうかつにマスクが外せない……
これで終わりかと思いきや
技能検定に関してはこれで終わりですが、もう一つ、私には課題が残ってます。
そう、ハローワークから補助金を貰う!
結局講習の中では何一つ情報がなかったので、これは後日、ハローワーク本局に突撃するなりネット情報を解明するなどしてのお話になります。話が進み次第追記します。
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