過去記事より~インナーチャイルドのセッションを受けてきました ④
こんにちは!catalyst 透子です。前回の記事はこちら↓
この時、私が父に対して持っていた感情は
「不潔(一か月近くお風呂入らないとかありました)に対する嫌悪感、お酒に酔うと女の人に絡んで気持ちが悪い、快活だった母を陰湿な女に変えてしまったことに対する怒り、自分のアドバイス等を聞かないので、ないがしろにされている気分、お父さんは家族に対して関心がない」でした。
その感情は、azuさんに、「それはいわゆる『妻からみた夫』に対する思いであって、透子さん本人がお父様に対して持っている気持とはちょっと違うかもしれないですね」と言われた私…納得できる部分と、なんだか反発する気持ちが半々(苦笑)。
「途中、透子さんは、お父さんとの思い出が悪いものばかりではない、という話をしていましたね」
そうなのです。父への感情を開放するために、インナーチャイルドを受けるか迷っていたのはそこでした。小さいころ、父に対して嫌悪感や不安感を感じた記憶はないのです。確かに、父はあまり子供に対して愛情を注ぐタイプではなかったですが、逆に虐待に近いようなことをされたこともあまりありませんでした(その年代男性特有の、怒鳴ったり、ちょっとげんこつしたりとかはありましたが)。
例えば。
私が小学校中学年まで、日曜日になると時々父は私たちを海や龍潭池に連れていきました(母はその間一人で過ごすことができました。せいぜい4時間くらいだったはずですが。もしくは末の妹は小さいうちは一緒に行かなかったかもしれませんが)。そこで私は、父から釣りを習い、釣り針に虫をひっかける方法や針が岩にかかった時の対処法、海岸の不安定な岩を歩く方法を教えてもらいました(基本はほったらかしでしたけれど)。
部活をやって、足が筋肉痛になったときは「今は痛いかもしれないけど、こうしておくと楽だから」と言って、結構強めのマッサージをしてくれたこともありました(その際に例えば私に性的ないたずらとかをする、とかももちろんなかったです)。
海に行って泳ぎを教えてもらったり、貝の探し方を教えてもらったりもしていました。
こうして思い出すと、それほど悪い父親ではなかったのです。無口であまり上手に子供を扱える人ではなかったけれど、子供のころ、憎しみを抱くようなエピソードは少なくとも顕在意識ではありませんでした。ただ、中学校の時に男女の問題をきっかけに、母は変わってしまい、私はその時から少しずつ父に対して複雑な感情を抱くようになってきたのでした。インナーチャイルドの問題は、ほとんどが7歳までの(いわゆる潜在意識の蓋がしまる)出来事がきっかけで形成されます。それを考えると、父に対する感情は、インナーチャイルドの課題を解消しても消えないのでは、という疑問があったのでした。
「透子さんが、なんだかインナーチャイルドが感じでいるのとは違う感じがするというのは、だから、当たっているんです。だって、インナーチャイルドが直接お父さんに対して感じているのではなくて、お母さんの気持ちをそっくりかぶってしまった状態で、妻から夫を見ている視点で、お父さんを見ているから」
なんということ・・・では、いったい、私自身はどこに?
「結局のところ、みんな、お母さんが好きなんですね。そりゃあ、子供はお母さんの味方をしますよね。
特に繊細だった透子さんは、お母さんをわかってあげたい、助けてあげたい、という思いから、寄り添ってあげたくて、お母さんと一体化してしまったのではないでしょうか」
「結局のところ、お父さんとお母さんの恋愛問題が、いっこうに解決していないのが、問題なんだと思います。でもね、それって、小さい問題に見えるかもしれないけれど、小さい頃の透子さんにとっては」
「国が崩壊するかもしれない、というくらいの大問題だったんですよ。私が橋渡しをしなければ、国が解体してしまう、というくらいの危機感を、小さな透子さんは感じていたんだと思います」
それを前提に考えると、思い当たる部分がたくさんありすぎて、すごくうなづいてしまった私でした。
とりあえずいったんここで終わりますー。続きはまた明日以降で!
※覚えている限りで書いていますが、若干ニュアンスが違うところもあるかもしれません。また、これを読んで不快に思う方がいたら申し訳ないです。でも、大事な私のプロセスなので、そのまま書いています。もし読み進めることが苦しい方がいたら、これ以上は読まないほうが良いかな、と思います。
読んでくれてありがとうございました。