生きてる金と死んだ金。
私は会社を経営している。会社を軌道に乗せるまでがむしゃらに働いた。そしてそれは苦痛ではなくとても充実し、小さな契約でも心から喜び、少しの利益でも心から感謝した。これが生きてる金。
会社が軌道に乗り、何もしなくてもある程度入ってくるようになったのが死んだ金。
面白くないのだ。そういうお金は面白くない。そしてそのお金で物を購入したり旅行へ行くのも、「生きてる金」を使うときとのテンション差は恐ろしく使い心地が悪い。
私は時々仕事とは別で趣味の一環な感じで露店をする。お祭りやイベントに出てテントを設営し、自分のアイディアでいろんな食べ物を販売したりしている。それが本当に面白い。人とのコミュニケーション、出展者同士のつながり、利益的にはそんなに面白いほどもうかるわけではないけど、本当に面白い。これで得たお金で仲間と打ち上げに行き、安い居酒屋などで打ち上げなんかはもうサイコーなのである。これが生きた金。
人生お金が大事である。しかし生きた金なら尚更素晴らしい。
時間を持て余し、金があるのにやることがない。そんな経営者は多いのではないだろうか。
だからと言ってお買い物をしたいわけではない。
充実する何かを得たいのだ。それにお金を使いたいのだ。
それを見つけるのはなかなか難しいかもしれないが、一歩踏み出してみるという、チャレンジはした方がよい。
「どうせ、、、」「でも、、、」「やっぱり、、、」
この口癖のある人は一歩も踏み出さないんだろうけど、
楽しいは迎えに来てくれない。自分から歩み寄らないと。
何も行動しなければ、5年後も同じ人生。同じことをした毎日。
ただ老けました。何も変わらず。となる。
さ、いつか死ぬんだから!どうせ死ぬなら楽しかった!って言って死のうじゃないか!中年の私達同世代よ!