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娘(小4)へ「たこ焼き」で母が伝えたこと

ある日、放課後に仲良しの友達(A子ちゃん)と遊んで帰ってきた娘が、今にも泣き出しそうな顔で帰ってきた

どうしたのかと尋ねると「A子ちゃんに、B太くんと別れてって言われた」と、俯きながら教えてくれた

ええッ?!B太くんと付き合ってたの?!!Σ(・□・;)娘がB太くんが好きだとは知っていたけども…そうなんだぁ…という私の動揺は隠して(笑)

とりあえず話を聴いてみた

娘の話をまとめると

・娘、A子ちゃん、B太くん、C美ちゃんは仲良し4人組

・A子ちゃんはB太くんにバカにされることがあり、それがとても嫌だと感じてる

・近々、学校祭のようなものがあって仲良し4人で行く約束をしている

・その学校祭にA子ちゃんは娘と2人で行きたい

で、A子ちゃんの出した結論が「B太くんと別れて」だということのようだ

ふむふむ・・・ふ~むふむ🤔


ここからは娘の気持ちを聴いていく

母:B太くんと別れたいのかどうか
娘:別れたくない

母:A子ちゃんと2人だけで学校祭に行きたいかどうか
娘:A子ちゃんとも行きたいけど、B太くん、C美ちゃんとも一緒に行きたい

母:A子ちゃんの話を聞いたあと、自分の意見や気持ちをA子ちゃんに伝えたか
娘:言ってない

母:まずはA子ちゃんに自分の気持ちを伝えてみるのはどうか
娘:なんて伝えたらいいか分かんない

その他にも、いろいろとたくさん質問して表面化してきた娘の気持ちをまとめると
・学校祭には仲良し4人で行きたい
・B太くんとは別れたくないけど、A子ちゃんが言うから別れないといけないから悲しい

ふむふむ・・・ふ~むふむ🤔


ここで私はひとつの例え話を娘にした

私:あなたが好きなものはなに?

娘:たこ焼き

私:じゃあ、今、あなたが好きなたこ焼きがいっぱい詰まったパックを両手で持ってるとするでしょ?そのたこ焼きはあなたのもの。
そこにたこ焼きが嫌いなA子ちゃんが来て
「私、たこ焼き嫌い!だから、あなたの持ってるたこ焼きを捨てて!!」って言われたら、あなたは捨てる?捨てない?

娘:絶対捨てない

私:うん。そうだよね。たこ焼きを捨てるか捨てないかってさ、A子ちゃんと関係ないと思うのよね。あなたがどうしたいか、で決めることだと思うわけなのよ

娘:うん

私:たこ焼きと同じ考え方をしたら「B太くんと別れること」はA子ちゃんは関係なくて、あなたがどうしたいか、でいいと思うのよね。
「B太くんにバカにされてA子ちゃんが嫌な気持ちになってる事」はまた別の話じゃないかなぁ🤔

娘:うん

私:もし、A子ちゃんがB太くんのことで嫌な気持ちになってる事をあなたがなんとかしようとするなら、一緒に先生に相談しに行こうよって誘ってみるのもいいかもね。
別れる・別れないとは別な問題だと切り離して考えたらいいかなぁと思う

娘:そうだね

私:あくまでもこれはお母さんの考え方だから、あなたがどうしたいかでいいと思うのよ。自分はどうしたいのかちょっと考えてみて。

娘:・・・・・・・・・・・。(考え中)
まず自分の気持ち「4人で学校祭に行きたい」って明日、A子ちゃんと話してみる。A子ちゃんにダメって言われたら、B太くんとC美ちゃんに相談してみる。あとはその後に考える。

私:オッケー!じゃそうしよう!
そしたら今日悩むのはおしまい。
これから先のことは、明日、A子ちゃんに話してみてからまた考えよう。よし!お風呂入って、寝よ~

娘:はーい(^^)


翌日、学校から帰ってきた娘は

「A子ちゃん、気が変わるの早いみたい。私が話する前に”やっぱり別れなくていいや”って言われた」

そう教えてくれた

・・・・・えーと(゜_゜)

昨日、あんなに悩んだのは何だったんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!Σ(・ω・ノ)ノ!オイッ

そして母と娘は二人で笑い合い、おやつを仲良く食べましたとさ

チャンチャン!笑


娘も小4になって、思春期に入りつつあるようなんですよね。

体の成長と心の成長が急激に起こって、ホルモンバランスの乱れによるイライラとかもあるんでしょう、きっと。

ホルモンバランスの乱れがしんどいのは、私もよくわかるんです。

私自身、子宮腺筋症やPMSがあってホルモンバランスガタガタで、生理の前後1週間は絶不調だから。って、更年期と思春期を一緒にしたら怒られそうだけども(笑)

ただ、気持ちが落ち着かない時とか不安になった時、娘が頼れる母でいたいなと思っているのです。

私は頼れなかったから。

娘も、夫や息子も、肩ひじ張らずに自然体でいられる家族関係がいいなぁと最近よく考えます。

私の幸せってなんだろう?と考えるたびに
今回のような何気ない日常の中で
娘と息子と夫と心を通い合わせられることが
私の幸せのひとつなのかもなぁと思いました。

という私の記録として残しているだけのこのnote記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました~!!(*^^*)

では、また~

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