見出し画像

key of 51〜55

公募51 第5回絵本の日アワード in FUKUOKA 2021

絵本とわたしのエピソード
2021/6/30〆 図書カード5万円分 ビブリオキッズ リンク
【作品】
『キリストに読んであげたい絵本は何?』
幾千万回も言われていることだろうが、絵本の命は表紙にある。
絵と言葉。その力が心をとらえ、麻薬のように酔わせてくれる。
幼い頃に読んでもらった絵本。自分で読むようになった絵本。開くたびに愛と勇気を与えてくれる。いつも寝室の本棚にいて辛い時も幸せな時も共に暮らしてきた絵本。絵本は人生の伴侶であり大人になってもずっと一緒に成長し続ける、ってな訳はもちろんなく、アニメを見たり学校に行ったりスポーツしたり難しい本を読んだりしているうちに多くの人にとって絵本の存在は過去のものになってしまう。
でも忘却は悲しみではない。
恋をして子どもを育てていくうちに本屋でのまさかの大再会。あああああ、バーバパパ!知ってる知ってる!子どもの頃に!久しぶり!よくぞご無事で!
内容はすつかり忘れてもタイトルと絵はしっかり覚えていたんだ。
表紙の力。絵本の魔力。
心が震える感動の再会を味わおう。
絵本の記憶がない人は絵本じゃなくたっていいじゃないか。いや、絵本を作ればいいじゃないか。子どもがいない人は、隣にいて欲しい人に読んであげればいいじゃないか。
【解説】
絵本。読んでもらう、読んであげる。誰に?タイトルの勝利。
アネット・チゾン、タラス・テイラー『バーバパパたびにでる』
「麻薬みたいに」は小沢健二『ある光』
【追記】
「麻薬」「ってな訳はもちろんなく」「絵本の存在は過去のもの」「絵本じゃなくたっていい」もうこれ完全に当選する気ないよね。

公募52 第17回読売防犯川柳コンテスト

ここから先は

937字

¥ 200

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

「猫にとって孤独と撫でられることは何も矛盾しない」(『猫百連発』)