自分の『ブランディング』への思い。水道のような当たり前の存在にしたい。
結論から言うと『ブランディング』は水道のように当たり前にある存在にしたいです。
難しい=専門家=お金がかかる=ビジネスではなく。
会社において、関係者全員が信じるものが、コーポレートアイデンティティであってほしいと思っています。
例えば何気なく使われている『法人』1つの概念でも、本質は「法で認められた人格」ですが、多くの企業は人によって言っている事が違う、「人格が崩壊」している状態で、何を信じて良いかわかりません。
今のブランディングシーンにおける課題は「ブランド」「ブランディングの概念」が大きい事です。
今の『理念』の多くの「額縁の中の言葉」で、言葉はあるけど、実際の社員の行動に影響していません。
本当の理念は、メール1つ、電話対応1つにも『理念』があることで、顧客が体験できている状態です。
「採用ブランディング」も本質は、すごいシンプルです。
『自分たちらしさ』を社内で徹底的に考えて、
「自分たちらしさ」がない、社内でバラバラな状態で、外にアピールしても、違う事をすぐバレてしまいます。
個人的には「ブランド」「ブランディング」の言葉が大きいので、自分がやっているの事『コーポレートアイデンティティ(企業の存在意義)』と言うようにしています。
哲学や思想に本質的な概念だからです。
商品や企業が市場から消えるには、「存在価値」がなくなったからです。馬車がなくなったのも、馬車が悪いのではなく、馬車が必要なされない社会になったからです。
エルメスは、元々は『馬具』から始まりましたが、「馬具」に固執していたらの今のエルメスはありません。
『職人の高い技術力による品質の高さ、クラフトマンシップによる希少性』の価値を大事にしつつ、時代によって形は変化しています。
良いブランドは、創業者の『思想』は大事にしつつも、社員や顧客が『ブランド』を体現するする、そのものになる事です。