見出し画像

私と神様との出会い

私はどこにでもいる普通の人間だと思っていました。
少し変わっていたかもと思うのは、最近になって。
私は宗教とも神様の存在すらも無縁の人間でした。
子供の頃から、両親にもご先祖様だけ大切にしていれば良いと言われ、祖父母や、両親に任せて、お墓参りすら行く事がない人間でした。
興味がなかったというのが正直なところでした。

それから年齢を重ね、40歳を過ぎた頃、趣味でバイクに乗る事を覚えました。ツーリング三昧で楽しく過ごしていました。ある日のツーリングに私はあまり気乗りしない日がありました。朝ギリギリまで行きたくないという気持ち。心にモヤモヤを抱えたままの出発でした。出発するとそんな気持ちも消えて楽しいツーリングでした。沢山の方達と楽しい時間を過ごして帰路について渋滞中に高速道路で私の前に突然出て来たバイクを避ける時に急ブレーキをかけて転倒してしまいました。気がついた時は、バイクの隣に倒れて起き上がると、左手を支えていないと手がまるでポロッと落ちてしまう感覚を今でも覚えています。右手で左手を支えて知らない人に支えられ路肩へ座り込みました。ヘルメットをとってもらい、何がどうなったのか真っ白で覚えていません。
ただ、私は絶対大丈夫。大したことないし、私は明日は仕事だから、帰る。私は絶対大丈夫。痛みも無くただの骨折だと思っていました。
救急車の中でも頭の中で絶対大丈夫。病院に着いて、ジャケットを脱がされると左手から大量の出血があり、その時初めて私は大怪我をしていると気がつきました。何故か、看護婦さんや先生にご迷惑をおかけして申し訳ありません。と、謝ってました。先生は色々処置をしてくださってましたが、今日手術をする事は出来ないので、今出来る限りの処置はしたので、明日病院に行く様に言われ帰る事になりました。
やっぱり帰れた。大丈夫でしょう。と、軽く考えてました。
翌日、病院に行くとそのまま入院で、最短で手術しますと先生に言われてとても驚きました。手術の説明の日には感染が出る様なら手を切断すると言われ、説明を聞いていた家族に心配をかけました。

その重大事故、大怪我が、私が、神様からのメッセージを受け取るきっかけとなりました。
事故をした日のモヤモヤ。絶対大丈夫。帰れる。
これが神様と関わる事になった初めてのメッセージでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?