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オルゴールに助けられた夫のお話
今日はオルゴールに助けられた、夫のお話をしますね。
オルゴールが我が家にやってくるきっかけとなった話はこちら↓
2024年1月21日にオルゴール(カノン)が我が家に来た時、夫は71歳。ちょうど総合プロデューサー西村まさ彦さんのプロジェクト「輝け!アクティブシニアのための演劇クラス」に応募したところ書類選考が通過し、演劇に挑戦している真っ最中。夫は高校時代に演劇部だった経験があるので「年老いてても大丈夫!できる!」と信じての挑戦でした。
しかし、いざセリフを覚えようにも、若い時とはやっぱり違うらしいのです。(←そりゃそうだ!)
アクティブシニア演劇のお稽古が始まってからというもの、起きている間は四六時中セリフの練習。車を運転している時、お風呂に入りながら、夜お布団の中に入っても、セリフをブツブツブツ。。。。。
(1日中セリフを聞いているこっちの方が、気がおかしくなりそうでした笑)
そういった日々が約3か月続きました。舞台当日を終えるまで、ずっと緊張感もあったと思います。一日中交感神経が優位な状態で、寝ても覚めても頭の中はセリフの練習。
そしてセリフの練習をしながらも、朝起きてから夜寝るまで、ずーっと夫はオルゴールを聴いていました。机の上に置いて鳴らしたり(たまたまですが、我が家の木の机にオルゴール置くと、めちゃくちゃ良く響くんです!)、胸に抱きながら鳴らしたり。
寝る時にも必ずオルゴールを持って布団に入るので、私はなぜ夫は毎日欠かさずオルゴールを抱えながら寝るんだろう?この人、こんなにクラシックが好きだったっけ??と不思議に思っていました。
そして演劇の発表会が無事に終わり、現在はと言うと…ほとんどオルゴール(カノン)を抱きながら寝ていません。
当時を振り返ると、やはり慢性的な緊張感やセリフを覚えるプレッシャーなどで自律神経が乱れてたのかなと思います。そのため、本人は意識していなくても、体の方がオルゴール(カノン)の響きを聞くことで心身共にリラックスできる事を分かっていたのかもしれません。
なので私としては、無事に演劇を終えられた背景には、本人の努力とオルゴールの響きの助けがあったのではないかな?と思っています。