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ファシリテーターに大切な4つの要素

昨夜は、第2回目のRAISE YOUR FLAGでした~、はい!笑
と、言うことで今回も学びをシェアして行きま~す!!🙏😍

ファシリテーターに大切な4要素

皆さん、ファシリテーターは主に何をする仕事だったか、
覚えていらっしゃいますか?

第一回講座資料_210117_6

そうです!こちら!!
”場を創る人”でしたね!
では、この”場を創る人”になるために大切なこととは何でしょうか?
(いきなり”場を創る人”と言われても、難しいかもしれませんが… 💦)
RAISE YOUR FLAGが推奨する大切なことはこちらの4つです!

①環境整備

なるほど!では、具体的に見ていきましょう!👍😳

①環境整備

環境整備、つまり集中を邪魔する原因を無くすということです。
集中を邪魔する原因としては、
視覚(周りの目、視界に入る気になるもの、オンラインの背景等)
聴覚(ケータイの音や、外部の音など)
体感(寒すぎず、暑すぎないように気温の調整を)などの参加者の感覚のことが挙げられ、
これらに気を配ることもファシリテーターの仕事の一つです。
そこで、参加者に事前にお願いしておくこと、 🙏
その場・参加者にあったルールを設計
することも一つの良い方法でしょう。
例えば、ママさん向けのワークショップであれば、お子さんのいる方は出来るだけ誰かに預けて、一人で受けられるようにしてください、などなど!!
工夫はファシリテーターであるあなた次第です! 🙆

また、参加者の疲れや空腹感、眠気などのコンディションに注意することも大切です。🍙 😑
例えば、ファシリテーターの真央さんであれば
朝は目覚めるアイスブレイクを入れたり、
空腹になりそうな時間はお菓子を事前に持ってきて下さい、などの工夫をされるそうです。🌟

そして、ワークショップは始まりと終わりがかなり重要です。👀
そこで、参加者のスイッチのON・OFFが大切になってくるそうです。
例えば、始まりは音を出す。
終わりは大きい音から小さい音に変更して参加者に気づいてもらうなど、
方法は様々。 😆
他には、全員で一個の行動を共有して区切りをつけることも
良い方法なのだそう!!
例えば、「お手を拝借~、よーーおっ」と言った具合に。笑👏

最後に、環境整備の仕事で重要なこととして
全体構成をデザインすることも挙げられます。
こちら、二つに分けてお伝えしていきます~!

全体構成をデザインする(1)🌷
ワークショップや何かイベントを開く際に
大切なことは、順番つながりです。
ワークショップは、
導入=アイスブレイクやルール説明
メイン=メインのワークショップ
まとめ=感想の共有や学びの共有
の3つの全体のバランスが大切です。

このバランスは陸上競技の練習をイメージしてもらうと、
分かりやすいかもしれません。
陸上競技の練習って、
ストレッチ⇒ウォームアップ⇒走り込み⇒クールダウンの順番で、
基本練習するものだと思います。
このように、導入・メイン・まとめの3つの中身を、
どのように組み立てて、つなげるかが大切です。🙆

全体構成をデザインする(2)🍀
イベントの目的やワークショップの目的によって全体構成は変わります
そこで、その目的に応じてそのイベントやワークショップを
設計していく必要があります。
例えば、自己内省のワークショップと言って、
自分の心の中にあるものを見つけ出すワークショップはU字型をイメージしてください。😊

ファシリテーター育成講座 (2)

このように、自分の心の中にあるものを見つけ出すワークショップでは、
今⇒過去⇒未来の順番で自分を見つめ直すワークをします。
これはつまり、
浅めな今⇒だんだん重く過去へ⇒深い過去へ⇒まとめで未来を意識、
といった設計になります。

このように、ワークショップ一つでも
その目的によって設計を深く考える必要があるんですね!
(いや~難しいな~~~~~!😱😱)

②問いかけ

ファシリテーターの仕事で最も大切なことが、この問いかけです。
より良い問いかけが、相手の考えることを促進します。
事実、ファシリテーターの投げる問いかけによって、参加者の答えは全く変わってきます
例えば、

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上の2つのように、
同じ目的の問いでも、問いかけ次第で全く答えが変わってくることが
分かりますね。
例えば例2の、”より満足してもらえる形式は?”の問いでは、
何が満足の定義であり、どこまでの範囲であるかがあいまいで,、
分かりにくいですね。
よってより具体的な,
 ”参加者がお金を払ってでも参加したい合同説明会は?”の方が
よい良い問いであると言えます。
つまり、問いかけにはあいまいな事柄を入れるべきではない
ということでしょうか。

では、この問いかけをより良いものに設計するための方法として、
置き石理論が挙げられます。🌈
この置き石理論は、いきなり核心的な問いを投げても、
参加者の心の準備が整っていないとなかなか答えられないため、
何問か絶妙な問いを置いて、徐々に核心に近づくための方法です。 🎯

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このような感じをイメージして下さい。
このように、問いは直線ではなく、
いくつかの問いを置いて考えると、本当に知りたいことが見えてくる
ということです。
日本で急がば回れということわざがありますが、まさにこの置き石理論はそのことわざを体現したもののように思えますね。笑

この置き石理論の力は、日頃から鍛えることが出来ます
例えば、食べるとは何と何と何の要素だろう。
安全とは何と何から成り立つ?、など。
このように、日頃から目の前にある当たり前を因数分解してみることを習慣づけると効果的です! (By,真央さん😎笑)

さらに細かく問いかけを見ていきましょう!
ここからは、
(1)概念についての問い=〇〇とは。
(2)WHY=なぜ、なんで、どうして。
(3)批判的視点の問い=本当にそうなのか?それって必要なのか?
の、上記3つの問いを考えてみます!

(1)概念についての問い
概念についての問いとは、普段何気なく使っている言葉や、
当たり前と思う言葉の概念を改めて問い直すことは、
深い思考に結び付くという考え方です。
例 「あなたにとって〇〇とは」
  「あなたにとって人生とは」
  「あなたにとって旅とは」
まるで哲学をしている気持ちになりますね。笑

下記は、真央さんがシェアして下さった例えです。
ある万歩計をつくる会社があります。
ここで、新しい商品をつくる際、「万歩計とは」ではなく、
「あなたにとって歩くとは?」という問いの方が、
より良い問いの設定になるそうです。
確かに、万歩計という
一つの狭い概念から一歩外に出て、より広い視野で、
新しい商品を考えることが出来そうですね!

WHY(なぜ、なんで、どうして)
このWHYの問いかけは、
素朴な疑問としての問いです。
知らず知らずに出来てしまっている囚われから解放したり、
本人が気づいていない無意識な部分に目を向ける
ことが出来ます。
例 「なんでそう思うの?」
  「なぜそう感じたの?」
  「そもそもこれって何?」
  「何で今こうなってる?」
また、このWHYの問いかけで5W1Hを意識したり、
IF(もしも…)で問いかけをすると効果的です!

批判的視点の問い
批判的に物事を捉えた質問です。考えてなかった思考の枠組みの外に目を向けると効果があります。
ただし、使い方、使う場面によってはモチベーションの低下や争いを生んでしまうので要注意です。
例 「本当にそうなのか?」
  「それって本当に必要なのか?」

最後に、問いかけはファシリテーターによって異なります。
この問いの手段をたくさん持つことが大切です。
ぜひ参加者・場の雰囲気により、問いかけを使い分けてみて下さい!

③立ち振る舞い

どんな場にしたいかにより、ファシリテーターが立ち振る舞いを変えることが重要です。
まずは、受容環境として心理的安全性を保つための場を整えることが、
大切です。
そして受容環境を整えて、参加者の心理的安全性を確保できたら、
次の2つのどちらかの場を目指します。
それは、①集中環境活性化環境です。

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では、具体的にそれぞれの場について見ていきましょう。
まずは、場づくりの基本である受容環境についてはこのようになります。

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なるほど、”否定されない、拒絶されない”本音を言える環境を目指す、心理的安全性が保たれることが大切なのですね!
そのためにファシリテーターは、
この場に答えはない意見に優劣はない他の人の意見を否定しないように、というようなことを参加者に伝える必要があります。
また、ファシリテーターがまず最初に自己開示してあげることが重要です。
つまり、ファシリテーターが自分自身をしっかりと出すことで、参加者も心を開いてくれるということです。
さらに、賛成も否定もせず
話してくれたことに感謝する姿勢、傾聴する姿勢が大切です。
これは本当に難しいと思います。
このことを聞いて思い出したのが、
アドラーの『嫌われる勇気』か何かの本で、むやみに人をほめることは、
相手に対して優位的な立場を築くことになるため、
状況によって慎重に使い分ける必要があると書いてあったことを
思い出しました。
私自身、相手の良い所を見よう・どんどん良い所は言っていこう、
そうすれば相手は喜ぶと勘違いして、
むやみに相手の良い所をほめていた時期がありますが、
これは勘違いでした。
一見簡単そうに見える、賛成することや良い所を言うことは、
相手の良い所を言う・言わない、
タイミングや状況、相手との関係に応じて、
慎重に吟味する必要がありそうです。

受容環境が整ったら、
集中環境についてはこのようになります。

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おお~!
確かに、ワークショップで難しい問いに直面する参加者にとっては、
とっても大きなストレスがかかりますね。
そこで、ファシリテーターは参加者が集中し続けられる環境を整えることが大切なのですね!😁
そのために、問いにつまっている参加者に、
よりかみ砕いた質問や、
置き石となる問いをかけてあげることが大切なのですね。
なるほど、なるほど、
先ほど勉強した置き石理論などが役立ちそうですね!
さらに、待つということもファシリテーターにとっては
大切なお仕事の一つです。
確かに、自分が何かプロジェクトを回す際に、
参加者が無言だとすごく恐ろしかった経験があります。
でも、待つ勇気を持つことも大切なのですね。😣💦
まるで子供の成長を信じて見守る親のような、先生のような、
そんなお仕事だな~と思います。😵


さらにさらに、
活性化環境についてはこちらです。

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なるほど、参加者が全力で議論をしてる中で、
ファシリテーターは常に参加者の議論のフォロワーとして、
常に考える必要があるのですね!
具体的には問いかける整える手放すの3つが大切なんだとか!
問いかける参加者の脳みそをどうやって最大限に活用できるかという視点        から考えることが重要です。
整える参加者の答えを、わかりやすく整理して下さい。
例えば、ホワイトボードに書く要約する言い換えるなどです。
手放す十分その場が活性化したと思ったら、ファシリテーターは
終わりの合図を出すまで主導権を手放しましょう

あとは勝手にその場が答えを出してくれます。

④シュミレーション

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上の写真のように、
ファシリテーターに最も重要なことは、どれだけ準備できるかにあります。
つまり、ワークショップを開く際に失敗する原因のほとんどは
シュミレーション不足です。
私自身、2期生としてワークショップを開かせてもらった際に、
CANVAというアプリで作成したスライドが重すぎて、
ワークショップの序盤に私のPCが落ちてしまったという、
苦い経験があります笑。
そこで、このシュミレーションとして、
5W1H=いつ・どこで・だれが・何を・どうやってのシュミレーションを、
徹底的に行う必要があります。
と、言ってもこのシュミレーション簡単にできそうで、
なかなか出来ないものです。
私は何か失敗があれば、時間がなかった・忙しかったと、
言い訳したくなります。
そこで、シュミレーションでここだけは押さえたいポイント2つを、
ご紹介致します!

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それは、最高シュミレーション最悪シュミレーションを考えることです。
最高シュミレーションとは、準備段階から企画終了まで、
最も上手くいくケースを、分単位で想定することです。
これに対して、最悪シュミレーションとは、
最悪の状況を全て想定することです。
この2つのシュミレーションのどちらも、
一緒に企画・運営する仲間がいれば、全員でこれら全ての共通認識を、
持っておく必要があります。

最後に

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ファシリテーターは、これさえやっておけば完璧ということは
全くありません
状況は、参加者がどうゆう人か・その場の雰囲気など、
様々な要因によって、
1秒1秒変わり続けます
そこでファシリテーターに求められることは、
こういった変化に対していかに最適解を見つけられるかという
柔軟な応用力かもしれません。
このようにファシリテーターに求められることは、
コロナや地球温暖化、脱炭素化など、
様々な課題に直面していると感じる、
現代社会を生きる私達自身に求められるスキルではないかと思いました~。

はーーーーい!と、言うことで以上です~
最後まで読んで下さった方ありがとうございました。m(_ _"m)

それでは、よい1週間を~~!! 🎵 🎵 

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