【歌詞#56】キッチン/kitchen

遥か遠い昔に　誰が思いついたの？
トマトスープ　エビチリ　餃子　ぶりの照り焼き
好きな料理　増える調味料で今日も創作
音楽とちょっと似てるねって　いつか話した
過去の称賛なんて　もう無意味で
ただの自惚れで　しょうもないから
毎日　お腹は減るし　食べていくマシン
美味しいが欲しい

柔らかくなるまで煮込みましょう
味が染み込むまで冷ましましょう
常識はそうでも　間違いも存在しない
崩れたバランスは取り戻せない
そんなこともないのスキル次第
悲しいくらい
いまは全てを忘れてしまえそう


ミルクレープみたいな　甘さ眠る地層も
はちみつに漬けたレモンみたいな　ずるさも
さよなら　重いタルトタタンな愛も
腐ってしまう前に　味見したらよかった
素材を活かす料理ができても
それに似合う盛り付けもちゃんとできても
いつかは　飽きてしまうし
隠し味とか　探しちゃうから

日々の中にスパイス放り込む
フライパンの上で踊らされる
イージースウィートないま
退屈も一緒に食べよう
楽しいはいくらでも作れます
美味しいは私のパワーになる
こわいくらい

柔らかくなるまで煮込みましょう
味が染み込むまで冷ましましょう
常識はそうでも　間違いも存在しない
崩れたバランスは取り戻せない
そんなこともないのスキル次第
悲しいくらい
いまは全てを忘れてしまえそう