色と「学生時代」と私
色彩心理の勉強の一環で カラーヒストリーという 自分の人生を振り返り、年代別に色を塗るというワークをしたことがあります。
小さいころから 中学、高校、社会人、そして妻になっても母になっても ピンクは1回も出てきませんでした。
特に高校時代は深い紺色、もっと言うと鉛のように重苦しい色で塗りました。
卒アルを見た娘曰く「黒歴史」の時代でしたが、そんな冴えない私にも優しくしてくれるたくさんの友達に恵まれていました。
綺麗でお勉強ができて、そして性格が良くて。そんな天が二物を与えてしまったような素敵なお友達と仲良くなれることを 心から嬉しいと感じていました。
そして今も続くご縁… 私の高校時代をまるごと肯定してもらっているようで 本当に感謝なのですが、先日 思い立ってこちらから旬の農産物(笑)を送ったら、お礼にこんなに素敵なお花を贈ってくれました。
もうね、このピンクがね、本当に優しくて。ニュアンスを感じる優しい色合いで グリーンと赤が可愛らしくちょこっと効いていて。
こんなにピンクをありがたく嬉しく思ったことってあったかな…
色彩を勉強して あのころの暗黒とも思える青の時代、それはそれでどうしても必要な時期だったのだ と振り返ることができるようになりました。
そして ピンクなんて人生に一つもなかったと感じていながらも、所々 もしかしてピンクの要素があったかも?と思う場面が浮かび上がってきています。
過去は変えられないと言うけれど もしかしたら記憶の中の過去は変えられるのかも知れません。
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