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「夫婦の関係性」を考えてみるスタート地点

わたしたちには、日常、心の奥底で常に気になったり、問いかけたりしていることがあるだろう。

それはほんのちょっと水漏れがある蛇口だったり、育っていく子供とのすれ違いだったり、となりのよく吠えるアホ犬のことだったり、家族の健康状態だったり、不安定な家計のことだったり。

今すぐには何とかする必要がない場合でも、それが何であれ、それはずーっと自分の頭の片隅に住んでいて、ときどきその存在を知らせてくれる。

それにちゃんと向き合わずに過ごしていると、何だかどこにも行けていないような気がする。

それは、「同じことをグルグル考えている」という、自分のシッポを追う犬のように、実に効率の悪いことをやっている。

そんな日常の問いをもっと顕在化してくれるのが、AHAのボイジャータロットを使ったワークだと思う。

AHAでのボイジャータロットの講座はStage1からStage3まであって、今現在、その最初の段階の後半を学んでいるが、個人的には絵がワタシに話しかけてくれるところが、ワタシとの相性が合ってるんだなぁと感じている。


最近、「パートナーシップ」というテーマがAHAのコミュ二ティの中で上がっているので、それがキッカケとなって、ワタシ自身もそれに取り組んでみることにした。

わたしには連れ添って23年になるパートナーがいる。
彼とは電撃結婚とでもいうくらいの速さで、一緒になることを決めた。
というか、なんだかこれからも長〜い間一緒にいるんだろうなぁと感じる人だったのだ。

振り返れば、短いようで長い23年、長いようで短い23年。人生のおおよそ半分近くを一緒にいるのだぁ!キョーガク

そんなわたしとパートナーとの関係性は、わたしたちの人生のステージごとに変化してきている。


ラブラブ期

子育てお父さん、お母さん期

子供が育ち、ある程度手が離れ、夫婦の関係を見直す期


今は、まさに「夫婦の関係性を見直す期」なのである。
きっと読んでくださっているあなたとパートナーの関係性も時期を経て変わってきているのではないだろうか?


話は飛ぶが、ちょうど先週の『今朝の三枚おろし』で武田鉄矢さんが、彼の合気道の師範である内田樹さんの著書『武道論:これからの心身の構』を三枚におろされていた。

そこで、「夫婦も武道でいう残心であることが大切である」みたいなことを言われ、面白いこと言うな〜と聞き入ってしまった。

残心というのは、ある動作を、それが終わった後も、しばらくの間未決状態に宙吊りにすることである。

内田樹さん著書『武道論:これからの心身の構』より

それとは逆に居着き(執着と同じ意味と捉えた)は、いつまでも同じところにいて、身動きできない状態を表す、ということらしい。

わたしも少しながら空手と南インドのカラリパヤトゥという武道を習ったことがあり、なんとなくこの残心がわかる気がする。
でも、これを夫婦関係に当てはめるというのが、実はよくわからなく、残心の逆である居着きをしていなければ、とりあえずは合格にしておこうと自分を鼓舞した。

そこからがまずスタートだ。まずは今の自分をそのまま認める。

番組の中では、夫婦が今どの時点にいたとしても、いつも出会った頃の初心に戻ることが大切だとおっしゃっていましたが、難しさを感じているのはワタシだけだろうか?

もし、これを読んでくださっているあなたが、残心を夫婦関係に当てはめ、説明することができるのなら、ぜひその考えをコメントでお聞かせ願いたい。

文が長くなったので、パートナーシップについての実際のカードワークは次回書くことにする。
↓続きはココから


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