東京下町おうちご飯#7 豚コマの醤油煮

あまり種類を作らない常備菜だが
豚コマ肉の醤油煮や 挽肉の肉味噌は ご飯にのせるだけで 子供達の食べが良いので よく作る。

挽肉や豚コマを 酒と醤油とみりんと砂糖 それと擦った生姜と煮るだけだから とても 簡単。
味を濃くすれば 日持ちもするのでとても重宝する。

生姜は 擦って フリーザーバッグに 平らにして 冷凍しておけば いつでも そのままポキポキ折って 使えるから とても便利。
ニンニクも フードプロセッサーなどで まとめて擦って同じように保存しておく。

これだけ手軽に使えるようにしておけば
今日は ちょっとニンニクを足してみよう とか
気分によって 足したり引いたりできるので 生姜とニンニクの擦ったものは 冷凍庫に 必ず作っておく事にしている。

豚コマ肉や挽肉は スーパーで安いのをラップに包んで冷凍しておけば 思い立った時にいつでも作れて良い。
冷凍のまま鍋に入れて 酒と蓋をして 解凍しながら煮られるので簡単だ。私の好みなのだが、肉は小さい方がいい。豚コマ醤油煮は 鍋に料理ハサミを入れて 直接チョキチョキと 細切れにしてしまう。
味見をしながら甘辛く煮付ける。お酢を少々足しても楽しい。

お肉の醤油煮は 目玉焼きを添えた丼風にすると 見た目にも楽しい美味しい食事に簡単になる。

目玉焼きは 油多めで焼き上げたい。
油をフライパンに多く流し入れ熱し、卵をジュゥと割り入れる。強火すぎると炎が出てしまうかもしれないから要注意。それくらいは油を入れる。

白身の端の部分が キツネ色に揚げた様になり 黄身が半熟に固まるまでの火加減で焼き上げる。

丼にもった白飯に 肉味噌や豚コマ醤油煮をのせ
このカリッと焼き上げた目玉焼きと キュウリやレタス キャベツの千切り等の緑を一緒に添えれば 見た目にも食欲をそそる 簡単どんぶり。冷蔵庫に このお肉の醤油煮があってこその 簡単お手軽丼だ。

味のしっかり入ったお肉と目玉焼き。もし味が 足りない様なら お醤油をひと回し。揚げたような白身のカリカリの部分が とても美味しい。半熟の黄身がトロリとご飯に流れ出たら ああ、幸せご飯だ。

この丼に ナンプラーを垂らして 添える緑に 洗ってざく切りにしたパクチーを加えて
ピーナッツを砕いたものを パラパラとかけると エスニックな丼に早変わり。

揚げ玉も冷凍保存しておくと便利だが 同じ様に ピーナッツの砕いた物、あとフライドオニオンも 冷凍して常備している。解凍せずにそのまま サラダのトッピングにもエスニックな炒め物にも便利に使えて 料理の幅が広がると思うので おすすめだ。

この砕いたピーナッツのカリカリが ご飯と楽しいハーモニーで パクチーとナンプラーの香りが 東南アジアに お手軽に行った気分になれる。

夏の暑い日に食べたい一品だ。今は大寒波の迫る冬だけれども..

#エッセイ #料理 #常備菜 #肉味噌 #コラム #エスニック


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?