スタートアップ「USER」「CUSTOMER」の罠。
スタートアップの初期に問われる質問であり、
今回のnoteのキッカケになった課題のように、社会起業家やNPOの方があたる課題でもあり、スタートアップのブランディングの以下のレイヤーに分けて、戦略策定やコミュニケーションを整理しています。
1)創業者の原体験 to 世界
2)会社の社会の中でのアイデンティティ to 社会
3)事業/ブランド to B/市場
4)解決策/サービス toC
>社会起業家は特に原体験を対外的に大事にされがちだけど、モチベーションと解決策とキャッシュポイントの不一致で悩む人が多く
よくマネタイズに苦労するパータンは、創業者の原体験からくる、ユーザーのペイン(課題)のソリューションを開発して、例えばユーザーフィットしても、次のキャッシュポイントの壁がきます。
1)創業者の原体験 to C
4)解決策/サービス to C
ここで表題の「USER」「CUSTOMER」の違いの話になります。
わかりやすいのは、この2つが同じ対象の場合で、サービス受益者がお金を支払う形ですが、この2つが違う場合も多く、 スケールするためには、B to B to Cなど効果的なケースが多い。
自分のオススメは、最初の段階で3)まで想定しておく事で、to C向けのトラフィック(数字)が出る前/出た後に、どこの企業/市場がアタックすればいいかも、同時並行で進める事ができるからです。
1)創業者の原体験 to 世界
原体験→ダレを笑顔にしたい。
2)解決策/サービス toC
笑顔にしたい人は、どんな課題を持っていて、どんな解決策を提供するか。
3)事業/ブランド to B/市場
笑顔にしたい人が同じ企業/市場
スタートアップ「USER」「CUSTOMER」の罠の最後は、
スタートアップあるあるの失敗で、最初に話題なったサービスも3年後にも消えているケースです。最初にto B/市場を意識することで、スムーズにこの罠にはまらずに次のステージに進む事が可能です。
伝えたい事は、スタートアップでよくある、原体験と市場どっちが大事か論争も、結論はどちらも大事で、私自身、企業ブランディングでも創業者の原体験を大事にしますが、事業ブランドとして市場選定にデリケートにやっています。
あらかじめの「USER」「CUSTOMER」の違い、罠を知る事で、スタートアップを通して、一人でも多くの人が笑顔になる事で、ブランディングで支援していきます。