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公募56　交通総合文化展2021

鉄道などの公共交通機関、日本の優れた景観や伝統文化などをテーマにした俳句
2021／7／15〆　20万円　日本交通文化協会 「鉄道の日」実行委員会　リンク
【作品】
放たれた　願い行く汽車　星迎え
【解説】
星迎え、七夕、願い、銀河鉄道、行く、迎え
織姫と彦星が出逢う涙の川に鵲が架ける虹の橋
「この線路を降りたら赤に青に黄に願いは放たれるのか？」小沢健二『ある光』
【追記】
読者からのお便りです。「おすすめの本を1冊教えてください」
高橋源一郎『競馬漂流記』
「結局、わたしは6枠のタカノリズムから、ミホロイヤルの5枠とハマブリッジの７枠を除くすべての枠に流し、そのまま柵にもたれかかってレースを見た」
先日8回目のノーベル賞を受賞した著者による不朽の書。パッと開いたページのどんな言葉も心を震わせる永遠のバイブル。
高橋源一郎『競馬探偵の逆襲』
「『嘆くのは止そう。過去の敗北を教訓とし、今年こそ有馬の犯馬を逮捕しようではないか』タカハシさんの宣言を同志たちは神妙な顔つきで聞いていた。無理もない。タカハシさんの最近の本命はホワイトストーン、ダイタクヘリオス、ホワイトストーンだったのだ」
先日2回目のノーベルヤンチャDE賞（©スチャダラパー）を逃した著者による予想コラム『こんなにはずれちゃダメかしら』を纏めた競馬探偵シリーズ第3弾。比喩でなく文字どおり星の数ほど外れた予想が散りばめられている『アラビアンナイト』を超える枕頭の書。4巻以降出版されていないのは人類にとって大きな損失であると言わざるを得ない。

公募57　SBSラジオCMコンテスト